2008年9月発売
ピアノ・ソロ〜朝露の輝き〜ピアノ・ソロ〜朝露の輝き〜
2000年からライプツィヒで音楽大学教授を務める彼が、81年東京で録音したライヴ・ソロ。ビル・エヴァンスという、バイラークにとっての大きなハードルへの挑戦と、自己の世界を表現した珠玉の6曲。ピアノを完全に鳴らし切り、自分の言葉で唄わせる完成された作品。
ザ・スタンド・インズザ・スタンド・インズ
アメリカのインディ・シーンでつねに破格の評価を受けている、テキサス出身のロックバンドの5作目。多くの評論家がその才能を認めるシンガー・ソングライター、ウィル・シェフによるマテリアルが秀逸だ。説得力あるヴォーカルと渋い演奏がマッチしている。
絆道絆道
ニューヨーク帰りの沖縄のシンガー・ソングライター、三線奏者の浦崎芳郎とNY在住の女流ピアニスト、memmy lapinからなるユニットのデビュー作。沖縄ポップスだが、誠実な人柄が見えてくるようなひたむきな詩と、情緒的なメロディがジンと心に沁みる。
SEA THAT HAS BECOME KNOWNSEA THAT HAS BECOME KNOWN
大阪出身の4人組によるファースト・フル・アルバム。ヴィブラフォンやギターをフルに活かし、爽快で奔放なインストゥルメンタルを披露する。トータスらとのコラボで知られるロジャー・セイベルが前作に引き続いてマスタリングを担当しているのも話題。
アニめぐろアニめぐろ
犬神サーカス団の犬神凶子がアニソン好きということもあって、2007年のイベントでなかば冗談でやったユニットが本格始動。いまや打ち込み主流のアニソンを生バンドで真面目に完全コピーした意欲作。当然ながら歌も演奏も本格派で、これは真面目に笑うのが筋だろう!