制作・出演 : ベートーヴェン
何か風格すら漂う。余裕としっかりした信念を感じさせる演奏である。ポピュラーな3曲だが、及川の成熟した表現とこなれた解釈が隅々まで行き渡った印象。「ワルトシュタイン」がよくまとまっている。「熱情」などひとつひとつの楽想が吟味され説得力がある。
制作・出演
ダニエル・バレンボイム / バレンボイム / ファルク・シュトルックマン / プラシド・ドミンゴ / ベルリン・シュターツカペレ / ベルリン国立歌劇場合唱団 / ベートーヴェン / ルネ・パーペ / ヴァルトラウト・マイアーベートーヴェン: ・ヴァイオリン協奏曲ニ長調 op.61 カール・ズスケ(ヴァイオリン) ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 クルト・マズア(指揮) 録音時期:1987年9月2-3日 録音場所:ライプツィヒ、新ゲヴァントハウス 録音方式:デジタル(セッション) ・ヴァイオリンとオーケストラのためのロマンス第1番ト長調 op.40 ・ヴァイオリンとオーケストラのためのロマンス第2番 ヘ長調 op.50 ・ヴァイオリン協奏曲ハ長調 WoO.5(断章) カール・ズスケ(ヴァイオリン) ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 ハインツ・ボンガルツ(指揮) 録音時期:1970年 録音方式:ステレオ(セッション) Disc1 1 : Suske, Karl - Konzert Fuer Violine Und Orchester D 2 : 1. Allegro Ma Non Troppo 3 : 2. Larghetto 4 : 3. Rondo: Allegro 5 : Suske, Karl - Romanze Fuer Violine Und Orchester N 6 : Suske, Karl - Romanze Fuer Violine Und Orchester N 7 : Suske, Karl - Konzertsatz C-dur Woo 5 (fuer Violin Powered by HMV
モーツァルトと並び、日本人の大好きな作曲家であるベートーヴェンのベスト100。有名曲から隠れた名曲まで、ベートーヴェンを知るに十分な一枚だ。演奏家もEMIが誇る一流どころを揃えている。
制作・出演
ウィルヘルム・フルトヴェングラー / ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 / エリーザベト・シュワルツコップ / エリーザベト・ヘンゲン / ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団 / ハンス・ホップ / バイロイト祝祭合唱団 / バイロイト祝祭管弦楽団 / ベートーヴェンウィーン・フィルとのスタジオ録音を中心に、バイロイトでのライヴやストックホルム・フィルとの共演などを加えた全集版。最新のリマスターが施され、日本版LPの紙ジャケットが再現されているのも嬉しい。
制作・出演
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 / ウィーン国立歌劇場合唱団 / カール・ベーム / カール・リッダーブッシュ / ギネス・ジョーンズ / ジェス・トーマス / タティアーナ・トロヤノス / ベートーヴェン発売元
ユニバーサルミュージックオーソドックスという言葉がぴったりのベーム/ウィーン・フィルの不滅の金字塔。いつ聴いてもその安定感は偉大なものであり演奏自体の力でオーソライズされている揺るぎない成果といえよう。重厚さと繊細さ、そして熱気を併せ持ち、そして何より自然だ。
制作・出演
アルトゥール・ニキシュ / ウィルヘルム・フルトヴェングラー / クラウディオ・アバド / サイモン・ラトル / ザビーネ・マイヤー / スウェーデン放送合唱団 / ヘルベルト・フォン・カラヤン / ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 / ベートーヴェン / ヴォルフラム・クリスト制作・出演
アルトゥール・ローター / ブダペスト国立フィルハーモニー管弦楽団 / ベルリン交響楽団 / ベートーヴェン / モニク・ドゥ・ラ・ブリュショルリ / ヤコブ・ギンペル / ヤーノシュ・フェレンチク発売元
日本コロムビア株式会社ハケか何かで皮膚をサッとなでたような超軽量演奏。小編成で古楽器奏法を取り入れ、使用楽譜は最新のもの、この方法はすでにほかの指揮者が試みたことである。違うと言えば違うが、根本的なものではないので指揮者の意図が心の底まで届くかどうか微妙。