2009年1月21日発売
90年代後半、体調不良から活動休止していた稀代のピアニストが、5年ぶりの来日を果たした2001年の伝説のパフォーマンスを収録。ピーコック、ディジョネットとの世界最高峰トリオが三位一体となり、軽やかに即興の高みを目指すスリルは、まさにジャズの醍醐味。
着うた(R)でダウンロード数が多かった人気曲を集めたコンピ盤。GReeeeN「愛唄」や青山テルマ feat.SoulJa「そばにいるね」など、2008年のヒット・ナンバーを多数収録している。
94年6月25日、ファンの間では伝説の“スージーの青春”ツアーから、川崎チッタで行なわれたライヴの貴重な発掘音源。当時の新作『幸せの鐘が?』からの5曲を軸に、代表曲を交えてのライヴは、ヒリヒリした緊張感を孕んだ激しくも鉄壁な演奏の迫力に圧倒される傑作。
発売元
ユニバーサルミュージック太いベース音で数々の歴史的レコーディングに名を連ねたポール・チェンバース。本作は、その類まれな存在感がさらに強調されるリーダー作で、ドナルド・バード以下、対するメンツも引けをとらずスウィングしている。
マイルス・バンドへの参加を経て、1964年に満を持して吹き込まれたサム・リヴァースの初リーダー・セッション。トニー・ウィリアムスら気心の知れたプレイヤーらと作り上げた、ポストバップ期の機運を漂わせる快作だ。
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ユニバーサルミュージックJ.R.モンテローズの初リーダー作で、ブルーノートに吹き込んだ唯一のレコーディング。派手さこそないが、アイラ・サリヴァンのトランペットを加えた2管クインテットとしての人気は根強いものがある。
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ユニバーサルミュージックメッセンジャーズ出身の名コンビによる名盤。60年代の『ディッピン』や『ザ・サイドワインダー』に続く一連の名演のひとつ。「スピーク・ロウ」以外はモブレーのオリジナル。初参加のウィントン・ケリーにも注目したい。
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ユニバーサルミュージック作品ごとに新しい試みを続けていたホレス・シルヴァーを象徴するような一枚。アート・ファーマーらメンバーとの息もぴったりで、いかにも好調を思わせる。粒ぞろいの楽曲はもちろんシルヴァーのオリジナルだ。
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ユニバーサルミュージックスウィング・ジャズの風味で独特の個性を醸し出していたトロンボーン奏者の、ブルーノートにおける最終録音。1959年当時のレギュラー・メンバーによる演奏は、全員の息がぴったりと合って気持ち良い。
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ユニバーサルミュージック“アス・スリー”以後のレギュラー・トリオによるブッカー・アーヴィン、グラント・グリーンを加えた異色のクインテットによる快作。意外なメンバーながら、息のあったプレイが続く。
テナー・サックスの巨匠デクスター・ゴードンによる、ブルーノート・マラソン・セッションの1枚。渡欧直前に吹き込まれた作品で、ソニー・クラークらの強力リズム・セクションを従え、ワン・ホーン・カルテットの真髄を聴かせる。
制作・出演
ジェームス・スポールディング / ジョー・ヘンダーソン / ハロルド・メイバーンJr. / ハンク・モブレー / バーナード・マッキニー / フレディ・ハバード / ホシア・テイラー / マッコイ・タイナー発売元
ユニバーサルミュージック60年代のブルーノートを代表するトランペッターの7作目。バップから新主流派まで多くの要素を消化吸収した彼が、その成果を存分に発揮した代表作。スケールの大きなプレイを聴かせる。
制作・出演
アイアート・モレイラ / ウェイン・ショーター / ウォルター・ブッカー / ジャック・デジョネット / ジョン・マクラフリン / ソニー・シャーロック / チック・コリア / ミロスラフ・ヴィトウス発売元
ユニバーサルミュージックバルビローリがもっとも得意とした作曲家のひとり、シベリウスの交響曲全集からの1枚。よく知られた第2番と最後の交響曲となった第7番の組み合わせで、バルビローリの深い愛情に支えられたシベリウスが味わえる。
制作・出演
J.S.バッハ / アカデミー室内管弦楽団 / ウィリアム・ベネット / グラハム・シーン / シーリア・ニックリン / ジョージ・ケアド / ネヴィル・マリナー / バリー・デイヴィス / マイケル・レアドフルートが主役の第2番、第2曲の「エール」(G線上のアリア)が有名な第3番、編成が大きく華やかな第4番の組み合わせ。マリナーの流麗な演奏、第2番でのベネットのフルートの美しさなど、聴きどころ満載だ。
ベルリン・フィルを指揮振りして、最晩年に収録したモーツァルトのヴァイオリンと管弦楽のための作品全集からの1枚。一番の聴きものは、協奏交響曲だ。息子イーゴリとの親子共演を果たしている。
アルバン・ベルクSQの代表的な録音であり、バルトークの弦楽四重奏曲の演奏でも最高峰に位置するもの。バルトークの語法を、完璧なまでに表現しつくしている。彼らの合奏能力の高さに圧倒される一枚だ。
ヤナーチェクの現代性と民族性を、ものの見事に引き出した名演。ヤナーチェクの独特な和声、アクセント、メロディ・ラインなどを綿密に検証し表現した、アルバン・ベルクSQにして初めて達成できる完成度の高い演奏が展開されている。
比較的珍しいギーゼキングによるメンデルスゾーンを収録。メンデルスゾーンは実はもっとも得意としていた作曲家のひとりであり、ロマンティックに流れすぎずに幾分抑制された表現が、その清新な美しさを見事に際立たせている。