小説むすび | 2024年9月発売

2024年9月発売

死に戻りの悪役令嬢は、二度目の人生ですべてを幸せにしてみせる 1死に戻りの悪役令嬢は、二度目の人生ですべてを幸せにしてみせる 1

才知に長けた令嬢は常識を覆す!豊富な知識と巧妙な策略を用いた国家改革譚、開幕! 魔法至上主義の国で唯一魔法が使えない公爵令嬢・エルトリーデは、金や権力を利用し悪逆非道の限りを尽くし処刑されたはずだった。 しかし、気が付くと10年前の8歳の誕生日に時間が巻き戻っており!? 前世を悔いたエルトリーデは、貴族社会から離れて生きることを決める。 魔法に頼りきりで技術力などが著しく停滞している自国ではなく、他国の発展した知識や技術を身に付けたエルトリーデは、才知に長けた聡明な女性へと成長した。 貴族社会と関わらずそのままのんびりと暮らしたいエルトリーデだったが、半ば強制的に王太子妃候補として選定に参加することとなってしまい!? どうせ貴族社会と関わるのならば、前世で自分の策略の犠牲になった不遇の人々を今世で幸せにしてみせようと決意したエルトリーデは、知略を巡らせ行動を開始するーー! 死に戻り令嬢が前世の経験と今世で得た豊富な知識で、人々を幸せにする逆行転生ファンタジー!

転生したら暗黒破壊龍ジェノサイド・ドラゴンだった件 2 〜ほどほどに暮らしたいので、気ままに冒険者やってます〜転生したら暗黒破壊龍ジェノサイド・ドラゴンだった件 2 〜ほどほどに暮らしたいので、気ままに冒険者やってます〜

押しかけてきたのはロリ爆乳メイド邪龍!? “暗黒破壊龍ジェノサイド・ドラゴン”として転生した元社畜は、“ほどほど”の異世界生活を送るため、最強の力をひた隠して三級冒険者・ジェイドとして活動していた。 そんなジェイドの当面の目標はマイホームを持つこと……なのだが、一向にお金が貯まらない。 それもそのはず、無意識のうちに人助けのためにマイホーム用の貯金を配り歩いていたのだ。 しかし、独身の男性冒険者限定の安宿住まいはもう限界。 本格的にお金を貯める決意をする。 「陛下ぁっ! 会いたかったでしゅ〜〜〜!」そんな折、人化してメイド服を着た『バジ子』こと『石邪龍バジリスク』が押しかけてくる。 ジェイドは成り行きで行く宛てのないバジ子を借宿(アパート)に迎える。 しかし、バジ子の過激な発言が隣人に漏れ聞こえた結果、マイホームを建てるどころか、住んでいる借宿すら追い出されてしまいーー? これは最強の邪龍に転生した男の、自由気ままな異世界暮らしの物語。

不良聖女の巡礼 2 追放された最強の少女は、世界を救う旅をする不良聖女の巡礼 2 追放された最強の少女は、世界を救う旅をする

著者

Awaa / がわこ

発売日

2024年9月25日 発売

交錯する運命ーー譲れぬ信念を掲げ、少女たちは闘う。 光の聖女、輝聖リトル・キャロルとその相棒エリカは、来るべき戦いに備え、正体を隠しながら各地の封印を強める巡礼を続けていた。 ある日訪れた町で、女性が連続で失踪しているという噂を耳にしたキャロル達。 周辺の森の魔物に刻まれた紋章から、事件を裏で仕組んでいるある男の存在に気付く。 事態解決のため調査を開始するが、一筋縄ではいかないようで……? 一方、キャロルの聖隷カタリナ学園時代の同級生で大地の聖女として選ばれたメリッサも、教会の命により巡礼を行っていた。 しかしその裏では、失った故郷を取り戻す野望のため、危険な計画を進行させていてーー。 キャロル達を巡る騒動とメリッサの画策、それぞれの思惑はやがて交錯していく。 そして降り立った決戦の地で、キャロルはとあるひとつの決断をするーー! 「--私を逃すなッ! 私を意識しろッ! この世界には輝聖がいるッ!」 最強“不良”聖女が世界を救う冒険譚、第二幕!

ヅォンディム(終点)〜喪失者の島ヅォンディム(終点)〜喪失者の島

カジノで働く仮面の女、ファントム。 そこに現れた組長の愛人、知奈と その組長の娘、死体から生まれたユウ。 仮面で隠した醜貌の秘密。 激しくぶつかる復讐心と憎悪。 ファントムと知奈の思いの行方はーー ================= 忌々しい記憶を追い払う。仮面の下が痛む。 ファントムはうっかり爪を噛まないように両手を握りしめ、 今度こそ知奈に気に入られるように笑った。 「本当も何も、これが私ですよ。 私は『ジャンケットのファントム』です。 つまらない名前よりも、ファントムの方がこの島じゃ相応しいでしょう?」 …… 恐る恐る宙に浮かせていた手を、知奈の身体に添わせた。 彼女が側にいるだけで、こんなにも安らぐのはなぜだろう。 …… ユウが知奈と自分にとっての疫病神なのは間違いなかった。 この悪縁を断ち、解放されなくてはいけなかったーー 「死に腐れ! お前の思い通りになるかよッ」 ================= 傷ついた者たちの魂が交錯する、 壮絶な“家族”の寓話! ーーーーーーーーー

楽園の夕べ ルシア・ベルリン作品集楽園の夕べ ルシア・ベルリン作品集

人生を物語に刻んで。 ロングセラー『掃除婦のための手引き書』(2020年本屋大賞翻訳小説部門第2位)、『すべての月、すべての年』に続く待望の短編集。 「彼女の書く文章はほかの誰とも似ていない。読むものの心を鷲づかみにして、五感を強く揺さぶる。読んだときは文字であったはずのものが、本を閉じて思い返すと、色彩や声や匂いをともなった「体験」に変わっている。(中略)まるで自分もそこにいて、それらを見、聞き、感じたような錯覚にとらわれる。それほどに、彼女の言葉の刻印力は強い。」(「訳者あとがき」より) 【目 次】 オルゴールつき化粧ボックス  夏のどこかで  アンダード あるゴシック・ロマンス 塵は塵に 旅程表 リード通り、アルバカーキ 聖夜、テキサス 一九五六年 日干しレンガのブリキ屋根の家 霧の日 桜の花咲くころ 楽園の夕べ 幻の船 わたしの人生は開いた本 妻たち 聖夜、一九七四年 ポニー・バー、オークランド 娘たち 雨の日 われらが兄弟の守り手 ルーブルで迷子 陰  新月

スターゲイザースターゲイザー

出版社

集英社

発売日

2024年9月26日 発売

コバルト短編小説新人賞&氷室冴子青春文学賞出身の著者が贈る、 令和の青春×アイドル文学が、今ここに生まれる! アイドル事務所「ユニバース」に所属するデビュー前の青年、通称「リトル」。 彼らはデビューに向けて、限られた時間の多くを費やしレッスンに励んでいた。 そんなある日、リトルたちが出演するイベント「サマーマジック」で最も活躍した一人を、デビュー間近のグループ「LAST OZ」に加えるという噂が流れだす。 この噂をきっかけに皆が熱を帯びていく中、リトルの一人である加地透は疑問を抱いていた。 “恋心も、学校生活も、自分の体も、全てを捧げなければデビューは叶わないのか?” デビューに対して人一倍強い野心を抱いている持田、 わずか14歳にしてソロデビューを打診された遥歌、 誰よりもストイックで自分の見え方を計算し尽くした振る舞いをする葵、 芸能人一家の複雑な環境で育った問題児の蓮司、 デビューができる期限まで残り一年を切った若林、そして透。 デビューを目指すこと以外はすべてバラバラの6人が出会った時、 彼らの未来は大きく変わるーーかもしれない。 【著者略歴】 佐原ひかり (さはら・ひかり) 1992年兵庫県生まれ。大阪大学文学部卒業。2017年「ままならないきみに」で第190回コバルト短編小説新人賞受賞。2019年「きみのゆくえに愛を手を」で第2回氷室冴子青春文学賞大賞を受賞し、2021年、同作を改題、加筆した『ブラザーズ・ブラジャー』で本格デビュー。他の著書に『ペーパー・リリイ』『人間みたいに生きている』『鳥と港』、共著に『スカートのアンソロジー』『嘘があふれた世界で』がある。

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP