2009年11月25日発売
あのカニエ・ウェストを唸らせた次世代ラッパーのデビュー作。レディー・ガガをサンプリングした「メイク・ハー・セイ」、ラタタット&MGMTと絡む「パースート・オブ・ハッピネス」など、メロディックで深い陰影を孕んだ独自の世界を展開する。既製のヒップホップとは一線を画す異端児ぶりがその音の一つひとつからビシバシと伝わってくる。
ペンシルヴァニア生まれの白人ラッパーの1作目。エミネムのような攻撃性は希薄だが、ロック・テイストを盛り込んだ秀逸なトラックと、コミカルな面も含んだ普通の白人青年による日常の出来事を綴ったライムには妙に癖になる魅力がある。バスタ・ライムスらが参加。
ザ・キンクスのヴォーカル、レイ・デイヴィスの11年ぶりとなるセルフ・カヴァー・アルバム第2弾。クラウチ・エンド・フェスティヴァル・コーラスを従え、キンクスの名曲を荘厳なサウンドで聴かせてくれる。
ジャンル
ソウルやR&B、ヒップホップ、ジャズなど、ブラック・ミュージック全般に精通し、“King of Diggin'”の異名を持つMUROのミックス・アルバム。Staxレーベルの膨大な音源の中から、彼の審美眼によって選ばれた楽曲の数々が楽しめる。
“掃き溜めに鶴”とはよく言ったもので、才能は必ずしも英才教育だけから生まれるものではないらしい。オペラからミュージカル、カンツォーネまでに朗々たるテナーを聴かせるこの男の前職は保険のセールスマン。オーディション番組出身のシンガーによるデビュー・アルバム。
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泣きたい時に聴きたいクラシックの名曲を集めたコンピ・アルバム。ベートーヴェン「月光」やショパン「別れの曲」などのほか、『羊たちの沈黙』『タイタニック』といった映画のハイライト・シーンで流れる有名曲も多数収録。
2009年6月にメジャー・デビューしたSUPER BEAVERの1stアルバム。「深呼吸」「二つの旅路」「シアワセ」の3枚のシングルも収録。身近な日常をさまざまな形に切り取った歌詞の世界観が印象的だ。
単にベストとなっているが、全編をスロウな演奏で占めるムーディなバラード集といえる仕上がり。「サマータイム」などもしっとりとメロウに演奏してしまうのがケニー・G流だ。ジョージ・ベンソン、グラディス・ナイト、バート・バカラックなどゲストも超一流揃いで華やか。
「さすらう若人の歌」第2、3曲などで強音の威力を発揮するものの、基本的には弱音を重視。かつ過度な感情表現を控えた当演奏は、全編に寂寥感が漂い、それがむしろ聴く者の耳を捕らえ感情を刺激する(「「リュッケルト詩による5つの歌曲集」」第5曲などまさに名唱)。明瞭な発音など、ゲルハーヘルらしさはいつもどおり。★
約2年半ぶり9枚目のオリジナル作。編曲にデヴィッド・キャンベルを迎え、LAで約1年かけて古き良きサントラ盤のように仕上げた。4曲が本人の作詞・作曲による新曲で、5曲は英語詞、「野バラ咲く路」は父・松本幸四郎が作詞・作曲し67年にヒットさせた曲をカヴァー。「LONG AGO//HALF SIXPENCE」は真田広之とデュエットした。
ライムスターのMummy-Dをフィーチャーした26枚目のシングル。スガ本来が持つアコースティック・ファンク/ソウル路線に、四つ打ちビートとMummy-Dによるラップが絡む大胆なアレンジになっており、スガのヴォーカルもいつになくシャープ。テレビ東京系アニメ『テガミバチ』オープニング・テーマ。
79年の篠島、日本武道館、静岡市民会館のライヴを収録した3枚組のSHM-CD再発。20年前なので、荒ぶる魂を抱えた拓郎の歌声はザラザラで若い。顔も丸い。ラストの「人間なんて」と内ジャケにある“拓郎語録”が当時の勢いをしのばせる。ツアー・バンドには鈴木茂も参加。
フォーライフ設立1周年を記念して、小室等、吉田拓郎、井上陽水、泉谷しげるというフォーク界の大御所4人が集結した1976年のクリスマス・アルバム。クリスマスの定番曲を個性的に聴かせるほか、オリジナルも収録した贅沢な一作だ。
独特の文学性と存在感のある圧倒的な歌声を持つシンガー・ソングライターの2009年11月発表のシングル。人の気持ちの強さを表現した爽快なナンバー「きみにとどけ」と、ライヴの代表曲をリアレンジした「宇宙旅行」などを収録。