小説むすび | ジャンル : 外国の小説

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秘書は秘密の代理母秘書は秘密の代理母

心やさしき秘書が決して言えない秘密。 一つは代理出産、もう一つはボスへの恋心。 ニュージャージー州の田舎町出身のモリーは念願のロンドン本社勤務 となり、忙しくも刺激的な毎日を送っていた。 それは社長兼CEOのイタリア富豪ジオに恋をしていたから。 あるとき、モリーはその憧れのボスから頼みごとをされた。 「余命わずかな祖父を喜ばせるため、婚約者のふりをしてほしい」と。 ジオの気持ちを思うと一も二もなく承知したかったが、 親友夫妻の代理母を引き受け、妊娠中の彼女は断るしかなかった。 ところがジオはあきらめず、結局モリーは婚約者役を引き受けた。 代理母と言えないまま、ほかの男性と子をなしたと誤解されたまま。 読者の予想を超える物語の展開に定評のある大スター作家D・コリンズ。恋いこがれるヒーローに本当のことが言えず、苦しい立場に置かれるヒロイン。そのうえ、代理母を依頼した親友夫妻が事故にあったという知らせが届き……。今作の関連作もお楽しみに。

愛は喧嘩の後で愛は喧嘩の後で

私の天使を奪った悪魔に、 まさか心まで奪われるなんて……。 亡き妹の遺児と暮らすアリーズは、弁護士から突然呼びだされた。 そこで子供の父親の兄、アレクシ・ステファーノスと対面し、 怒りに震えた。先日弟を亡くした彼は、弟に子供がいたことを 初めて知り、自分が赤ん坊を引き取って育てたいと言い張るのだ。 冗談でしょう? 身ごもっていた妹を手酷く捨てた男の身内に、 愛する甥を渡すなんて、絶対にできない。 だが巨万の富を誇る富豪アレクシが相手では勝ち目もなく、 追いつめられたアリーズに、彼は非情なひと言を放った。 「この子と離れたくないなら、僕と結婚するしかない」 形だけの結婚のはずが、やがて二人の関係は熱を帯びて……。 亡き妹の忘れ形見を守るため、苦渋の決断で傲慢な富豪ヒーローと契約結婚したヒロイン。反発しつつも彼の魅力に抗えず、ベッドを共にしてしまい……。大スター作家シャロン・ケンドリックを彷彿とさせる、スター作家ヘレン・ビアンチンの名作ロマンスです。

ウェイワードの魔女たちウェイワードの魔女たち

1619年、アルサは魔女裁判にかけられていた。 1942年、ヴァイオレットは、望まぬ妊娠と婚約に人生を奪われていた。 2019年、ケイトは恋人のDVから逃れ、大伯母の遺した屋敷に隠れていた。 身体を、運命を、自由を、取り戻せ。 「魔女」と呼ばれた一族の女たち。暴力と不条理からの解放を求めた彼女たちの戦い。時代の異なる三人の女性の視点で描かれた絆の物語。 英国で25万部超の鮮烈なデビュー長篇。 (原題 Weyward) 【著者略歴】 エミリア・ハート (Emilia Hart) オーストラリア、シドニー生まれ。ニュー・サウス・ウェールズ大学で英文学と法学を学んだのち、シドニーとロンドンで弁護士として働く。2023年に本作『ウェイワードの魔女たち』でデビュー。ニューヨーク・タイムズのベストセラーに入り、同年Goodreads Choice Awardsの最優秀デビュー小説賞と最優秀歴史小説賞をダブル受賞。 【訳者略歴】 府川由美恵 神奈川県出身。主な訳書にR.A.サルバトーレ「アイスウィンド・サーガ」シリーズ、C・ボグラー『作家の旅 ライターズ・ジャーニー 神話の法則で読み解く物語の構造』、C・マッキャリー『上海ファクター』、B・ハーパー『探偵コナン・ドイル』など。

Radio Silence レディオ・サイレンスRadio Silence レディオ・サイレンス

NYタイムズ・ベストセラー作家 アリス・オズマンが描く アイデンティティ、多様性、選択の自由をテーマにした傑作、待望の邦訳! フランシス・ジャンヴィエは、学年トップの成績で生徒会長を務める優等生。ケンブリッジ大学に入学するために人生の大部分を費やしてきた。クラスメイトにはガリ勉で退屈な子だと思われているけれど、自分でもそのとおりだと思っている。フランシスには勉強以外で心から楽しめることがひとつだけある。〈ユニバースシティ〉というポッドキャストのドラマを聴くことと、そのファンアートを描くことだ。 アレッド・ラストは、男子校に通う物静かな秀才でイギリス国内でトップクラスの名門大学への進学が決まっている。彼が〈ユニバースシティ〉のクリエイター、レディオ・サイレンスであることは誰にも気づかれていない。 偶然にもフランシスとアレッドは共に人に知られたくない秘密〈ユニバースシティ〉でつながった。友情を深めていく二人だったが、ある出来事がきっかけでその関係が歪みはじめる。そしてフランシスとアレッドには、それぞれに向き合わなければならないことがあったーー

ADHDですけど、なにか?ADHDですけど、なにか?

日韓累計3万部!ベストセラー 第8回ブランチブック出版プロジェクト(韓国の大手IT企業Kakao Corpのブログサービス、brunchが主催する公募展)で大賞をとった話題作! 「スティーブ・ジョブズやエジソンもADHDだったらしいけれど、慰めにはならなかった。 iPhoneや電球に匹敵するような世紀の発明でもしない限り、彼らと同じだと喜べるはずもない。 希望が薄れるたびに、自分を愛せない人々が書いた文章を読みたくなった。 できれば未婚の韓国人女性で、自己愛に向かってよちよち歩きをしている作者の。 だけど、そんな都合のいいものはなかった。 世の中にあふれているのは「あなたがどんな人間でも、大切で美しい」といった楽観的な言葉で、 そんなものに私の心は安らげなかった。 中略 他のADHDの人も、私と同じように真っ白な夜と真っ暗な昼を過ごしているのだろうか。 親しげに、そして丁重にうかがい知るべく、まずは自分のことを書いた。」(「プロローグ」より) <目次> プロローグ 互いの苦痛を削って丸くなれますように C h a p t e r 1  ADHDの診断を受ける C h a p t e r2 大人のADHDとして生きていく C h a p t e r3 病院に行く C h a p t e r4 私が出会った世界ーー家族、恋愛、ネコ、友人 C h a p t e r5 私と書くことと他人 エピローグ なすすべもなく軋んでいた日々もすべてダンスだった プロローグ 互いの苦痛を削って丸くなれますように C h a p t e r 1  ADHDの診断を受ける C h a p t e r2 大人のADHDとして生きていく C h a p t e r3 病院に行く C h a p t e r4 私が出会った世界ーー家族、恋愛、ネコ、友人 C h a p t e r5 私と書くことと他人 エピローグ なすすべもなく軋んでいた日々もすべてダンスだった

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