2019年9月20日発売
制作・出演
Obongjayar / オスカー・ジェローム / ジェームス・モリソン / ジョージア・アン・マルドロウ / ジョー・アーモン・ジョーンズ / ディラン・ジョーンズ / ヌビア・ガルシア / モーゼス・ボイドマイケル・シェンカー・フェストのセカンド・アルバムが早くも登場!神による鬼気迫るプレイ。4大ヴォーカリストの絶唱。 さらにはレインボーやDESTINIAで活躍するロニー・ロメロがゲスト参加。HR/HMのアルバムに、これ以上何を求めようか。 テッド・マッケンナ急逝の悲しみを乗り越え完成させた感動作。 日本盤のみLOUD PARK 17から「アソート・アタック」「ドクター・ドクター」のライヴ・テイク、さらにはLOUDNESS高崎晃がゲスト参加した 「ザ・ビースト・イン・ザ・シャドウズ」をボーナス収録。東西ギター・ヒーローが激突する究極のギター・ソロ・バトルを聴き逃すな! ゲイリー・バーデン、グラハム・ボネット、ロビン・マッコーリー、ドゥギー・ホワイト。 MSG、そしてテンプル・オブ・ロックのヴォーカリストたちが集結したマイケル・シェンカー・フェストは、 まさにマイケル・シェンカーという類まれなるアーティストの集大成だ。ライヴ・プロジェクトとして始動したが、 18年には『レザレクション』でアルバム・デビュー。大きな話題となったのも記憶に新しい。 16年8月、LOUD PARK 2017のヘッドライナー、そして昨年9月と、すでに3回の来日を果たしている彼らの雄姿は、多くのファンの目に焼き付いていることだろう。 そしてこのたび、早くもセカンド・アルバム、『レヴェレイション』がリリースされることとなった。デビュー作から1年ちょっと。 その創作意欲には脱帽するしかない。 今回のコンセプトはマイケルの身に起こったこと、そして現在起こっていること。 つまり、彼の人生そのものについて。アルバム・タイトルの「レヴェレイション」とは、「啓示」の意。すなわち、「神あるいは超越的存在が、 人間の力では認識できない秘密を示すこと」である。生ける神であるマイケルのアルバム・タイトルとして、これほどふさわしいものが他にあろうか。 実際、『レヴェレイション』は神の啓示以外の何ものでもない。「全シンガーからの素晴らしいインプットのおかげで、さらに良い作品になったよ。 これ以上はないというくらいにね」というマイケルの発言からも、その仕上がりへの絶対の自信がうかがえる。「曲はエネルギーに溢れていてメロディック。 シンガーたちの魂の歌唱が聞ける」という彼の言葉に偽りはない。 本アルバムの製作中、マイケル・シェンカー・フェストは悲劇に見舞われている。 今年1月、ドラマーのテッド・マッケンナが急逝。『レヴェレイション』は、そんな悲しみを乗り越えて作られたアルバムでもある。 テッドの遺志を継いでいるのは、サイモン・フィリップスとボド・ショプフの2名。前者はマイケル・シェンカー・グループのデビュー・アルバムに、 後者は『パーフェクト・タイミング』や『セイヴ・ユアセルフ』に参加した、いずれもマイケルと縁の深いドラマーである。 本アルバムでは主にサイモンがプレイしている。 今回は、4人のヴォーカリストに加え、レインボーや若井望率いるDESTINIAで活躍するロニー・ロメロもゲスト参加。 そして、本作の目玉とも言えるのが、LOUDNESSの高崎晃がゲスト参加した日本盤限定ボーナストラック「ザ・ビースト・イン・ザ・シャドウズ」だ。 東西のギター・ヒーローがソロ・バトルは繰り広げるのだから、HR/HM史上に残る事件である。 世界中のHR/HMフリーク達が、血眼になって日本盤を探し求めること間違いなし。 日本盤のみのボーナストラックとして、LOUD PARK 17で収録されたライヴ・トラック2曲も収録。 明るくポップなものからハードなロック・チューン、そしてもちろんお家芸の哀愁たっぷりのメロディ、ハーモニーあふれる美しいナンバー。 名ヴォーカリストたちによる絶唱。マイケルの魂あふれるプレイ。『レヴェレイション』は、ファンが求めるものをすべて持ち合わせた傑作に仕上がっている。 HR/HMのアルバムに、これ以上何を求めようか。HR/HMファンならば、これを聞き逃す手はない。 【メンバー/予定】 マイケル・シェンカー (ギター) ゲイリー・バーデン (ヴォーカル) グラハム・ボネット (ヴォーカル) ロビン・マッコーリー (ヴォーカル) ドゥギー・ホワイト (ヴォーカル) クリス・グレン (ベース) サイモン・フィリップス (ドラムス) ボド・ショプフ (ドラムス) スティーヴ・マン (ギター/キーボード) ロニー・ロメロ (ヴォーカル/レインボー, DESTINIA)
現ARCH ENEMYの女性シンガー、アリッサ・ホワイトーグルーズを輩出したカナダのエクストリーム・メタル・バンド、ジ・アゴニスト。 メタルコアを基盤にプログレ、ジャズ、クラシック音楽の要素を盛り込んだ独自のサウンドを進化させたニュー・アルバムをリリース! 現ARCH ENEMYの女性シンガー、アリッサ・ホワイトーグルーズが在籍していたことでも知られるカナダはケベック州モントリオール出身のジ・アゴニスト。 このバンドは、2004年にアリッサ、ダニー・マリノ[g]、クリス・ケルズ[b,vo]の3人によって結成されている。 ちなみにダニーは、MAHOGANY RUSHのリーダーとしても知られるギター・ヒーロー、フランク・マリノの甥だ。 当初はTHE TEMPESTというバンド名だったが、『Century Media』と契約してワールドワイドでデビュー・アルバムをリリースするにあたって そのバンド名は余りにもありきたりであると考え、また同名のバンドがいたこともあってジ・アゴニストに改名している。 そのデビュー・アルバム「ONCE ONLY IMAGINED」は、2007年にリリースされている。この時点でサイモン・マッケイ[ds]が加入していたが、 タイミングの関係上、アルバムではゲストを起用している。さておき、ヘヴィでアグレッシヴでブルータルで、なおかつメロディックでキャッチーで コマーシャルなサウンドはここ日本でも高く評価された。スクリームとクリーンを完璧に使い分ける表現力豊かなアリッサのヴォーカルも大きな魅力だった。 2009年には2nd「LULLABIES FOR THE DORMANT MIND」をリリース。前作を進化させた内容で、PV化された“Thank You, Pain”はこのバンドの代表曲になった。 2010年2月にはHEAD PHONES PRESIDENTを従えての初来日公演が実現。この時はセカンド・ギタリストとして、CRYPTOPSYのメンバーでもあり、 1st、2ndのプロデューサーでもあるクリスチャン・ドナルドソンが同行した。2012年には正式なセカンド・ギタリストとしてパスカル・ジョビンを迎えた 5人編成による3rd「PRISONERS」をリリース。同年11月には二度目の来日公演が実現した。サポートを務めたのはALDIOUSだった。 そして、2014年。アリッサがアンジェラ・ゴソウの後任としてARCH ENEMYに移籍する。この時起こったことは、アリッサにとってもジ・アゴニストにとっても 苦い思い出でしかないだろう。アリッサは「2つのバンドを並行してやろうと思っていたのに、(ジ・アゴニストの)他のメンバーにその機会を奪われた。 追い出された」と辛辣な言葉を浴びせた。アリッサの気持もよく判る。フェイヴァリット・バンドの1つであるARCH ENEMYから声が掛かったのだから受けない手はないし、 2つのバンドを並行してやっていこうと考えていたのも事実だ。しかし、アリッサのARCH ENEMY加入を「WAR ETERNAL」(アリッサ加入後のARCH ENEMYの第一弾。 2014年リリース)の完成後に間接的に聞かされたという他のジ・アゴニストのメンバーの気持も判る。彼らが「このまま続けたらフルタイム・バンドとしての ジ・アゴニストはもうおしまいだ。ARCH ENEMYのシンガーのサイド・プロジェクトになってしまう」と危機感を抱いたのも判る。 ジ・アゴニストよりもARCH ENEMYの方がビッグなのだから、アリッサがそちらを優先して動くことはある意味当然だった。 ダニーがヴィッキー・サラキス、ギリシャ人の両親を持つシカゴ出身のこの女性シンガーの存在を知ったのは、インターネットの動画サイトで、だった。 彼女はIRON MAIDENやNEVERMORE、NIGHTWISHの曲の他、“Thank You, Pain”を歌っていた。ダニーは早速コンタクトを取るが、最初は「アリッサが辞めるので、 ジ・アゴニストのオーディションを受けてみないか?」ではなく「別プロジェクトをやろうと思っているので、君のことをもっと知りたい」と言ったそうだ。 ジ・アゴニストとARCH ENEMYはどちらも『Century Media』の所属で、レーベルを介して「しかるべき時が来るまでどちらも何も言わない」という取り決めをしていたためだ。 そして、音を合わせたり話をしたりしているうちに“相思相愛”になっていき、“しかるべき時”が来るとジ・アゴニストはヴィッキーに正式に加入をオファーする。 アリッサのARCH ENEMY加入とヴィッキーのジ・アゴニスト加入の発表はほぼ同時期だった。 ヴィッキーを迎えた新体制による4th「EYE OF PROVIDENCE」は2015年にリリースされた。音楽的に大きな変化はなく、 ヴィッキーもアリッサと遜色のないヴォーカルを聴かせた。スクリームを本格的に始めたのがジ・アゴニストに入る約1年半前だったというのが信じられないくらいに。 2016年には、『Napalm Records』に移籍して5th「ファイヴ」をリリース。2018年8月には、三度目の来日公演が実現した。 この時はCELLAR DARLINGとのダブル・ヘッドライナーで、他にもゲスト・バンドが出演した。 そして、ここに6thアルバム「オーファンズ」がリリースされた。メタルコアのヘヴィネスとアグレッションを基盤にしながらプログレ由来のテクニカルな展開、 さらにはジャズやクラシック音楽の要素を盛り込んだサウンドは健在だ。ヴィッキー加入後に増えたオーセンティックなHM/HR色の強い曲もある。 さらなる飛躍が期待出来るアルバムだ。 【メンバー】 ヴィッキー・サラキス (ヴォーカル) ダニー・マリノ (ギター) クリス・ケルズ (ベース) サイモン・マッケイ (ドラムス) パスカル・ジョビン (ギター)