2010年3月24日発売
2010年6〜7月に開催の「2010 FIFAワールドカップ」に出場の全32ヵ国の国歌をコンプリート。試合直前のスタジアムを彩るナショナル・アンセムの数々で、聴きこんで選手とともに歌うもよし、ボルテージを上げるにもよし。
2010年3月発表のシングル。戦国パチンコのシリーズ、ニューギン“CR花の慶次”最新機“CR花の慶次〜愛”のテーマ曲で、パワフルな歌唱力と熱い男気がビンビン伝わってくる。
音速の貴公子と呼ばれるトミー・ヨハンソン率いるというか、実質ワンマン・バンドのレイン・エクシードの3枚目。メタルとオーケストレーションのドラマティックな融合は本作でも健在で、メロディアスなサビは一緒に歌ってしまう。「インヴィンシブル」はイントロから早弾きがサク裂し、聴く者を昇天させる。
マドンナやコールドプレイなどのリミックスを手がけたことで名をあげたクリエイターが、複数のヴォーカリストを迎えて作り上げた一枚。多くの曲で歌うリッシーのほか、サマンサ・ジェームス、アンジェラ・マクルスキー、ナタリー・ウォーカーらが参加。垢抜けないダンス・ポップだが聴きやすい。
フランク・ブラックから再びピクシーズ時代の名前に戻してのソロ通算15作目。フランク名時代はアーシーで地味シブな作品が多かったが、今回はピクシーズのフロントマンのソロ作にふさわしい作風なのが改名した理由かもしれない。彼らしい歌メロのざっくりしたサウンドのロック作品なのが嬉しい。
石川さゆりの2010年初となるシングルは、心に沁みる演歌。人生、生活、幸せ。誰もが考える3つのキーワードをテーマに歌う楽曲で、作詞は吉岡治、作曲を岡千秋が担当。笑いあり涙ありの一生を切々と歌いかける。
元SIAM SHADEのDAITA率いるハード・ロック・バンドの2作目。打ち込みやサンプリングを導入したシャープでスピード感あふれるハード・ロック・サウンドに乗せ、キャッチーな歌メロとギター・ソロをたっぷり聴かせてくれる。もし彼らを知らないB'zファンがいたらお薦め。
制作・出演
RaphaelChrist / クラウディオ・アバド / スイス放送合唱団 / ペルゴレージ / モーツァルト管弦楽団 / ユリア・クライター / ラヘル・ハルニッシュ / ルーチョ・ガッロ / ローザ・ボヴペルゴレージ生誕300年に向けてのアバドによるペルゴレージ・プロジェクトの最終巻。2曲の宗教曲と1曲の世俗カンタータという珍しい選曲である。ペルゴレージの静謐な美とドラマティックな美がある。そしてアバドが見事だ。バロック、古典、ロマン派それぞれの美を絶妙に表出している。★
制作・出演
AK-69 / DJDOPEMANfeat.Kji,Cray-G / DJDOPEMANfeat.拳太ofJ-Gren / DJRYUUKI / DS455 / FILLMORE / OZROSAURUS / S.S.G発売元
ユニバーサルミュージックジャンル
ジャパニーズ・ウェッサイ・シーン最高峰の人気DJ、FILLMOREによるユニバーサル第1弾ミックス作。交流のあるDS455やAK69らをフィーチャーした楽曲などを収録。フロアをクールに熱く盛り上げるさすがの仕上がりだ。
当時39歳のゲルギエフが、マリインスキー劇場管と初めて行なったラフマニノフ交響曲の録音を収録したアルバム。ロシア的情緒を希薄にし、清新なロマンティシズムと抒情美を構築している。
「悲愴」は、2種あるゲルギエフの録音のうち最初に録られたもの。「悲愴」というタイトルに表された文学的表現を追求したかのような、濃密なロマンティシズムに彩られた熱演で話題になった。「ロメオ」も同様に濃密さが際立った演奏だ。
二つのオーケストラによる合同演奏ということで大きな話題を呼んだ録音だ。ゲルギエフの主張する“戦争交響曲”の中核をなす作品で、質・量ともにスケールの大きな、燃焼度の高い演奏が展開する。
ドレスデン・シュターツカペレと行なった、デイヴィス初のベートーヴェン交響曲全集からの一枚。この2曲は、極めてオーソドックスで細部と全体とのバランスがよく、完成度の高いベートーヴェンとして評価が高かった。
デイヴィスが、ドレスデン・シュターツカペレと組んで完成させた、初のベートーヴェン交響曲全集からの一枚。ドレスデンならではの音色を最大限に引き出し、オーソドックスに堂々としたベートーヴェンを作り上げている。
音楽を熟知しているC.デイヴィスならではの「田園」。ドレスデン国立管とデイヴィスとの相性は抜群で、デイヴィスの意図を細大漏らさず音と化している。オーソドックスで悠々とした美しいベートーヴェンだ。
制作・出演
サー・コリン・デイヴィス / シャロン・スウィート / ドレスデン・シュターツカペルレ / ドレスデン国立歌劇場合唱団 / ハンス=ディーター・プフリュガー / フランツ・グルントヘーバー / ベートーヴェン / ポール・フライ / ヤドヴィガ・ラッペドレスデン・シュターツカペレから名誉指揮者の称号を贈られているデイヴィスが、彼らと完成させたベートーヴェン交響曲全集からの一枚。オーケストラの特徴を十全に引き出した、完成度の高い演奏を聴かせている。