小説むすび | 出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン

出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン

孤高の石油王の花嫁孤高の石油王の花嫁

亡き妻を愛する大富豪との契約結婚。 承諾したのは母になりたかったから。 執事によって広大な屋敷の中へ通されるあいだ、タリアは緊張していた。 これから会うニックは、テキサスでも古くからある名家出身の、 とんでもない億万長者だ。しかも、セクシーでハンサムでもある。 そんな男性に、「実はあなたには娘がいる」と言わなくてはいけない。 生前タリアの親友は、自分の娘の父親は彼だと話していた。 どんなに愛していても、血縁でないわたしは親友の子の母になれない。 でもニックに託せば、今後も会うくらいはさせてもらえる? 必死なタリアの目に光る涙を見て、ニックは驚くべき提案をした。 「きみが母になれる方法がひとつだけある。ぼくと結婚すればいい。 ただし愛はなしで」そう言って、彼はタリアの唇を奪った。 今回、サラ・オーウィグが描くのは読者から大好評の、愛なき契約結婚もの。ヒロインはいつか振り向いてもらえることを願って、いい妻、いい母になろうと努力しますが、ヒーローはひたすら「ぼくが愛しているのは亡き妻だけだ」と言うばかりで……。

ボスがくれた小さな命ボスがくれた小さな命

ボスからのプロポーズは、 子どもに母親を与えるためだけのもの? デリアのボスは、億万長者の会社経営者イェーガー・マクニールだ。 偶然出会った彼に苦境を救われ、秘書として雇用されて2年。 ボスは自分には手の届かない人だとあきらめていた彼女だったが、 ある日思わぬ出来事が起こり、彼の豪邸で熱く激しい夜を過ごした。 数週間後、デリアは驚愕の事態に見舞われ、イェーガーに妊娠を告げる。 すると、彼は“責任”という言葉を口にしてデリアの手の甲にキスし、 彼女を見つめて言った。「ぼくと結婚してくれるかい?」 こんな愛情の感じられないプロポーズを受け入れるなんて無理だわ! デリアは結婚をためらうが、音信不通の名門一族と会う彼に説得され、 プライベートジェットでクリスマスシーズンのニューヨークを訪れ……。 『メールオーダー・ブライド』『この結婚は期限付き』に続いて、名門マクニール一族のいい男がヒーローを務めるロマンスをお贈りします。数々の受賞歴を誇るJ・ロックの筆才をご堪能ください。

クリスマス・ストーリー2018 ホワイト・イブの奇跡クリスマス・ストーリー2018 ホワイト・イブの奇跡

シングルマザーのロキシーは愛する娘にプレゼントを買うため、セクシーな妖精の衣装を着てクリスマス間近のデパートでアルバイトをしていた。だがその姿を片思い中の同僚ジェームズに見られてしまう。この出来事を機に、急速に距離が縮まる二人だったが…(『聖夜のフェアリーテイル』)。魅惑的な億万長者リアドに見初められ、彼の秘密の愛人になって半年。報われぬ愛の苦しみに疲れ果てたキャシディは彼の傲慢な態度に深く傷つき、別れを告げる。だが、3週間後のクリスマス・イブの深夜、思いがけず憔悴した様子のリアドが彼女のもとを訪れる(『真冬の千一夜』)。ジュリアは大雪で難儀していた男性を自宅に招き入れた。ジャイルズと名乗るその精悍な男性は、継承した伯爵領の財政を立て直すために裕福な花嫁を探していた。彼にとっては一時のお遊びだと知りながら、ジュリアは彼の強烈な魅力に身も心もとらわれてゆく(『伯爵と雪の華』)。友好国に亡命した小国の王女サーシャは、素性を隠して新米ナニーとして働きはじめた。初めての雇い主は、国際的に活躍するビジネスマンのギャビン。一つ屋根の下で暮らし、母を亡くした子供たちに懸命に尽くすうち、ギャビンにかなわぬ恋心を抱いてしまい…(『ナニーに天使の微笑みを』)。

恋はつぼみのままで恋はつぼみのままで

やっと見つけたこの恋は、 つぼみのまま朽ちてしまうの……? 高圧的な父のもとで従順に育ったモーガンは、 常に敷かれたレールを歩み、結婚相手さえも強引に決められてしまった。 でも、わたしももう25歳。人生の一大事くらい、自分の意志を貫きたい。 モーガンはありったけの勇気を振り絞り、 教会の祭壇に向かう途中で逃げ出した! ところが、そんな彼女の前に、一人の男が立ちはだかるーー 父の取引相手であるスペイン人大富豪リカルド・オチョア。 モーガンの父から、娘を連れ戻すよう頼まれたという。 異国の魅力を漂わせる美しい彼に、彼女はときめきを禁じえなかった。 だが彼にとらわれたら最後、望まぬ結婚に舞い戻らなければならず……。 ベテラン作家スーザン・メイアーが描く、真実の愛を求めるヒロインの切ない恋物語をお届けします。大好評を博した『さよならまでの二週間』に登場したリカルドがヒーローを務めます。彼は意外にも、モーガンを父親のもとに戻さず、自国スペインへと連れ去って……。

白紙にしたはずの愛白紙にしたはずの愛

愛する人を失うのは、もういや。 だから、彼との未来はあり得ない……。 セージは展覧会の初日レセプションに現れたタイスを見て茫然とした。 3年前、世界的な名声を得つつあったタイスと出会った瞬間、 セージは燃えるような恋に落ち、欲望の赴くまま彼と体を重ねたが、 6週間後、濃密な関係に自ら終止符を打ったのだった。 幼いころ両親を亡くし、最愛の養父の死に直面したばかりの彼女は、 愛する人を失う悲しみをもう味わいたくなかったのだ。 それなのに驚愕の再会を果たした夜、 セージはタイスに求められるままベッドをともにした。 抱き寄せられ、熱いキスを浴びせられたとたん、我を忘れてしまったから。 3カ月後ーーセージはお腹に小さな命を宿していることに気づく。 人気沸騰中の作家ジョス・ウッドが健筆を振るう、ニューヨークの名門バランタイン家のきょうだいたちの華麗なロマンス。今回は、『なくした記憶と愛しい天使』と『家なきナニーの子守歌』で気になる登場のしかたをしていた一番下の妹、セージがヒロインです。

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