小説むすび | 著者 : リン・グレアム

著者 : リン・グレアム

永遠を誓うギリシア〜ボスのプロポーズ〜永遠を誓うギリシア〜ボスのプロポーズ〜

初恋の人との夢の一夜は波乱の幕開け── リン・グレアムの希少な長編ロマンス序章! ビリーは8歳のとき、ギリシアに母と移り住んだ。 よそ者扱いされていた彼女をいつも救ってくれた年上の少年、 アレクセイは100年続く名門ドラコス家の跡継ぎで、時が経ち、 今やビリーは実業家として成功した彼の個人秘書を務めている。 でもまさか、ボスの恋の後始末まですることになるなんて……。 胸の奥に封印したはずの憧れが、ビリーを苦しめた。 そんなとき、アレクセイの両親が事故で急死する。 悲嘆に暮れる彼を慰めたい一心のビリーだったが、想いがあふれ、 衝動的に純潔を捧げてしまう──妊娠するとも思わずに。 事実を告げようとした矢先、アレクセイが倒れて記憶を失い、 追いつめられた彼女は“この子は一人で守る”と心に誓うが……。 リン・グレアムの希少な長編ロマンス『永遠を誓うギリシア』の前編をお贈りします。今作では、二人の出会いから予想外の妊娠、そして秘密を抱えての結婚に至るまでが描かれます。後編ではさらなる怒涛の展開に……。どうぞご期待ください!

スター作家傑作選〜傲慢富豪の情熱〜スター作家傑作選〜傲慢富豪の情熱〜

貧しい祖父母の家で育ち、身分違いの地主の息子ジェイクの子を宿したキティ。だが初めての一夜のあと、彼に言われたのだ。妊娠しても子供は諦めてほしいと。妊娠を告げる前に、彼は別の女性と結婚。キティは打ちのめされ家を出た。8年後、祖母が亡くなり帰郷すると、長身の男性が現れた。彫りの深い顔立ちージェイク?-『飽くなき情熱』エミリーは結婚して3年経った今も大富豪の夫フィンに夢中。だが彼は前妻といまだに親しく、毎晩帰宅も遅いので不安でならない。今日は3度目の結婚記念日なのに、腕によりをかけて作った食事はすっかり冷めてしまった。思い余って夫の会社に行ってみると…そこには、一緒にシャンパンを飲む夫と前妻の睦まじい姿が!-『悲しい嫉妬』田舎町の診療所で看護師として働くララ。今年のクリスマスにはドクターの息子ニックが帰ってくるという。7年前のイブの日にダンスパーティでニックに恋したララは、次の日からダイエットに励んだ。今はもう太って未熟な少女ではないわたしを、彼はどう思うかしら?ララは期待に胸を高鳴らせるが、現実は残酷でー。-『始まりはラストダンス』

拒めない情熱拒めない情熱

愛なき情熱と知ったあとに、 小さな命を身ごもった……。 二十歳のタリーはパーティで出会った美しきギリシア人男性に惹かれた。 海運王を父に持つ将来有望な投資家のプレイボーイ、サンダー。 タリーはといえば、古風な乳母に育てられ、恋愛経験は皆無だった。 このパーティには妹のつき添いとしてやってきたけれど、 妹に使用人扱いされているような私を、サンダーはどう思うかしら? 彼の目はしかし、タリーを明らかに女性として賞賛しているようだ。 本当の相手が見つかるまでは独りでいいと考えていたけれど、 胸が痛いほどのこの情熱を、今こそ解き放ってもいいのでは? タリーは誘惑されるまま、サンダーに純潔を捧げたーーまさにその瞬間、 彼がはたと気づき、吐き捨てた。「初めてなのか? 何を企んでいる!」 純真なヒロインが初めて恋した相手は、刹那的な関係しか求めない世慣れたヒーローでした。誘惑は情熱的、それでいて心は冷淡な彼。サンダーの思わぬ怒りの反応に傷ついたタリーが家に帰ると、彼から薔薇の花束とディナーの誘いのカードが届いて再び翻弄され……。

過去をなくした天使過去をなくした天使

私の中のもう一人の私が、 今もあなたを求めて涙を流す── フェイスは空港で見知らぬ男性から“ミリー”と呼びかけられ、 困惑した。人違いだと言って逃げるようにその場は立ち去ったが、 数日後、その男性、ジャンニが再び現れて写真を突きつけた。 「きみは僕の恋人だった。3年間、ずっと捜していたんだ」 そこに写るミリーは、まぎれもなくフェイス自身だった。 いったいどういうこと? なぜこんなに胸がざわつくのだろう。 3年前、フェイスは身重の体で交通事故に遭い、記憶を失った。 以来、両親を名乗る夫妻のもとで、生まれた息子だけを支えに 生きてきたのだ。でも、私がミリーならここにはいられない。 彼女は衝動的にジャンニの胸に飛びこむが、突然記憶が蘇り……。 ハーレクイン・ロマンスの頂上に君臨する人気作家、リン・グレアムの知られざる傑作をお贈りします。記憶喪失のヒロインは、息子とよく似たヒーローと出会ったとたん、心がかき乱されますが、理由がわからなくて……。ヒロインの心情が切ないロマンスです。

伯爵の花嫁伯爵の花嫁

2年ぶりに再会した夫は、まだ知らない。 あのとき失ったはずの子が生まれたことを。 イギリスの田舎で小さな花屋を営むジェマイマは、ある日、 見覚えのある高級車が店の前に止まっているのに気づいて青ざめた。 別居中の夫、アレハンドロ──ついに彼がやってきた! 伯爵の彼とは出逢ったとたん恋に落ちて結婚し、 スペインの城へと移り住んだものの、彼の情熱は日ごと失われた。 不運な流産を機に、アレハンドロのベッドからも追い払われ、 2年前、ジェマイマは泣く泣く家を出たのだった。 警戒心をあらわにする彼女に、アレハンドロが傲慢に言い放った。 「僕を裏切った女と離婚するために来た」 皮肉ね。あのとき失ったはずの子がじつは生まれたというのに……。 愛し合って結婚したけれど、ボタンの掛け違いで遠い存在になってしまった二人。アレハンドロと思いがけず再会し、もう黙ってはいられないと、ジェマイマは子どもが生まれたことを告げます。しかし夫は我が子と信じてはくれず、彼女は屈辱を味わうのでした……。

ギリシア富豪の逃げた小鳥ギリシア富豪の逃げた小鳥

19歳の清掃員ビリーは、勤め先の高級アパートメントで ギリシア富豪のギオが倒れているのを見つけ、懸命に介抱した。 それを機に急接近し、ビリーは求められるまま彼に身も心もゆだねたが、 情事の相手以上の存在として見られることは決してなかった。 愛も純潔も捧げ尽くした哀しき愛人ーーそれがビリーだった。 その証拠に、ギオは良家の女性と結婚。彼女は失意に暮れ、姿を消した。 ところが2年後、ギオが予告もなしに家の玄関先に現れる。 「離婚したから、君とよりを戻しに来た」と言って。 なんて身勝手なの……。むろん、ビリーは即座に拒んだ。 足元で無邪気に笑う、ギオに似た幼子を、必死に彼の目から隠しながら。 傲慢富豪と灰かぶりの代名詞のような二人による、シークレットベビー物語! 利己的なギオを追い返したものの、将来、彼の子でもある息子から、父親は裕福なのに自分は貧しく育てられたと責められるだろうかと考え、ビリーは密かに枕を濡らすのでした……。

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