小説むすび

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新発売の小説

【POD】夢みたものは 第6号【POD】夢みたものは 第6号

立原道造の詩「夢みたものは」から名付けられた総合誌の第6号。 テーマはクリスマス。 幅広く活躍中の作家28人による詩、短歌、短編小説、エッセイ、イラスト、写真……100頁。 クリスマス…グラスクーゲルの如く煌めく作品に浸りながら、あたたかく、ゆったりとお過ごしになってはいかがでしょうか。 プレゼントにも最適です。 目次より 「一度きり」 「冬の花」「夢里」「祖父の話」「Silent Night」「釣りっ子由日ちゃん『クリスマスフィッシュ』」「釣りでつかんだ大きな夢」「最高のクリスマス」「雪降る夜」「ほんとに欲しいもの」「賞味期限切れ」「雪へ贈る」「秘密のおまじない」「青い空から降りる雪」「誰かがずっと願ってる」「夜声八町」「石油ストーブとクリスマス」「クリスマスの朝に」「冬あらばこそ」「誰もが迎える日」「すきま風」「SNOW FLY」「天使は舞い降りる」「冬、幸せ。」「イルミネーション」「私色」「キャットクリスマスアンドウォーター」「レッドキャットクリスマス」「クリスマスの日に」「売る女」「Spiral Lovers」「私のクリスマスの一冊」「心眼」「ヒヤシンスハウスの窓から」「冬の向日葵」「十二月のひとりごと」「聖夜」「クリスマスの思い出と共に」 新しく「ヒヤシンスハウスの窓から」がスタートします。 第一回は詩・うめだけんさく氏、画・すずむらみのる氏の「詩画集」の評を掲載。立原道造の別荘「ヒヤシンスハウス」の窓を通して見つめていきたい風景を描いていきます。 また、今回は初めて同人間においてコラボ作品が生まれました。 ゆめみたもののあたたかい交流もご期待ください。 様々な夢のかたちをお楽しみください。 あらゆる芸術の分野を越え、共に、心豊かな各々の夢の結実を願い、「夢みたものは」羽ばたきます。 夢みたものは すべてここにあります。 作品が抱くきらきらした小さな夢のかけらが、多くの読者の心にとまり、夢の支えとなりますように。元気と笑顔をもたらすことができますように…。 Merry Christmas.

マーダーミステリー・オブ・ザ・デッドマーダーミステリー・オブ・ザ・デッド

ゾンビウイルスが、世界を変えたーー。   突如として発生したパンデミックにより文明は崩壊。わずかな生存者が暮らすショッピングモールに連れてこられた「私」は、なんと記憶を失っていた。  「私」とともに発見された白衣の男は、「抗体が見つかった」「希望を、安全圏へ」と告げたのちに、何者かに殺害されてしまう。 各地で続発する「ゾンビ信奉者」たちによる襲撃事件。謎の絞殺魔の噂。失踪した生存者。夜な夜なモール中に響き渡る謎の歌声……。殺人犯はだれなのか? 不可解なできごとの真相は? そして、「私」はいったい何者なのか……?  TVアニメ化も果たしたMPB(ミステリー・パーティ・イン・ザ・ボックス)シリーズの名作、『マーダーミステリー・オブ・ザ・デッド』の小説版が登場!  原作の基本的なストーリーはそのままに、群像劇として展開するマーダーミステリーを「一本道の物語」として再構築。「調査」「議論」「投票」など、原作ならではの要素も存分に堪能できる。原作ファンはもちろん、未プレイだけれども原作の魅力を肌で感じたい、マーダーミステリーの雰囲気を味わってみたいという方にもおすすめ。  マーダーミステリーならではの不安感と緊張感、そして快感をぜひご堪能ください。

大山廃寺(国史跡・小牧市)伝説の謎を解く 「天下三不如意 白河法皇の夢の跡」大山廃寺(国史跡・小牧市)伝説の謎を解く 「天下三不如意 白河法皇の夢の跡」

現愛知県小牧市の東北部に天川山の中腹にある国史跡の大山廃寺跡は、遺跡調査で白鳳時代の瓦が出土している。 ときは江戸時代、僧侶の臥雲と隠居の也有が、幻の大山廃寺の謎に挑む尾張郷土史ミステリー。 宝暦年間、尾張国小牧山近くの玉林寺の庫裏に、小牧の和尚胡蘆坊臥雲と「鶉衣」を書いた名古屋の横井也有がいた。 二人は郷土に伝わる幻の大山廃寺の謎を探り、解明していく。 天川山から尾張白山にかけては墳墓の山といわれるほど古墳が沢山ある。古墳以外に何もない田舎の村に、当時朝廷の屋根が藁拭きの時代に、瓦拭きの大きな寺が出来た。それが平安時代になると無人寺に落ちぶれた。しかし、平安後期には全盛期を迎え、「西の延暦寺、東の大山寺」と呼ばれる巨寺になった。そこには白河法皇の天下三不如意の山法師対策があった。ところが、栄華も長く続かず、仁平二年(一一五二年)、天台宗の山門と寺門の確執により寺は焼き討ちに遭い全焼、和尚と稚児二人が焼死した。 大山寺の創建時の謎、全盛期の謎、そして何故焼き討ちされたのか。分からないことばかリの為に、幻といわれる伝説が生まれ、語り継がれてきた。

チャーチ・レディの秘密の生活チャーチ・レディの秘密の生活

甘く、切ない彼女たちの“秘密”。全米図書賞最終候補、ペン/フォークナー賞受賞、最注目アフリカ系アメリカ人作家による初短篇集。 毎週月曜に訪れる愛人の牧師のため母はピーチ・コブラーを作り、オリヴィアは彼を神と信じる。牧師夫人に恋焦がれる少女ジャエルとその日記を盗み読む曾祖母。母を献身的に介護するも名前を呼ばれない娘──自らの欲望に従うこと、教会、母娘の葛藤を親密に描き、全米を魅了した4世代・9つの彼女たちの物語。解説=小澤英実・榎本空 【原著】Deesha Philyaw, The Secret Lives of Church Ladies(West Virginia University Press, 2020) ユーラ  EULA ノット=ダニエルーーダニエルではない男  NOT-DANIEL ディア・シスター  DEAR SISTER ピーチ・コブラー  PEACH COBBLER 降雪  SNOWFALL 物理学者との愛し合いかた  HOW TO MAKE LOVE TO A PHYSICIST ジャエル  JAEL 既婚クリスチャン男性のための手引き書  INSTRUCTIONS FOR MARRIED CHRISTIAN HUSBANDS エディ・リヴァートがやって来る時  WHEN EDDIE LEVERT COMES 謝辞 解説 ハガルの娘たち(榎本 空) 彼女たちの欲望、その名づけえぬもの(小澤英実)

児童文芸2024-2025年冬号児童文芸2024-2025年冬号

子供たちの大好きな秋の季節を表した児童文芸の特集号です。 児童文芸家協会の発行している季刊誌です。 発表:第三十四回 ひろすけ童話賞発表 児童文芸家協会会長の年頭所感 特集は「特集 児童文学塾 エンタメ入門 【座談会】石崎洋司 神戸遥真 天川栄人/  【創作方法論 私のエンタメアプローチ術】  秋木 真 緑川聖司 近江屋一朗 萩原弓佳 高杉六花/ 【寄稿/こんなエンタメを求めています】   島岡理恵子 下門祐子/ 【私はこうしてデビューしました】もえぎ桃/ 【実作! エンタメ作品〈メイキング付き〉】宮下恵茉 針とら  《巻頭カラー》写詩N館 詩・星野良一 写真・田中風馬 / 絵から生まれる物語 7「くるりんぱ!」   絵・ミヤザーナツ 文・ますだまみ 8「ピノとドレミファ」絵・白石佳子 文・伊東未夜 /  リレー創作 第四話「お伊勢さんで」  文・ひまが京子 絵・大崎メグミ  《連載創作》ナンジャモンジャの木の丘で 最終回 作・いけだけい 絵・はやしますみ /  わたしたちの居場所 最終回 作・もりなつこ 絵・おかもと香織  《連載》詩の泉 織江りょう 山下美樹 /  if•••? すず きみえ 別司芳子 /  この本 どうやって生まれたの? 4 志津栄子 酒井友里  /  新エッセイの森  佐藤智子 村岡りな /  BOOKLAND(新刊紹介) /  再録 続・児童文学の方法 川村たかし /  教えて! 著作権のこと4 藤岡希美  童話の小箱 井上堅太郎  《投稿》童話の小箱 井上堅太郎 / 詩と童謡の部屋  紫宸梨華 木下美樹枝 網野 秋 .他 発表:第三十四回 ひろすけ童話賞発表 児童文芸家協会会長の年頭所感 特集は「特集 児童文学塾 エンタメ入門 【座談会】石崎洋司 神戸遥真 天川栄人/  【創作方法論 私のエンタメアプローチ術】  秋木 真 緑川聖司 近江屋一朗 萩原弓佳 高杉六花/ 【寄稿/こんなエンタメを求めています】   島岡理恵子 下門祐子/ 【私はこうしてデビューしました】もえぎ桃/ 【実作! エンタメ作品〈メイキング付き〉】宮下恵茉 針とら  《巻頭カラー》写詩N館 詩・星野良一 写真・田中風馬 / 絵から生まれる物語 7「くるりんぱ!」   絵・ミヤザーナツ 文・ますだまみ 8「ピノとドレミファ」絵・白石佳子 文・伊東未夜 /  リレー創作 第四話「お伊勢さんで」  文・ひまが京子 絵・大崎メグミ  《連載創作》ナンジャモンジャの木の丘で 最終回 作・いけだけい 絵・はやしますみ /  わたしたちの居場所 最終回 作・もりなつこ 絵・おかもと香織  《連載》詩の泉 織江りょう 山下美樹 /  if•••? すず きみえ 別司芳子 /  この本 どうやって生まれたの? 4 志津栄子 酒井友里  /  新エッセイの森  佐藤智子 村岡りな /  BOOKLAND(新刊紹介) /  再録 続・児童文学の方法 川村たかし /  教えて! 著作権のこと4 藤岡希美  童話の小箱 井上堅太郎  《投稿》童話の小箱 井上堅太郎 / 詩と童謡の部屋  紫宸梨華 木下美樹枝 網野 秋 .他

怪と幽 vol.018 2025年1月怪と幽 vol.018 2025年1月

特集は「幽玄鉄道」。鉄道好き作家・有栖川有栖との旅企画、一穂ミチによる新作怪談、澤村伊智×田辺青蛙の探訪企画など。連載も「怪と幽」でしか読めない豪華執筆陣。お化けを愉しみ、お化けを読むなら「怪と幽」! === 特集  幽玄鉄道 「いま・ここ」から別の地へと、我々を運び、繋いでくれる鉄道。それはともすれば、異界との幽玄なる接続口。鉄道は、日常生活から私たちを解き放ち、異なる世界に誘ってくれる装置であり、未知なる文化や存在を運んでくるものでもある。沿線の土地と密接に結びついた旅情や郷愁も味わい深い。そして、日常のなかの鉄道であっても、その運行は人のいのちを預かる仕事。数多くの人生を乗せて今日も列車は走っているのだ。いのちが行き交う所では、怪しい話もまた生まれる。この世とあの世の架け橋となるような、幽玄なる鉄道世界の旅へ、いざ、出発進行! 【ルポ&エッセイ】有栖川有栖 【新作怪談】一穂ミチ 【ルポ】澤村伊智×田辺青蛙 【インタビュー】三上 延 【寄稿】伊藤龍平 【駅ガイド】村上健司 【対談】竹本勝紀×登龍亭獅鉄 【ブックガイド】千街晶之 【名作怪談】江戸川乱歩 + 【グラビア】霧にむせぶトンネル駅 ●表紙 えちごトキめき鉄道「雪月花」 特集のほか、連載など多数! 【小説】京極夏彦、有栖川有栖、澤村伊智、堀井拓馬 【漫画】諸星大二郎、高橋葉介、押切蓮介 【論考・エッセイ】東 雅夫 【怪談実話】ひびきはじめ、煙鳥、松永瑞香 【グラビア】玉川麻衣、芳賀日出男+芳賀日向、佐藤健寿、怪食巡礼 【情報コーナー】ヒグチユウコ×名久井直子、我孫子武丸、加門七海、梨、廣田龍平、近藤瑞木、齋藤靖朗、香川雅信、藤川 Q etc.… ・特集 【ルポ&エッセイ】有栖川有栖と行く幻想鉄道旅 【新作怪談】一穂ミチ 「もう忘れます」 【ルポ】澤村伊智×田辺青蛙とめぐる廃線敷探訪  【インタビュー】三上 延 「内田百けん「阿房列車」の魅力 -鉄道旅と怪異ー」 【寄稿】伊藤龍平 「鉄道怪談 今昔物語 -「偽汽車」から「きさらぎ駅」までー」 【駅ガイド】村上健司 「日本全国 妖怪に会える駅ガイド」 【対談】竹本勝紀×登龍亭獅鉄 「鉄道員が語る怪談」 【ブックガイド】千街晶之 「鉄路は異界へと続く --鉄道怪談傑作ガイド」 【名作怪談】江戸川乱歩 「押絵と旅する男」 + 【グラビア】霧にむせぶトンネル駅 ※「内田百けん」は誌面では漢字表記です

新訳 エマニエル夫人新訳 エマニエル夫人

全世界で5000万人を動員したシルビア・クリステル主演の大ヒット映画『エマニエル夫人』から半世紀、新たに映画化! 2025年1月10日、日本公開! 20世紀を代表する官能文学の「無削除完全版」がついに刊行! 1969年、二見書房は『エマニエル夫人』を翻訳出版したが、内容が猥褻にあたるとの理由で警視庁より発行禁止処分を受けた。 しかし、当時の社長堀内俊宏の機転で猥褻表現にあたる箇所を担当官から聞きだし、きわどい表現を修正してふたたび発売、50万部を超える大ベストセラーになった。 『新訳 エマニエル夫人』は、当時削除修正しなければならなかった原作を未削除で新たに読みやすい日本語にした完全版! パリから夫の赴任先であるタイのバンコクに向かうエマニエル。飛行機内で見知らぬ男性客と思いもかけず、みだらな行為をすることに……。バンコクに着いたエマニエルはビジネスマンの妻として、幸福ではあるが平穏すぎる日常にどこか退屈さを感じていた。そんなある日、エマニエルは知人の紹介で「性の儀式」を受け入れていくことになる……。

白い女の謎白い女の謎

バーンズは事件ごとに探偵のタイプを変えていくーーまるで多重人格探偵のように。フェル博士、ファイロ・ヴァンス、御手洗潔、そして、本作ではエラリー・クイーン。 ーー解説(飯城勇三さん)より 英国の小村バックワースに君臨する名門リチャーズ家は、三つの事件に揺れていた。当主マチューが若い女秘書を後妻に迎えると言い出したこと、アフガンで戦死したと思われていた長女の夫の帰還。そして神出鬼没の《白い女》の霊。「白い女は出会った者の命を奪う」という村の言い伝え通りに怪死事件が発生し、マチューが狙われる。事件の背後には妖しい女占い師の姿がーー名探偵オーウェン・バーンズが怪事件の謎を暴くシリーズ最新作! ミステリ評論家・飯城勇三氏の37頁に亘る解説もお見逃しなく! プロローグ 1 インドの思い出 2 アフリカの思い出 3 白い女 4 噴水の幽霊 5 リーシアの予言 6 天使の小道 7 並はずれた敵 8 毒草、白い女、そしてキツネ 9 二つの顔を持つ男 10 ヴィヴィアンのアリバイ 11 オランダのダイヤモンド商 12 バックワース村の裏通りで 13 暗闇の星 14 女を捜せ 15 カラスの羽根 16 難しい使命 17 マチュー卿はどこに? 18 消えた本 19 占い 20 鳥の名前 21 遺言書 22 マチュー卿の墓 23 再びスーツケースが話題に エピローグ [解説]オーウェン・バーンズ・シリーズの魅力 飯城勇三

ささやきの島ささやきの島

【2025年カーネギー賞、カーネギー賞画家賞Wノミネート】 もう父さんはいない、ぼくが船を出すしかないんだ。 死者の魂を乗せる船の渡し守だった父が殺され、 怖がりのマイロが代わりを務めることに……。 『噓の木』の著者がケイト・グリーナウェイ賞受賞の 人気絵本作家とタッグを組んだ豪華なYAファンタジイ マイロの父は死者の魂(たましい)を船に乗せて送り届ける渡し守をしていた。島の住人は死者が出るとその靴(くつ)を渡し守のところにもっていく。そうしないと死者が島じゅうをさまよい歩いてしまうのだ。ある日領主の娘が亡くなった。ところが領主は娘の死を受けいれず、渡し守から靴を取りもどし、魔術師(まじゅつし)の闇(やみ)のまじないで娘をよみがえらせようとする。マイロの父は領主の手の者に殺されてしまい、このままでは島じゅうに死者が放たれる! 怖(こわ)がりのマイロはなんとか父のかわりに船を出すが……。 『嘘(うそ)の木』の著者による傑作YAファンタジイ。英国を代表する絵本作家エミリー・グラヴェットによる挿絵満載。

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