小説むすび | 2024年6月発売

2024年6月発売

ポイ捨てされた異世界人のゆるり辺境ぐらし〜【成長促進】が万能だったので、追放先でも快適です〜ポイ捨てされた異世界人のゆるり辺境ぐらし〜【成長促進】が万能だったので、追放先でも快適です〜

数人のクラスメイトたちと異世界に召喚された大地豊。“成長促進”のスキルを授かったようだが、「農業が発展しているこの世界で農業チートは必要ない!」と転移早々、砂漠に捨てられてしまう。行くあてもなく途方に暮れていたユタカだが、試しにスキルを発動してみると…水の木、野菜の木、調味料の木、ツリーハウスetc.規格外すぎる植物をどんどん成長させ、快適な環境を確保することに成功!モンスターを寿命まで成長促進して倒したり、スキルを使ってモグラの一族やドラゴンを救ったり…その効果範囲は植物だけでなく、あらゆる生命の成長を操る超チートスキルだったようで…!?一方、王都では穀物庫が全焼し、今こそユタカのスキルを役立てるときだとあの手この手でユタカを連れ戻そうとするが…。お荷物と見捨てられた少年が、その名の通り砂漠を豊かな大地に作り変えるまでの物語、スタート!?

根の島根の島

生物学的な男(メイル)が生まれなくなった近未来。 メイルは貴重な資源とされ、無生殖能力者(スュード)である鶫(ツグミ)は、 メイルの略奪者として働いていたーー === スュードに生まれるのは悪いことなの? なぜ、こんな生き方を 選んでしまったのだろう。 === 任務に背いてメイルを解放した鶫。 そのメイルを連れ、唯一メイルが生まれる太母市に潜入する。 そこで鶫が見たものとはーー 性と生殖、人類の存続を問う意欲作! === 決断したという自覚さえないままに、鶫は戦士になっていた。 なぜ、こんな生き方を選んでしまったのだろう。 およそ、この世に略奪者ほど卑しく汚い仕事はないのに。 あるいは、それだからこそだったのか。 スュードは何も生み出さない。 無意味で不毛な人生を送って虚しく死んでいくだけだ。 やりたいこともなりたいものも特に見つからなかった。 それとも、考えようともしなかったのか。 母親にさえ見捨てられる無価値な存在が 人生について真剣に思い悩んだところで何になる。 自分には人に蔑まれる仕事こそがふさわしいのだ。 ===

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