2008年3月発売
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ユニバーサルミュージック幻のテナー奏者、ブルックスによる人気盤。ブルージィなオリジナル曲が全編に冴えわたり、ハード・バップの神髄を思わせる。タイトル・ナンバー「トゥルー・ブルー」をはじめ、名曲が満載だ。
麻薬から立ち直ったゴードンのブルーノートにおける初吹き込み。絶好調のホレス・パーラン・トリオとハバードを従え、ハード・バップ的なテナーを朗々と響かせる。泰然自若とした風格の好盤だ。
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ユニバーサルミュージックコード弾きでなく単音によるメロディの美しさを追求したジャズ界屈指のギタリストであるグラント・グリーンが、ラテン・ジャズばかりを演奏した企画色の濃いアルバム。1、2曲目などは多くのジャズマンが好んで演奏するスタンダードだ。
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ユニバーサルミュージックソウル・フィーリングあふれるアイク・ケベックがボサ・ノヴァ・ブームの中で吹き込んだ一枚。極太テナー・サウンドとラテン・リズムとの絶妙な融合が心ゆくまで楽しめる。
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ユニバーサルミュージックジャズ・メッセンジャーズの重要なファンキー・スタイルの推進者として活躍したホレス・シルヴァーのアルバム。US3など現在の人気アーティストにも多大な影響を与えたシルヴァー節が満喫できる一枚だ。
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ユニバーサルミュージック『処女航海』と並んでハービーのブルーノート名盤とされる1968年の作品。ジャケットが示すとおりロマンティシズムあふれる内容ながら、ミッキー・ローカーやロン・カーターらによる鉄壁のリズム隊も魅力のひとつだ。
ムーティのフィラデルフィア管音楽監督時代の代表的な録音。オーマンディ時代を彷彿とさせる豊饒なサウンドと、ムーティならではの明るい陽光を浴びたかのような華麗な色彩感に彩られたレスピーギだ。
パユがベルリン・フィルから離れてソリストとして活動を始めたころの録音。気心の知れたベルリン・バロック・ゾリステンとの共演で、最新のバッハ研究を踏まえ、現代に息づくバッハ像を打ち立てている。
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ユニバーサルミュージック2曲とも、ブーニン2度目の録音で、いずれも日本でのライヴからのもの。ショパン・コンクールで優勝した時と同じオーケストラとの共演ということも話題となった。ファンタジックで緻密にコントロールされた名演が楽しめる。
チョン・キョンファが初めてブラームスを取り上げたとして、非常に話題となった録音。それまでのキョンファと違い、禁欲的ともいうべき演奏で、ブラームスと一体となり、深奥に分け入った名演となっている。
ベロフとコラールという、フランスを代表する2人のピアニストによる極上のデュオ・アルバム。交響曲など珍しい曲も含み、繊細で透明感あふれたきらきらするようなドビュッシーを聴かせてくれている。
アルゲリッチが得意とするシューマンとラヴェル。ライヴの緊迫感と高揚感に満ち、シューマンでのファンタジーの飛翔や、「夜のガスパール」での高度な技巧と絶妙な音色感など、掛け値なしの名演だ。
バッハの無伴奏チェロ組曲を“発見”し、近代チェロ奏法をはじめ、レパートリーも含めて後世に多大な影響を与えた“チェロの神様”ことカザルスの珠玉の小品集。力強く真摯な演奏に胸を打たれる。
マーラーの交響曲とも深い関係がある「子供の不思議な角笛」の名盤。当代きっての名歌手シュワルツコップとフィッシャー=ディースカウ、それに巨匠セルの指揮でマーラーの真髄に触れることができる。
若きフィッシャー=ディースカウの名唱が聴ける一枚。なかでもフルトヴェングラーとの濃密な「さすらう若人の歌」は掛け値なしの名演だ。ケンペとの緻密な演奏も素晴らしい。「リュッケルト」は円熟の名唱。
Soul Source Productionの箭内健一によるスムース・ジャズ・コンピ。インスト中心かと思いきや、R&Bやボサ・ノヴァのヴォーカル曲からのセレクション。お洒落なスポットにぴったりなナンバーがずらりと並んでいる。
鍵盤のプリンス、マキシムのベスト・アルバム。インターネットを通してファンの人気曲を募り選曲された楽曲を中心に、CD未発表曲だった「レクイエム(モーツァルト)」なども収録。彼のピアニストとしての魅力がたっぷりと詰め込まれている。
ラヴ・ソングを集めたコンピレーション・アルバム『ミッシング・ユー』シリーズのベスト・アルバム。着うたなどでも人気の高い楽曲をはじめ、永遠に色褪せないであろう名曲が満載だ。
若き日のカラヤンが戦後演奏活動を許される前に録音したウィーン・フィルとの交響曲第33番や、活動を再開した年の「フリーメーソン」での颯爽とした演奏が聴きもの。BPOとの6大交響曲は絶頂期の録音だ。