2009年2月25日発売
女性ヴォーカルによる名曲の数々を集めたコンピレーション・アルバム。サラ・ブライトマンやナナ・ムスクーリ、ヴァネッサ・ウィリアムス、スウィング・アウト・シスターら時代を席巻した名曲が満載だ。
2008年、ニューオーリンズで作った本作を聴けば、ジョンが近年の諸作でジャズ・フュージョン・ギタリストから脱却し、違ったフィールドへシフト、原点回帰(?)していることをより一層強く感じるはずだ。マイルスが彼に求めた“黒さの一端”が充満した快作。ご機嫌!★
フィッシャーのデッカ移籍第1弾で、弾き振り。以前の録音では適度にロマンティックな表情をちりばめていた彼女だが、そうした過去と決別するかのようにすっきりと現代的なバッハを描いている。最近のハーンよりもいっそう辛口かもしれない。音質も最上級。
制作・出演
StefanoBarneschi / イル・ジャルディーノ・アルモニコ / エンリコ・オノフリ / ジョヴァンニ・アントニーニ / パオロ・ベスキ / ヘンデル / マルグレット・ケル / マルコ・ビアンキ / ルカ・ピアンカ制作・出演
AliciaCarroll / GraceDavidson / KatieTrethewey / エイミー・カーソン / ガブリエル・コンソート / ジョン・タヴナー / スーザン・ヘミントン・ジョーンズ / ポール・マクリーシュ / マクリーシュジョージア生まれの自作自演歌手、約2年半ぶりのアルバム。ウォルター・ベッカーらとの共作が大半を占める全曲オリジナル楽曲で、彼女らしさをより表現した本作。ジャジィなサウンドの中、適度な湿り気を帯びた柔らかな歌声が心に優しく染みてくる傑作。
70年代にヒットしたフォーク・ソングを中心に集めたコンピレーション・アルバム。チューリップ「心の旅」や、南こうせつとかぐや姫の「好きだった人」など、思わず口ずさんでしまう名曲が詰め込まれている。
ライヴ・バンドとしての本領を発揮するかのような生々しさたっぷりの「CARVE WITH THE SENSE」。1拍半フレーズのハードなブレイクのイントロからクールなヴァースへ突入する部分はゾクゾクするほどかっこいい。「FREAK OUT-second line-」はちょっとラテンっぽさを感じさせたリズム・アレンジがおもしろい。
発売元
ユニバーサルミュージック世界中で大ヒットした『スムース・ジャズ』シリーズのクラシック編。TVドラマやCMなどでおなじみの曲を中心に、気楽に聴ける楽曲を収録。ジャンルを超えた一流アーティストによる上質なコンピレーションとなっている。
ディスク1の内容からもわかるように、“20世紀”という切り口が主眼のセットで、オリジナル・タイトルも『BEST 20th CENTURY CLASSICS』。イギリス色をにじませながらも、見識あるセレクトは立派。充実したブックレット(相原穣)が、このセットの価値を高めている。
発売元
ユニバーサルミュージックブルーノート移籍第1作が話題を呼んだ、イタリアのジャズ・グループの来日公演の模様を収めたライヴ盤。ジャズの歴史で連綿と受け継がれてきたスピリットを体現するかのような、しかも現代の息吹も充満する、溌剌とした演奏。ハイ・レベルな演奏力にも注目。★
女性シンガー・ソングライター、プリシラ・アーンの名門ブルーノートからのデビュー・アルバム。心を潤す繊細な歌声と、美しく流麗なメロディが、まどろむような柔らかなムードを作っている。