小説むすび | 2023年10月発売

2023年10月発売

侯爵家の次女は姿を隠す 2 〜家族に忘れられた元令嬢は、薬師となってスローライフを謳歌する〜侯爵家の次女は姿を隠す 2 〜家族に忘れられた元令嬢は、薬師となってスローライフを謳歌する〜

異世界の知識で、人々を流行病から救う!! 「ウィンダリアの雪月花」として生まれた侯爵家次女のセレスティーナは念願のスローライフを悠々自適に送っていた。 薬師ギルドの一員として働くセレスは、旅先で手に入れた幻月の花で香水を作成。 その香水を花街の人へ渡そうと訪れると、十年前に起こった大騒動の発端である薬と、同じ匂いがすると言われ……? 偶然がきっかけで十年前の事件が少しずつ明らかになっていく! 後日、セレスがいつものように花街を訪れると、そこには北方の風土病である「赤水病」に感染した患者と遭遇。 セレスは感染力の強い病を抑え込み花街を救うため行動を開始!  その中で異世界の知識に、有効な療法があることを思い出しーー。 さらにセレスをサポートするため、ジークフリードも協力するべく駆け付けるが、実は他にも目的があるようで……? 家族から忘れられた少女の、のんびり薬師ライフ第二弾!!

誰にも愛されなかった醜穢令嬢が幸せになるまで 2 〜嫁ぎ先は暴虐公爵と聞いていたのですが、気がつくと溺愛されていました〜誰にも愛されなかった醜穢令嬢が幸せになるまで 2 〜嫁ぎ先は暴虐公爵と聞いていたのですが、気がつくと溺愛されていました〜

虐げられていた少女の隠れた才能が人々を救う!? 契約結婚として公爵家当主のローガンへと嫁ぐことになったアメリア。 婚約者として過ごしていたある夕飯の食卓で、ローガンから自身の調合スキルを薬学の進展に活かさないかと提案される。 最初は迷ったものの、アメリアは自分の能力が誰かの役に立つならと、その知識を伸ばすことを決意する! その後、先生としてウィリアム教授が公爵家を訪れる。 ウィリアムはアメリアの知識を測るためテストを受けさせるが、予想以上の高得点で!?  そんな中、領内に蔓延していた『紅死病』という流行病に巻き込まれることになったアメリア。 必死に特効薬を探す中で、アメリアの眠っていた才能が、目覚める! ローガンはそんなアメリアを全力でサポートし、その優しさを見たアメリアもさらに魅了されていきーー。 家族から愛されなかった少女が、誰よりも幸せになる物語、第二幕。

神に愛されていた神に愛されていた

小説を書くことに翻弄される二人の女。 どうしようもなく背負ってしまう因果。 無傷ではいられないのに、 それでも私は書き続けるのだ、 という覚悟。 そのすべてを封じ込めた物語を チレンさんは書いてしまった。 ーーーー窪美澄(作家)  彼女は己の何もかもを削ぎ落しながら、 美しく繊細な物語を紡ぐ。 そうして生まれた作品は眩いばかりの光を放ち、 同時に深い闇を孕む。 この作品は、まさしく木爾チレンそのものだ。      ーーーー町田そのこ(作家) 窪美澄さん、町田そのこさんも激賞!! 一気読み必至!! 2023年の大本命!! 最旬にして俊豪・木爾チレンの真骨頂、 深き心の闇に愛憎蠢くヒューマンミステリー!! 女にだけわかる、狂気。 過剰な嫉妬は、やがて強大な殺意へ…。 若くして小説家デビューを果たし、その美貌と才能で一躍人気作家となった東山冴理。 しかし冴理は人気絶頂のさなか、突然、筆を断ったーー。 やがて三十年の時が経ち、冴理のもとに、ひとりの女性編集者が執筆依頼に訪れる。 「私には書く権利がないの」そう断る冴理に、 「それは三十年前ーー白川天音先生が亡くなったことに関係があるのでしょうか」編集者は問う。 「あなたは、誰かを殺したいと思うほどの絶望を味わったことってあるかしら」 ーーそして、この時を待っていたというように、冴理は語り始める。 高校文芸部の後輩、白川天音が「天才小説家」として目の前に現れてから、 全ての運命の歯車が狂ってしまった過去と、その真実を……。 希望と絶望、 羨望と嫉妬…… これは、ふたりの女性作家が、才能を強く信じて生きた物語。 すべてを読み終えたあと、 あなたはタイトルに託された“切ない意味”を知り、 ぎゅっと、胸を締め付けられる。 ヒット作『みんな蛍を殺したかった』の俊英女性作家による、 1年ぶりの書き下ろし長編小説。 満を持して、待望の最高傑作、降臨!!

山からはじまる異世界ライフは意外と快適だった〜不思議なもふもふたちと古の錬金術でスローライフを満喫中〜山からはじまる異世界ライフは意外と快適だった〜不思議なもふもふたちと古の錬金術でスローライフを満喫中〜

ポンコツ女神の手違いで前世を終え、異世界の山の中に転生したレン。お詫びに授けられた【錬金術】と【鑑定】のスキルを試しに使ってみると、想像したとおりに物を作り出せることが発覚! 山の中で出会った不思議なでかもふたちと力を合わせて温泉づくりや魔石の採取、山の素材を使った異世界グルメなど悠々自適な山暮らしを満喫する。 そんなある日、女神から追加で山と街を行き来できる【転移ポイント】を授かったレンは、早速街へ行ってみることに。そこで出会った獣人の少女と魔導具屋を営むことになったり、街を襲う犯罪組織をサクッと倒したり、激レア素材をゲットしたり…と、気が付けばチート級錬金術で大活躍してしまうレン。 さらに、錬金術ははるか昔に失われたはずの技術だということが発覚して…!? 唯一無二のスキルではじめる不思議なもふもふたちとの異世界スローライフ、いざ開幕!

天才錬金術師は異世界のすみっこで暮らしたい〜悠々自適な辺境アトリエ生活〜天才錬金術師は異世界のすみっこで暮らしたい〜悠々自適な辺境アトリエ生活〜

著者

らる鳥

発売日

2023年10月26日 発売

前世の記憶を持ち、錬金術師が統治する国に生まれたルービット。自身も錬金術師としてずば抜けた才能がありながらも、しがらみに囚われず気楽に生きたかったルービットは、人類圏の最端にアトリエを構えることに。レア素材を採取したり、ポーションやアイテムを作ったり、その傍らに釣りを楽しんだり…と気ままな辺境生活を満喫する。そんなある日、恩師からの紹介である少女が「錬金術師として生きていく術を教えてほしい」と訪ねてくる。一方、ルービットがこっそりと研究を重ね、大切に育ててきたホムンクルス・ヴィールが順調に成長し、とうとう外に出られるように。一人だったアトリエ生活は一気に賑やかになり…!?時には街の平和を守ったり、領主の目にとまってしまったり…異世界の片隅でひっそり暮らすはずが、優秀すぎて意図せず大活躍!?規格外の錬金術師と相棒のホムンクルスが送る悠々自適な辺境ライフ、スタート!

スピノザの診察室スピノザの診察室

出版社

水鈴社

発売日

2023年10月27日 発売

現役医師として命と向き合い続けた著者が到達した、「人の幸せ」とは。 累計340万部突破のベストセラーシリーズ『神様のカルテ』を凌駕する、新たな傑作の誕生! その医師は、最期に希望の灯りをともす。 【あらすじ】 雄町哲郎は京都の町中の地域病院で働く内科医である。三十代の後半に差し掛かった時、最愛の妹が若くしてこの世を去り、 一人残された甥の龍之介と暮らすためにその職を得たが、かつては大学病院で数々の難手術を成功させ、将来を嘱望された凄腕医師だった。 哲郎の医師としての力量に惚れ込んでいた大学准教授の花垣は、愛弟子の南茉莉を研修と称して哲郎のもとに送り込むが……。 ●著者より 読者の皆さまへメッセージ 医師になって二十年が過ぎました。 その間ずっと見つめてきた人の命の在り方を、私なりに改めて丁寧に描いたのが本作です。 医療が題材ですが「奇跡」は起きません。 腹黒い教授たちの権力闘争もないし、医者が「帰ってこい!」と絶叫しながら心臓マッサージをすることもない。 しかし、奇跡や陰謀や絶叫よりもはるかに大切なことを、書ける限り書き記しました。 今は、先の見えない苦しい時代です。 けれど苦しいからといって、怒声を上げ、拳を振り回せば道が開けるというものでもないでしょう。 少なくとも私の心に残る患者たちは、そして現場を支える心ある医師たちは、困難に対してそういう戦い方を選びませんでした。 彼らの選んだ方法はもっとシンプルなものです。 すなわち、勇気と誇りと優しさを持つこと、そして、どんな時にも希望を忘れないこと。 本書を通じて、そんな人々の姿が少しでも伝われば、これに勝る喜びはありません。 (夏川草介) ●著者プロフィール 夏川草介(なつかわ・そうすけ) 一九七八年大阪府生まれ。信州大学医学部卒業。⻑野県にて地域医療に従事。二〇〇九年『神様のカルテ』で第十回小学館文庫小説賞を受賞しデビュー。同書は二〇一〇年本屋大賞第二位となり、映画化された。他の著書に、世界数十カ国で翻訳された『本を守ろうとする猫の話』、『始まりの木』、コロナ禍の最前線に立つ現役医師である著者が自らの経験をもとに綴り大きな話題となったドキュメント小説『臨床の砦』など。

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