2010年1月発売
イタリアのピンキー工房は中世以来のオルガン製作の伝統を今に伝える存在で、当盤はその新作オルガンがイタリア南部の教会で完成したのを機に録音されたもの。バッハおよびバッハを模範とした後世の作曲家たちの作品を集め、変化に富んだ音色による滋味あふれる演奏を聴ける。
傑作アルバム『Heathen』(2002年)『Reality』(2003年)を続けざまにリリースし、充実した活動を繰り広げていたDavid Bowieの充実したライヴ(アイルランドはダブリンでの模様)を収録したDVD『Reality Tour』(発売中)のCDヴァージョンがいよいよリリースとなります!! しかも、今回のCD化にあたりDVDに収録されなかった曲が3曲追加収録決定! 日本でも2004年3月に東京と大阪で行なわれた、日本のファンにとっても思いで深いこの『リアリティ・ツアー』。 その他Bowie関連作品のリリース・ラッシュもあり、まさにこれからBowieが再始動を予感させる1組であることは間違いありません! Disc1 1 : "Rebel, Rebel " 2 : New Killer Star 3 : Reality 4 : Fame 5 : Cactus 6 : Sister Midnight 7 : Afraid 8 : All The Young Dudes 9 : Be My Wife 10 : The Loneliest Guy 11 : The Man Who Sold The World 12 : Fantastic Voyage 13 : Hallo Spaceboy 14 : Sunday 15 : Under Pressure 16 : Life On Mars 17 : Battle For Britain (The Letter) Disc2 1 : Ashes To Ashes 2 : The Motel 3 : Loving The Alien 4 : Never Get Old 5 : Changes 6 : I'm Afraid Of Americans 7 : Heroes 8 : Bring Me The Disco King 9 : Slip Away 10 : Heaven (The Rays) 11 : Five Years 12 : Hang On To Yourself 13 : Ziggy Stardust 14 : Fall Dog Bombs The Moon 15 : Breaking Glass 16 : China Girl Powered by HMV
ヘルツォーゲンベルク:弦楽四重奏曲作品18、弦楽五重奏曲 ミンゲット四重奏団によるヘルツォーゲンベルク(1843-1900)室内楽作品集の第2集です。ここに収録された2曲は、どちらも彼の対位法の技術が存分に発揮された興味深い作品です。1893年に作曲された弦楽五重奏曲は当時の評論家に「最も重要な室内楽作品が書かれた」とまで高く評価されたもの。これを作曲したとき、彼は愛妻エリザベスの死に直面、一時的に仕事への意欲を失ってしまいましたが、見事に復帰。その悲しみと妻への限りない愛情を曲に込めたのだそうです。かたや弦楽四重奏曲は若きヘルツォーゲンベルクの意欲的な作品で、とりわけアンダンテ楽章は素晴らしいメロディで満たされています。(ナクソス) 【収録情報】 ヘルツォーゲンベルク: ・弦楽五重奏曲 Op.77 ・弦楽四重奏曲 Op.18 ミンゲット四重奏団 ペーター・ランガートナー(ヴィオラ) 録音時期:2005年、2008年 録音方式:デジタル(セッション) Powered by HMV
シェルデルプ:交響曲第2番『ノルウェイに』 ノルウェイの忘れられた作曲家、ゲルハルト・シェルデルプ(1859-1923)の作品です。彼はノルウェー最南端の都市、クリスチャンサンに生まれ、19歳の時パリに出て、ショパンの親友として知られるフランショームにチェロ、サヴァールとマスネに作曲を学びました。以降ドイツで活動しますが、1887年カールスルーエで上演された『ニーベルングの指環』を観てから、歌劇と楽劇の仕事に力を入れるようになります。彼の実の妹ハンカは、「日本の声楽の母」と呼ばれる声楽家で1909年に来日し、東京音楽学校(東京芸術大学の前身)で声楽の指導に当たった事で知られます。 交響曲第2番『ノルウェイ』は1924年に書かれた、イプセンの戯曲を元にした壮大な作品です。ひとつのモティーフを徹底的に追求し、凝った楽器法を与えられた響きには感嘆するばかりです。(ナクソス) 【収録情報】 ・シェルデルプ:交響曲第2番『ノルウェイに』 トロンハイム交響楽団 エイヴィンド・アドランド(指揮) 録音時期:2007年 録音方式:デジタル(セッション) Powered by HMV
2005年にデビューしたシンガー・ソングライターが、移籍後初アルバム、配信限定シングルを経てリリースする、新たにヴォーカリストとしての振れ幅を広げた一枚。心の痛みを受け止めるような感動的なバラード「ヒリヒリ」、せつなさと温かさが交差する「Ring」と、甘く繊細な歌声を堪能させる。
99年結成の5人組ロック・バンド、東京60WATTSによる4枚目のアルバム。甘酸っぱくセンチメンタルなメロディと爽やかなヴォーカル、それにグルーヴィなバンド・サウンドによって、質の高いシティ・ポップス的なアルバムに仕上がっている。ラストの一発録り的なライヴ感も痛快。
クロードが好きなスタンダード・ソングを集めた作品。もともとバド・パウエル色の強いピアニストであったが、今作ではその影響を脱したスウィンギィかつ叙情的なピアノを聴くことができる。アーティスティックな感性が押し出された印象派ピアノ。好調だった90年の録音。
アート・ペッパーやリー・コニッツとの共演で知られるマーシュだが、今ひとつ知名度は低い。しかし、本国では多くのファンを持ち、日本でも一目置かれる存在ではあった。このアルバムは88年の作品、ピアノに代えてギターでのカルテット編成。シンプルなマーシュ円熟のプレイを聴き込んだ。
アル・ヘイグが1953年1月11日にジャズ・クラブ“クレフ”で行なった貴重なセッション。その全貌が2枚に分散収録された。音源はボブ・アンドリュースの私家録音。コニッツ、カミューカなどスターがゲスト参加しており、ファンなら一聴せざるを得ないだろう。
トゥループは「ルート66」の作曲者としてあまりにも有名、晩年は俳優としても活躍。このアルバムは彼のピアノ・ソロ、ベースとのデュオ、そしてラストでは彼の渋い声での弾き語りも収録した作品集である。世界初リリース。6曲が並ぶソロではタイトルをイメージして聴くと明確に情景が浮かび楽しい。