2010年5月12日発売
有望な若手と言われていたこのバンドも、すでに5作目。メタルコアを代表するバンドとなった。しかも今回、彼らの持ち味であり武器でもあるキレのあるアグレッションはそのままに、ツイン・ギターによるメロディの充実ぶりが素晴らしい。ただの勢いに終わらず、印象に残る曲ばかり。
3ピース・ロック・バンドのサード・シングル。ポリス系の空間を活かしたアンサンブルからは演奏技量の高レベルさがうかがい知れる。Mummy-Dのラップが華を添える「願い」は声質やコード感もひっくるめて、とんでもなくソウルフルな名曲。リミックスで音をいじられても変色しないしなやかさも凄い。★
メルヘンチックな個性を持つシンガー・ソングライターの3枚目で、自身のイラストによる絵本付き。谷山浩子あたりを思わせる、ファンタジックな童謡っぽい曲がメインでありつつ、後半になると箏や弦楽器を効果的に使った神秘的な曲が連発。ポップと実験性が程良く同居した意欲作。
美少女が絶叫する日本産スクリーモ系として話題にもなったDAZZLE VISIONの通算4作目。アメリカでのデビュー作でもある。意欲作であるのは、より洗練されたアレンジと曲調の幅広さにも表われている。以前よりポップ面は強めだ。曲ごとに切り替わるMaikoの唱法にも磨きが掛かった。
サッカー日本代表のサポーター集団、ULTRASによる応援アルバムの2010年ヴァージョン。サッカー・ファン、芸人ファン、音楽ファンがそれぞれに楽しめるダンス・ミュージック。参加メンバーもさりげなく豪華。よしもとジャパンの歌う「元気ニッポン!」は、沸点の低いニッポン応援歌。
アニメ、ゲーム、映画とマルチに活躍する作曲家・梶浦由記を中心としたプロジェクトによる2008〜2010年までのライヴ音源からセレクトされた30曲入りのライヴ・ベスト。複数の女性ヴォーカルが織りなすハーモニーに心洗われる思い。でも、こういうのはやはり“絵”付きで見たかった気も。
女性を配するパワー・トリオ・バンドのセカンド・ミニ。冒頭の高速BPMの「Notebook」から、ハイ・テンションなサウンドに圧倒。勢いだけでなく、「Notebook」の泣きのギター・ソロやオクターブのハーモニー、三人の声が見事に絡み合った「Beginning」など、練りこまれたサウンドは他のバンドとは一線を画する。
最高の音で楽しむために!
EXIT LINEと雑誌『S Cawaii!!』とのコラボCD。Juliet「ハルラブ2」、KG feat.MAY'S「With You〜君といつまでも〜」など、ギャルに人気のナンバーを多数収録したオムニバス盤。若槻千夏のジャケットが目印。
2010年5月12日リリースの2010年第2弾、通算13枚目のシングル。同年5月公開の成海璃子主演映画『書道ガールズ!! わたしたちの甲子園』主題歌に決定したタイトル・ナンバー「大切」と、カップリングに「キラキラ」を収録。 ⇒ジャケット違い&DVD付きの初回限定盤はこちら ⇒ファンキーモンキーベイビーズのディスコグラフィをチェック! ⇒『大切』のダウンロード版はコチラ!
カナダ出身のセリーとアメリカ出身のエミリーが日本で出会って結成した男女デュオの、ポップで幻想的な浮遊感が楽しめるファースト・アルバム。収録曲は7曲が英語、3曲が日本語という割合だが、後者においてもエミリーの発音を含め、まったく違和感のない自然な流れがある。
79年のシングル「若葉が萌える頃」や80年のアルバム『オリンポスの果実』収録曲「発熱」から2007年のアルバム『イーハトーヴタイム』に収められた「夢の途上」など既発表11曲の再録音+新曲「遠野物語 第二章〜手紙〜」の全12曲を収録したベスト。どの曲も古さを感じさせず、今も時代の渦の中で揺れる青春の心の内を描き出している。