小説むすび | 出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン

出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン

セアラと秘密の貴公子セアラと秘密の貴公子

おなかの子どもの父親が、 まさか、高貴な身分だったなんて……。 セアラと行きつけの店の店員マジェドは気心の知れた仲。 ある日、ひょんなことから一線を越えてしまった。 そして、妊娠発覚ーー相談しようとマジェドを訪ねると、 セアラには思いもよらない展開が待っていた。 気さくでセクシーなバーテンダーだと思っていた彼は、 じつは異国の貴公子で、王家の跡継ぎだというのだ。 二人で乗り越えよう、結婚して母国で暮らそう、と 優しくプロポーズされ、セアラが心動かされたのもつかの間、 マジェドは人が変わったように、冷たく、高らかに宣言した。 「ただしこの結婚に愛はない。愛は人を愚かにするからな」 オーストラリアはスター作家ミランダ・リーやヘレン・ビアンチンを生んだロマンス大国。その次世代を担う人気作家ミシェル・ダグラスが、ドラマチックなシンデレラ物語をお届けします。気の置けない外国人の友人が、祖国ではゴージャスなセレブだったら……?

小さき絆がみちびく恋小さき絆がみちびく恋

いくら甘い言葉をかけられても、 二人の住む世界が違う事実は変わらない。 大富豪のジェイクと出会って恋に落ちたエイヴリー。 だが、実業家の彼はニューヨークでも有数の億万長者で、 3週間の逢瀬で身分の違いを痛感し、自ら終止符を打ったのだった。 半年後、エイヴリーは偶然ジェイクと再会してしまう。 目立ち始めたおなかはすぐに気づかれ、僕の子かときいてくる。 変わらずセクシーな彼は、その切れる頭で戦略を練っているみたい。 でも私の子が、愛も温もりもないお金持ち家庭で育つなんていや。 迷惑をかけるつもりはありません、と告げるエイヴリーに、 いらいらした様子でジェイクは言った。「いくらだ?」 やっぱり思ったとおりね、子どもまでお金で買えると思うなんて! 情感豊かなロマンスで人気のスーザン・メイアーが、とっても豪華なシンデレラストーリーをお届けします。目もくらむほどの、お金持ちすぎる男性と恋に落ちたら、誰だって畏縮してしまうかも……?

ハイランドの愛の余韻ハイランドの愛の余韻

おなかに宿ったのは、 甘く切ない夢の結晶。 まさかブロディがまた戻ってくるなんて……ケイトはうろたえた。 ハイランドの戦士を思わせる長身にがっしりとした体、 魅力的な青い瞳を持つ大富豪と出会ったのは4カ月前のことだった。 祖母を訪ねてスコットランドからはるばるこの町にやってきた彼と ケイトは恋に落ち、熱く激しい2週間を過ごした── もう二度と会えない。これはひとときの夢なのだと自分に言い聞かせて。 ブロディは高齢の祖母を故国へ連れ帰るために来たが、 祖母は拒み、ケイトと一緒に住めば問題ないと主張し始めた。 なんてこと! 困ったわ。もうこれ以上、隠し通すことは無理よ。 でも彼はどうするだろう? あなたの子供がおなかにいるの、と聞いて。 USAトゥデイのベストセラー作家で、日本デビュー作『大富豪と偽りのシンデレラ』も大ヒットのジャニス・メイナード。険しくも美しいスコットランドの高地地方、ハイランドからやってきた野性味あふれる富豪ヒーローはディザイアでも希少。要注目です!

レディになる日レディになる日

掃きだめから拾い上げたのが、 まさかこれほど美しい花とは……。 ある夜、ドルリー財閥の御曹司ワースは車を走らせながら毒づいた。 なんだかんだと言って結局は金目当ての女には、もううんざりだ。 ワースがハンドルを強く握りスピードを上げたそのとき、 目の前に人影が飛び出した。なんてことだ、少年をはねてしまった! 薄汚れたその少年が病院を拒むので、強引に屋敷へ連れ帰り、 風呂に押し込んだ。直後、大きな物音が響いたので、 驚いたワースが扉を開けるや、目を疑う光景が── 可憐な美少女が、生まれたままの姿で浴槽に倒れていたのだ。 なんと、少年ではなかった。それどころか、女神のようだ。 その娘ロクサーヌを貧民街へ送り届けたあとも、彼女を忘れられず……。 その後、一緒に暮らしていた祖父が天に召され、天涯孤独となったロクサーヌを引き取って、レディ教育を授けたのは、ほかでもないワースでした。淑女の原石を磨き上げることに専念すべきなのに、彼の意識はつい……。シンデレラ・ストーリーの決定版です!

公爵と床磨きの乙女公爵と床磨きの乙女

身分卑しき捨て子のわたしが、 公爵とワルツを踊るなんて……。 「ぼくと踊っていただけませんか?」 憧れの公爵が不意に現れ、ローズの心臓は跳びはねた。 彼が所有する紳士クラブのメイドとして働くローズは、 繕い終えたばかりの美しいドレスにほんの出来心から袖を通し、 夜中にひとりハミングをしながらワルツを踊っていたのだった。 貴族の足元で床磨きをしている娘だとは、まだ気づかれていないらしい。 夜ごと夢に見ていた公爵の腕に抱かれて天国のようなキスをされ、 秘密の逢瀬に誘われたローズは、ひどくうろたえて逃げだした。 貧しい捨て子のわたしには、彼に恋する資格なんてない……。 しかし後日、彼はローズを見つけるやいなや公爵の館に連れ去った。 公爵に祖母の付き添い役を頼まれ、ローズは華やかな貴族の世界に怯えながらも懸命に務めを果たします。やがて公爵が抱える心の闇に触れ、秘めた想いが溢れだして……。イギリスの人気作家が繊細かつ情熱的な筆致で描く、心震えるシンデレラ・リージェンシー!

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