著者 : 江本マシメサ
「ベルナール様と、強い繋がりがほしいと望んでおります」互いの幸せを願う2人の最幸の恋物語。父の政治資金横領によって没落してしまった元伯爵令嬢アニエス・レーヴェルジュと、そんな彼女を嫌い意趣返しのつもりでメイドに雇った騎士ベルナール・オルレリアン。ある日、騎士団で保管されていたレーヴェルジュ家の婚礼衣装が何者かに盗まれてしまう。しかも犯人は騎士団の関係者で、その目的は社交界で噂されるレーヴェルジュ家の隠し財産だと推測された。さらに敵は単独犯ではなく組織的に動いている様子…。アニエスを守るため警戒を強めるも、ベルナールが不在の隙を突かれてアニエスが攫われてしまう!ベルナールは自らの誇りである騎士という身分を手放し、大切なアニエスを取り戻すため行動を開始する!!邪悪な陰謀から互いの幸せを守り抜こうとする2人の結末はー。
自分勝手な最悪な夫に仕事を奪われ、離婚されたあげく家を追い出されてしまったベアトリス。大変だった毎日から解放された彼女は、祖父が残してくれた秘密の隠れ家で可愛い妖精達とのんびり第二の人生を楽しむことを決意する!料理を作ったり、まったりお昼寝したり、魔法薬を調合してみたりと自分の好きなことに没頭していたある日、街に出かけた彼女は自分が作る魔法薬の品質が規格外なことを知る。貴族にも目をつけられてしまい、スローライフ存続の危機!?
初めての舞踏会で、田舎貴族のベルナールは『麗しの薔薇』と囁かれている伯爵令嬢アニエスのもとに挨拶に向かったが、初対面にもかかわらずアニエスから冷たい目を向けられ、見下されてしまう。そんな不愉快極まりない出会いから数年後、アニエスの家がとある不祥事により没落してしまう。これでもう会うことはないだろう…そう思っていたベルナールの前になぜかアニエスが現れ、またしても“あの目”を向けてきた。思わず腹が立ったベルナールは、アニエスに「使用人として雇ってやる」と提案する。見下している相手から情けをかけられる気分はどうだ。そう思ったのだが、アニエスは涙ながらにその提案を受け入れてー。鈍感騎士と天然令嬢の勘違い純愛譚、始まります!
公爵令嬢ジュリエッタは前世の夫バルトロマイと再会したものの、互いの家は政敵同士。実は彼とは前世でも家の確執ゆえに悲惨な末路を迎えていた。だから今世は徹底して彼を避けていたのに、なぜか何度も遭遇してしまい!?その上彼は前世の記憶がないのに会えば必ずアプローチ。ムード皆無だけど直球なその言動に不覚にもときめいて…。そんな折、両家の確執の裏に彼女の家に憑いた悪魔がいることが判明。二人で真相を探ろうとするがー
「命に代えても貴女を守る」王女ヴィヴィアにそう誓いながら、なぜか王家と敵対する大聖教会の聖騎士となった従兄レイナート。そんな彼を忘れられないヴィヴィアに大聖教会の老枢機卿との縁談が持ち上がる。不本意ながら了承するも彼女の護衛についたのはあのレイナートだった!動揺するヴィヴィアに酷く冷たい彼。俗物的な枢機卿にも耐えかねて、思い切って戦場での奉仕活動へ向かうが、彼はヴィヴィアを追いかけてきて命がけで守ってくれて!?
生まれた当時王女がいなかったため、非嫡出子ながら特例として王女の地位にあったエルヴィールールヴィは、ファストゥと緊張関係にある隣国ツークフォーゲルの国王、アルノルト二世に嫁ぐことになる。しかしルヴィには悩みがあった。ルヴィの数日後に生まれたために王女になれなかった母親違いの妹、ルビー。数日の差を恨み、ずっと嫌がらせをしてきた彼女が、ルヴィの侍女として随行するらしいのだ。いざ輿入れの旅の中、ルヴィの乗った馬車が襲われ、刃物で刺されてしまう。なんとか助かったものの、声が出せなくなっている上に、ルビーが王女ということになっていた!だけど、アルノルト二世の筆頭秘書官であるアレクシスの屋敷で過ごす日々は穏やかでー!小説家になろう発モフモフ王女の冒険譚、開幕!
王国の王子、クリストハルトは、ある日神獣ラクートと名乗るアライグマに起こされると、とんでもない真実を語られる。この世界は神様は一時期ハマっていた乙女ゲームを参考にして造られたものだということ。自らが“物語”の都合で悪役クズ王子の役割を与えられていたこと。“バットエンド”により、この世界は幾度も終焉を迎えることを繰り返していたこと。それと同時に、クリストハルトは今まで繰り返し崩壊していた世界の記憶を取り戻す。地球から召喚された聖女の攻略をかいくぐり、悪役令嬢の国外追放を回避させ、男爵令嬢の色仕掛けをスルーし、自らも生存ルートを確保したまま世界を救うことはできるのか!?元クズ王子の七転八倒奮闘劇が、今、始まる!!
癒しの結婚物語、ふたたび! 養蜂家と蜜薬師が蜂蜜カフェをオープン!? ハニーライフ、特別編登場!! 山の男マクシミリニャン・フリバエとの出会がきっかけで、蜜薬師アニャと夫婦になった養蜂家のイヴァン。山奥での新婚生活はハプニングがいっぱいだけれど、それ以上に幸せを感じる毎日だ。新たな同居人もやって来て、ますます賑やかになったフリバエ家。 イヴァンの山暮らしは三年目を迎え、アイスワイン作りや棉糸作りにも挑戦中。 そして今度は、麓の村で期間限定の蜂蜜カフェを開くことになり…!?
国を荒廃させた偽聖女の取り巻きだったイルゼは、現在修道女として清く正しい奉仕の日々。そんな彼女がうっかり聖鳥を手懐けたことで「聖女代理」に任命されてしまった!?どうも聖鳥の力で国が立て直せるらしく、その救済の旅に同行する羽目にーそれも全身板金鎧の怪しい黒騎士リアンとともに。嫌々ながらも各地を飛び回るものの、無口ながらも懸命に支えようとするリアンの気遣いに、イルゼのひねくれた心も次第に解きほぐされていきー?
異世界の聖女に心奪われた王太子により婚約破棄を突きつけられ、聖女の侍女になるよう申し渡された公爵令嬢レオノーレ。打ちのめされる彼女に王太子の双子の弟ディートハルトが優しく囁く。「ねえ…王太子、殺す?」「あなた何を言っていますの?」彼女を熱愛するあまりヤバい計画を練る幼馴染を宥め、今後は共に王家を捨て田舎暮らししようと農業や新規事業に奮闘するのだけど、その一方で彼が見せる大人の男としての顔に胸が騒ぎ始めー
幸せは蜜蜂が運んでくれる。 苦労人の養蜂家イヴァンと蜜薬師の花嫁アニャのもとに、新しい家族がやってきた──!? イヴァンとアニャ、ふたりの結婚を賭けて蒔かれた蕎麦の種は見事に芽吹き、アニャはようやく結婚を受け入れた。家族となったアニャとマクシミリニャンに、山暮らしの知恵や山の養蜂技術を教えてもらいながら、イヴァンの山暮らしはますます充実していく。 そんなある日、山の麓にある村マーウリッツァに向かったイヴァンとアニャは、お世話になっている草木染め職人の老婦人、ツヴェートが倒れているのを発見して…!? 苦労人な養蜂家と蜜薬師の新妻が、幸せいっぱいに送る山の日々。 自然の恵みいっぱいの食卓に心がはずむ癒しの新婚物語、完結巻! 4万字大ボリュームの書き下ろし番外編収録!
山暮らしで見つけた癒しの新婚物語! 苦労人の養蜂家・イヴァンの花嫁は、蜂蜜で人を癒す蜜薬師!? 山奥で繰り広げられる、賑やかで幸せたっぷりなハニーライフ! 「小説家になろう」連載 + 書下しエピソードも! オクルス湖のほとりで暮らすイェゼロ家は、養蜂業を営む大家族。イェゼロ家の男どもは皆働かず、十四番目の子として生まれた末っ子のイヴァンだけが、幼い頃から十三人の兄に代わって必死に一家を支えてきた。家族にこき使われるイヴァンだが、偶然出会った山の男・マクシミリニャンから「一人娘のアニャを嫁にもらってほしい」と懇願され、実家を離れることを決意。そこで初対面した花嫁のアニャは、蜂蜜を使って人々を癒すという“蜜薬師”だった!? 苦労人な養蜂家と蜜薬師の新妻が、大自然の中で送る賑やかでスイートな新婚生活。美味しいものたっぷり&幸せ満載な、癒しの山暮らし物語!!
ディートリヒの犬化の呪いを解き、晴れて彼と結ばれたメロディア。だが、いざ迎えた初夜の折、なぜかディートリヒは再び犬の姿になってしまう。その「モフ返り」の謎を追う中で、メロディアは屋敷の庭で迷子の女の子・クリスタルを発見する。クリスタルのために両親を探す決心をするメロディアなのだが、なぜかクリスタルはディートリヒに対して苦手意識を抱いているようで…?
お金大好きな闇魔法使いユースディアのもとに、美貌の公爵閣下アロイスが死の呪いを解いてくれとやってきた!?だが解呪は大きな危険を伴う。即座に断るものの、呪いの発作に苦しむ彼のため彼女は泣く泣く魔法の媒体にもなる紙幣(生活費全部)を燃やし応急処置を施した。その姿に感銘を受けたアロイスは叫ぶ。「結婚してください!」「は?」財産目当てに承諾したけれど、何故か解呪も体の関係も求めず愛を注ぐ彼にユースディアの心は揺れ始め…。
魔石作りの天才少女エルは大切な師や家を失い、苦難の旅の末に王都でダークエルフの魔技巧士イングリットと運命の出会いをはたす。2人で魔石工房を開き、平和な暮らしを送っていたエルだったが、突如、自身が国中に広まる疫病の原因だと濡れ衣を着せられてお尋ね者となってしまう。王都までの旅の途上で出会った紳士に保護され安堵したのも束の間、エルは行方不明の父、そして自身の出生にまつわる悲劇について、衝撃的な真実を知らされるー!
王立騎士団に所属するメロディアは、ある晩に獣人の血に目覚め狼へと変身してしまう。獣人に寛容なフェンリル部隊へ異動となった彼女は胸を撫で下ろすのだが、その部隊の隊長であるディートリヒは「犬」。彼は「狼魔女」なる存在に呪いをかけられており、犬の姿にされてしまっていたのだ。そしてメロディアは、そんなディートリヒから出会い頭に求婚されてしまい…?犬×犬(!?)な溺愛モフモフファンタジー、開幕!第6回WEB小説大賞「金賞」受賞作品。
生まれてから森深くの家で国一番の賢者と暮らしてきた少女エル。しかしその賢者が亡くなり、さらにあらぬ誤解で近隣住民に追い立てられてしまったエルは、ずっと前に行方知れずになった父を捜しに、唯一の友達である猫妖精のヨヨと生まれて初めて外の世界を巡る旅へ出る。新たな出会いや命がけのピンチを乗り越え、なんとか王都へと辿り着いたエルだったが、そこでも詐欺師の疑いを掛けられてしまう。そんなエルの窮地を救ったのは、かつて人間に騙されたダークエルフの美女だったー。運命の出会いを果たした彼女たちが向かう先はー。天才魔石技士エルと稀代の発明家イングリット2人の本格派ファンタジー!
暗殺者の凶刃に倒れ六十年の生涯を閉じたオーストリア皇妃エリザベート。ところが、一回目の人生の記憶そのままに、六歳の少女時代へ逆戻り!?二度と不幸な人生は歩みたくないと、運命の分岐点だったフランツ・ヨーゼフとの出会いを回避し、見初められることのないようガリ勉少女に変貌を遂げるのだが…。転生エリザベートと堅物皇帝フランツ・ヨーゼフの二度目の出会いと恋を描く、甘く瑞々しい歴史ファンタジー。
会社員三年目の永野遥香には、もう一つ内緒の仕事がある。それは浅草を守る陰陽師として、毎晩、町の見回りをするという任務。放っておくと治安悪化の原因になる怪異たちを、独自に考案した呪術“甘味祓い”で祓って回るのだ。日夜忙しく働いていたある日、遥香の職場に京都支社から新しい係長がやってきた。彼の名は長谷川正臣。イケメンかつ有能で独身という長谷川の登場に、同僚たちは色めきたつが、遥香だけは気づいていた。この強大な邪気、彼は人間じゃない。最悪最強の“鬼”だ…!!戦慄する遥香だが、なぜか長谷川は余裕の態度を見せてー。