2009年3月18日発売
ジュディマリのデビュー15周年を記念したトリビュート・アルバム。日本の女性アーティストに多大な影響を与えたバンドだけに、木村カエラや大塚愛など納得の人選が多いが、一方で同世代の親交の深いアーティストも参加しバラエティに花を添えている。
AKB48のチームAのエース三人によるユニットのセカンド・シングル。TVアニメ『鉄腕バーディーDECODE:02』エンディング曲の「タネ」は、軽快でキュートな恋愛応援ソング。等身大の女の子の気持ちが綴られた「Girls' talk」とともに、リズム感あふれる歌が気持ちいい。
「Untouched」が米チャートを賑わした双子のリサとジェスのオージー姉妹ユニットの、ファーストとセカンドをパッキングしたスペシャル盤。キュートなデュオをフィーチャーする一方で、ギター主体の骨っぽいロックンロールが絶妙なコントラストを描く。
「成功」は、春らしい賑やかな音色とポジティヴなリリックが爽快。さかいゆうとのコラボ「生まれてきてありがとう」は、言葉で相手を祝えるという人間らしい温かさを綴っているにも関わらず、ヴォーカルをあえて機械処理している点が面白い。曲末の台詞もニクい演出。配信先行「成功」「I Wanna Know You」「生まれてきてありがとう」は初CD化。
渋谷The Roomと代官山AIRで隔月“パーティ”を行なう野崎良太が編集したCDで、ジャズ系クロスオーヴァー・ミュージックやハウスなどがぎっちり入っている。収録曲のクレジットはびっしり書かれているが、背景が見えてくる曲解説があるとベター。
DJ、アレンジャーとして活躍する彼が、現在のジャパニーズ・ダンス・ミュージックの礎ともいうべき楽曲を選曲しミックスした作品。Jazztronik、Monday満ちるらの名曲を収録。ハウス・ミュージック・ビギナーも聴きやすい一枚。
70年代のフォーク・シーンを牽引したデュオ、ふきのとうのメンバーとしても知られる山本康世のアルバム。「白い冬」「春雷」「冬銀河」などの人気曲を、今の時代に則したサウンドで届けてくれる。
女性ヴォーカルを擁するカリフォルニアのバンドのファースト。いわゆるインディ・ロック・スタイルみたいなローファイ音楽とは一線を画して歌唱も演奏も本格派であり、いい意味で昔のアメリカのヒッピー・ミュージック風のゆるさと艶めかしさも魅力だ。