2024年3月発売
不運な人生の末、事故で転生したジークベルト。2度目の人生は前世の不運を払拭するとんでもない幸運値とSKILL“鑑定眼”SKILL“全属性魔法”SKILL“成長促進”SKILL“祝福加護”etc…を授かり、規格外の人生を謳歌していた。ある日、武道大会を観戦するために婚約者の母国であるエスタニア王国を訪問していたジークベルトだったが、ひょんなことから1000年近く閉ざされていた神殿に移転してしまう。そこに眠っていた神獣の『適合者』として封印を解いたジークベルトは、主として神獣を自由に操る力を手に入れて!?「この出会い、俺の称号『幸運者』の導きかもしれない!」一方、王都で盛り上がりを見せる武道大会の裏で巻き起こる、不穏な動きに気が付くジークベルト。どうやら王国の第一王子を首謀とした大きな策略が働いているようで…。逆境を味方にして、不運も幸運にしてみせる!不運→最強男の成り上がり冒険譚、開幕!
ぷにぷにグッズを愛用しながら社畜生活を送っていた前世。目が覚めると、超絶美形の領主率いる辺境貴族の四男に転生していたセシルは、過保護で優しい家族に愛されながらすくすく成長する。5歳になったある日、教会でステータスを調べてもらうと… 「へ? レベル……0?」 レベルも才能もなければ、スキルを獲得できない…と落ち込む一方、魔力量は999999という莫大な数値を叩き出していた。赤ちゃんの頃からなぜか大量のスライムに愛されていたのは、このとんでもない魔力量のおかげだと発覚! すっかりスライムたちを手なずけてしまったセシルは、なぜか【魔力操作】【危機感知】【天啓】と、いろいろなスキルを獲得しながらみんなと規格外アイテムを発明して両親のお手伝いをしたり、商会と取引を始めたり、さらには教会にはびこる悪を成敗したり!? スライムと仲良くしていただけなのに、なぜか領地が大発展! 無自覚最強スライム使いのはちゃめちゃ異世界ライフ、スタート!
文化資本が異なる言語間の翻訳をめぐる葛藤とは? 19世紀初頭の民族再生運動のなかで、チェコ語の復興をめざし、芸術言語たらしめようとした、近代チェコ語の祖ユングマン。ナチスが政権を掌握しようとした時代、多民族と多言語のはざまで共生を目指したユダヤ系翻訳家アイスネル。冷戦下の社会主義時代における亡命作家クンデラ。ボヘミアにおける文芸翻訳の様相を翻訳研究の観点から明らかにする。 ◎目次 はじめに 小言語の翻訳を論じること 第1部 ヨゼフ・ユングマン 第1章 十九世紀初頭のチェコ語 第2章 『言語芸術』 第3章 『アタラ』の翻訳 第4章 辞書 第5章 翻訳の機能 第2部 パウル・アイスナー/パヴェル・アイスネル 第1章 言語のはざまで 第2章 アンソロジー 第3章 「共生」に関する言説 第4章 ユダヤ性について 第5章 翻訳をめぐる言葉 第3部 ミラン・クンデラ 第1章 翻訳者クンデラ 第2章 翻訳されなかった作品 第3章 「小文学」を翻訳する 第4章 「真正版」という概念、あるいは小説の変容 第5章 翻訳される作品、あるいは「大いなる帰還」 参考文献 結びに 索引 はじめに 小言語の翻訳を論じること 第1部 ヨゼフ・ユングマン 第1章 十九世紀初頭のチェコ語 第2章 『言語芸術』 第3章 『アタラ』の翻訳 第4章 辞書 第5章 翻訳の機能 第2部 パウル・アイスナー/パヴェル・アイスネル 第1章 言語のはざまで 第2章 アンソロジー 第3章 「共生」に関する言説 第4章 ユダヤ性について 第5章 翻訳をめぐる言葉 第3部 ミラン・クンデラ 第1章 翻訳者クンデラ 第2章 翻訳されなかった作品 第3章 「小文学」を翻訳する 第4章 「真正版」という概念、あるいは小説の変容 第5章 翻訳される作品、あるいは「大いなる帰還」 参考文献 結びに 索引
2025年 本屋大賞ノミネート! 構想・執筆10年ーー 稀代のストーリーテラーが辿り着いた最高到達点=バレエ小説 「俺は世界を戦慄せしめているか?」 自らの名に無数の季節を抱く無二の舞踊家にして振付家の萬春(よろず・はる)。 少年は八歳でバレエに出会い、十五歳で海を渡った。 同時代に巡り合う、踊る者 作る者 見る者 奏でる者ーー それぞれの情熱がぶつかりあい、交錯する中で彼の肖像が浮かび上がっていく。 舞踊の「神」を追い求めた一人の天才をめぐる傑作長編小説。 史上初の直木賞&本屋大賞をW受賞した『蜜蜂と遠雷』や演劇主題の『チョコレートコスモス』など、 表現者を描いた作品で多くの読者の心を掴みつづける恩田陸の新たな代表作、誕生! ページをめくるとダンサーが踊りだす「パラパラ漫画」付き(電子版には収録なし)
『芸人雑誌』の太田出版が送る、『おもろい以外いらんねん』大前粟生による世界初“ピン芸人”小説! Aマッソ加納の紹介(『アメトーーク!!』)によって業界の話題をさらった『おもろい以外いらんねん』に続く大前粟生「芸人本」の最新作は、これまで描かれることの少なかった“ピン芸人”にフォーカスをあてる。主人公・高崎犬彦とそのライバル・安西煮転がしの約20年もの人生を追いかけることで、芸人にまとわりつく「売れること」と「消費のされやすさ」の葛藤を描く。 「本気でネタを見てくれてる人って、売れれば売れるほど少なくなっていくんか? 売れるほど芸人らしくなくなっていくんか? せやったら、売れるってなに? 僕は、僕らは、なんのために芸人しとるん?」 ーー本文より
運命、この文学的なるもの 『存在の耐えられない軽さ』などの小説作品で知られ、長年ノーベル文学賞の有力候補に名を連ねながら惜しくも世を去った作家ミラン・クンデラ(1929–2023)。東と西、政治と文学、歴史と現在、偶然と必然のあいだを揺れ動く人間の運命を見つめ続けた作家の仕事を読み解く本格評論。第4回東京大学而立賞を受賞した博士論文を大幅改稿。 序論 運命の星座 第1章 歴史の終わり、運命の終わりーー『冗談』におけるメランコリー 第2章 成熟と小説ーー『生は彼方に』における自己批判 第3章 運命の皮肉、歴史の怪物ーー『ジャックとその主人』におけるアイロニー 第4章 世界と亡命ーー『笑いと忘却の書』における語りの視差(パララックス) 第5章 運命の様相ーー『存在の耐えられない軽さ』における偶然性 第6章 身振りと根拠(グルント)--『不滅』における悲劇の散文化 第7章 「軽さ」を祝うーー『無意味の祝祭』における反出生主義との対峙 結論 スターリンと天使 あとがき 参考文献 索引
婚約者ですが……王子の浮気、応援いたします! 天然ご令嬢、悪役令嬢を目指して奔走中! 不遇な令嬢が悪役令嬢を目指したら ミステリアスな留学生と恋の予感!? セレナ・リュミエールは、婚約者である王子に浮気されている公爵令嬢。その不遇な環境とクールな見た目、内向的な性格から、これまで腫れ物のように扱われてきた。しかし、ある日突然自分の前世を思い出したことで、明るく柔和で天然すぎる美女に一変! そして、これまで静観していた王子の浮気を、“悪役令嬢”として応援することに。これで婚約破棄されたら、ハッピーエンドーーそう思っていたのに、なぜか周囲から愛され始めて……!? Web版から大幅加筆&書きおろしを追加した第1巻!
〈 人が人への信頼を失ったら、その先には何が残るっていうの? 〉 ●洗練された文体と神秘的なスタイルで注目される韓国文学の新鋭による短編集。 〇夢と現実が交差する迷路のような物語は、私たちの目を世界の本質へと向ける。 ●共生の感覚を回復させる魅惑的な8つの物語。 ーーーーーーーーー 「わからないかな?これが普通なんだという確信、もしくはこれが普通であるべきだと信じて疑わないこと、それこそが本当の「悪」なんだよ」 マイノリティへの憎悪やネットヘイトに満ちた世界を生きる今。 「人が人を助けねば」という現代社会に求められる声に耳をすました小説集。 洗練された文体で描く幻想的な物語をとおして、良かれと思った“優しさ”が往々にして他者を傷つける“独善”になってしまうような、現実世界の複雑さを見つめていく。 ■あなたのいた風景の神と眠らぬ巨人 ■アリス、アリスと呼べば ■海辺の迷路 ■夜の潜泳 ■チャンモ ■人が人を助けねば ■夜は輝く一つの石 ■メゾと近似 ■あとがき ■訳者あとがき
なぜか生きている 私は 私が 生と死、獣と人、食べること、殺すこと、めぐりゆく記憶 この地球に生まれ、やがて去っていく、私のすがた、この世のはなし 「生」の根源を見つめる演劇作家の集大成! 志賀理江子が、飴屋法水の小説にむけて撮り下ろした写真 およそ30点が全編をとおして織りなされる あたらしい小説体験 「人という生き物は、どうして生まれて来たのだろうか 生まれて来る、生まれて来たこれに、いろいろな何かが詰まっている これをどうしてほしいと思うのだろう 誰かに、他人というものに 誰とどのように関わりたくて、この体には、こんないろいろが詰まったのか これが、こんな体が、形成されたのか いろいろな、たんぱく質とかで 焦げるとあの匂いのするたんぱく質とかで」 * カバー両面印刷・折り返し帯、ハードカバー上製本(ソフトカバーとありますが、こちらで表記変更ができないので、補足です)
謎のウィルスにより人類はほぼ絶滅した。生き残ったのはトビーやゼブら一握りの人々と、人造人間クレイカー、そして残忍な凶悪犯たち。ゼブは荒廃した街で兄アダムの手がかりを探す。世界を破滅させたウィルスの正体は何だったのか──時間はゼブが若き天才クレイクに出逢った日に遡る。壮大な物語はクライマックスへ。 マッドアダム三部作 これまでの物語 〈卵〉 〈卵〉の物語、オリクスとクレイクの物語と、二人が人や動物をどう作ったかの物語。カオスの物語。スノーマン・ザ・ジミーの物語。いやなにおいがする骨の物語と、悪人二人が出てきた物語 ロープ ロープ 行 列 ケ シ 土壁ハウス 朝 朝 食 ハンモック 物 語 帰 還 ベアリフト ゼブが山で迷い、クマを食べた物語 ファートレード 墜 落 食 料 おんぼろ小屋 ビッグフット ゼブと“ありがとう”と“おやすみなさい”の物語 傷 傷 バイオレット・バイオトイレ まばたき ゼブの闇 ゼブの闇 ゼブ誕生の物語 石油教会の子どもたち スキリッツィの技 ミュートとセフト ヘーミン地の奥深く 目覚めるスノーマン 花柄のベッドシーツ 女の子用品 目覚めるスノーマン ドラッグストアのロマンス 草むしり ブラックライトのヘッドランプ ゼブとファックの物語 〈浮き世〉地区 ザ・ハッカリー 冷めた料理 ブラックライトのヘッドランプ 腸内パラサイト・ゲーム
過ぎし日、父親レヴの虐待を逃れて家を出たゼブ。しかし潜伏先でレヴに遭遇したゼブは…。運命はクレイクと謎のウィルスへと繋がっていく。一方、凶悪犯と闘うため、トビーたちは昨日の敵と手を結ぶことに。すべてが終わった後に開ける未来とは? 科学技術と環境破壊が行きつく先を構想した近未来小説三部作、ここに完結! 骨の洞窟 筆記体 ハチの群れ 骨の洞窟 子ブタたち ベクター クレイク誕生の物語 少年クレイク グロブ・アタック ベクター ウロコとシッポ ゼブとヘビ女たちの物語 子ブタ 預言者 子ブタ 長いおしゃべり 退 避 アヌーユー砦 クライオジーニアス行きの列車 二つの卵とクレイクが考えたことの物語 サングラス キックテイル ラズベリームース クライオジーニアス行きの列車 ルミローズ エデンクリフ 卵の殻 招 集 出 撃 卵の殻 戦いの物語 月の暦 裁 判 儀 礼 月の暦 本 本 トビーの物語 謝辞 訳者あとがき
人間に嫌気が差していた俺も、不知火高校で人外の少女たちとともに2年間教師生活を送ることで、徐々に人間という存在、他者との関わりというものへの忌避感が和らいでいた。 そんな、俺の気持ちが変化を見せていた新年度の春。上級クラスにはナルシスト気味のエルフ・若葉葵、鬼の末裔であるぽやぽやギャル・小此鬼マキが進級。そしてーー俺のトラウマの原因、かつての教え子である春名未来が新任教師としてやってきた。 予期せぬ再会に、なかなか心の整理が付かない俺。いったい春名は何故教師になって、どうしてこの学校に……? これは、異世界ファンタジーでも、人生やり直し転生でもないーー人間を目指す人外女子たちと送る、ただの教師が“人生を歩み直す日々”の物語。
筆頭魔導士で、貴族令嬢の羨望の的の若き公爵様は人前でもエマを抱きしめ、愛を囁く愛妻家。けれどエマは……契約結婚のお飾り妻だった! 三年前ーー隣国での潜入捜査の失敗で奴隷商人に捕らわれ、闇オークションに出されてしまったエマ。彼女を1000万ゴールドで落札し、救い出してくれたのは、学生時代からの友人で同僚のユージェスだった。多額の借金と引き換えに、ユージェスから出された条件は女嫌いのユージェスの女除けとして結婚をすること。仕事も辞めなくて良く、学園に通う弟にも援助してくれるという破格の条件に飛びついたエマだったけど……いつの間にか、彼への気持ちが大きくなっていてーー。 囁く甘い言葉も、嫉妬も、契約結婚がバレない為の演技……だったはずなのに! 旦那様が嫉妬でヤンデレ化? 実はずっと溺愛されていた!? そんなの初耳です! 1000万ゴールドで買われた新妻と、愛が重すぎる公爵のすれ違い夫婦間恋愛!
日本で初めて女性弁護士となった人物の実話に基づくリーガルエンターテインメント <あらすじ> 昭和のはじめ、日本初の女性専門に法律を教える学校ができます。そこへ集ったのは、当時の日本のどこにも収まれない、あふれ出す何かを抱えた女性たちでした。この物語の主人公・猪爪寅子(いのつめ ともこ)も、そんな収まれない女性。周囲から“魔女部”と陰口をたたかれた女性だけの学び舎で、彼女たちは自らの道を切り開くため法律を学んでいきます。 昭和13年(1938)、卒業生から日本初の女性弁護士が誕生します。寅子もその一人として日本中から注目され憧れの的になります。しかし弁護士として意気揚々と世に出た彼女たちを待ち受けていたのは、戦争へと突き進んでいく日本でした。法学という社会に羽ばたく翼を得たはずが、それを使える場は急速に消えてしまいます。 昭和20年(1945)、焼け野原に立つ寅子は全てを失っていました。明日生きるため頼れるのは、かつて学んだ法律だけ。彼女は裁判官になることを決意。戦争で親を亡くした子どもや苦境に立たされた女性たちのため、家庭裁判所の設立に奔走することになります。 そして、寅子はついに裁判官になります。彼女とその仲間たちは、政治でも経済でも解決できない、追いつめられた人々の半径5メートルの世界を見つめ、その苦境から救うため情熱をもって向き合っていきます。
光の当たらぬ名も無き者にも、知られざる歴史がある 時は戦国、下級武士として伊達政宗に仕官した伊藤三右衛門家。 陰ながら主君を支えた伊藤家はどのように知行地を拡大させ、 繁栄の道を歩んでいったのか。 八世代にわたる二百八十年の軌跡を、史実をもとに描いた歴史小説。 主君の改易により浪人となるも、新たに伊達家へ仕え始めた伊藤肥後信氏 。一六一五年、激闘となった大阪夏の陣で、老武士ながらも見事に功績をあげた信氏は、 戦いのさなか、逃げまどう敵方の姫と幼子たちを助けることに。 敵対関係から一転、 仙台城で暮らすことになった彼らと信氏が繋いだ不思議な「縁」は、 時を越えて伊藤家の栄華に深く関わっていくーー。 第一章 忠と義と誉と 第二章 縁と絆と栄と 第三章 盛、そして衰へ
凶悪犯専門の戦闘警察「コンバットポリス」の翔太郎は、署長から訳アリな任務を言い渡される。それは、限られた人にしか見えない妖精地帯にいるという女性を捕まえること。管轄外に思えるターゲットに怪しさを感じつつ向かった彼を待つ、任務の真の目的とは…!(「妖精地帯のマリア」)。明治時代の北海道。はじめての道路建設に動員された人々は、劣悪な環境を強いられていた。それに耐えられず絶命した人々を弔った地蔵が、ある日突如として2体に増えたというー。この不思議な出来事のうらには、遠い惑星の兄妹たちの存在があった。(「紅の脈絡」)。それぞれが貫いた正義を描く、2つのファンタジー短編小説。
「マガツキ」は、私の夢から生まれましたーー作家・神永学、デビュー20周年の新境地! 黒いワンピースの少女、消えた配信者、機械に繫がれた生首、崩れた鼻、血塗れの男女……。都会に暮らす平凡な人々を襲う悍ましい怪異、「それ」の正体とは。 「その身体、私にちょうだい」 奇々怪々な事件がひとつに結びつく時、驚愕の真相が明らかになる! 予測不能な展開で恐怖の渦へと誘う、傑作ホラー小説。
Youtube再生4500万回超! TikTokで大ヒットの楽曲「食虫植物」から紡がれる6人の女性たちの物語。 デビュー作『スクロール』の映画化など今注目の作家 橋爪駿輝が バーチャルシンガー理芽の楽曲「食虫植物」から 「あらゆる形の愛の物語」を紡ぐ。 ーstory- クラスに溶け込めず、誰とも話すことのなかったわたし。転校生のなー子に「きもい」と言われたことで、わたしは自分の存在を見つけてもらえたような気持ちになりーー(『わたしのすべてがあの子ならいいのに』)。 地味な日々の繰り返しと、一度も「好き」をくれない彼。秋は彼にとっての「あの子」になりたいと願いーー(『体温はどんな言葉よりほんとうだ』)
相次ぐ凄惨な事件、知略を巡らし犯人を突き止めろ!! 魔人に怯える学園への反発から、仲間と手を取り『希望の鐘』を打ち鳴らしたロイ・アヴェイラム。 その行動によって、彼が率いる『境界の演劇団』は、学園内だけでなく、街中にその名を知れ渡らせていた。 その中で、以前起こったクインタスの研究者惨殺事件に続き、再び事件が起きる。 同級生のルビィの父親が四肢を切断された状態で発見された。 唯一クインタスと相対したことがあるロイは、警察から魔法の残滓が見える能力を買われ、捜査に協力することになる! 捜査中、ある病院に焦点が当たる。 その病院を訪ねてみると、クインタスらしき人物が来るとの情報が手に入る。 そこには彼の妹と思われる子が入院しており……? さらに学園内では、生徒が突如自ら命を絶つ事件が相次いで起こり、ロイの周囲は目まぐるしく変わり始める! そしてついにクインタスの正体が判明するーー。