制作・出演 : ルー・ソロフ
制作・出演
エディ・ゴメス / ジョージ・ヤング / スティーヴ・ガッド / チャーネット・モフェット / デビッド・マシューズ / ピーター・アースキン / マンハッタン・ジャズ・クインテット / ルー・ソロフ最高の音で楽しむために!
発売元
株式会社CRSソングスギルがもっとも野心的だった時代に東京で残したライヴ。川崎燎と峰厚介を加えたオーケストラがギルならではのふくよかで重厚なアンサンブルを描出する。ロックにもっとも近づいていた時代の吹き込みらしく、多様なビートが音の万華鏡を思わせる。
制作・出演
エド・ジョッフェ / ケニー・ランプトン / スティーブ・リッチマン / ハーモニー・アンサンブル・ニューヨーク / マイク・セルツァー / ラルフ・オルセン / ルー・ソロフ / ヴィンセント・チャンシーギル・エヴァンスが残したオリジナル・スコアをもとに、ルー・ソロフとハーモニー・アンサンブルNYがマイルスの名作を全曲完全再現。崇高で美しい仕上がり。大編成オーケストラを現代に再編成し、最新の録音技術で、長期にわたって録音という企画それ自体も一大叙事詩。
ラテンの名曲がズラリ。アレンジの妙が功を奏し、ラテンの芳香と愉悦を漂わせながら、ジャズの精神の核であるビ・バップの気概、熱気が横溢する「エル・クンバンチェロ」「ヴォラーレ」、深みのある抒情を湛えたバラード表現が秀逸な「リベルタンゴ」など、聴きどころは多い。管楽器のソロが痛快。音楽性豊かなベース・プレイにも惹かれる。★
制作・出演
ウォルター・ホワイト / ケニー・ランプトン / ジョン・フェチョック / スコット・ウェンホルト / バーチ・ジョンソン / マンハッタン・ジャズ・オーケストラ / ラリー・ファレル / ルー・ソロフデヴィッド・マシューズ率いるマンハッタン・ジャズ・オーケストラの生誕100周年記念のベニー・グッドマン作品集。MJOの結成20周年の節目のアルバムでもある。名曲を題材に再創造を目指すマシューズならではの新鮮な編曲と明瞭なオーケストラ・サウンドで楽しませる。
結成25周年記念アルバムは、アート・ブレイキー生誕90周年を祝うトリビュート盤。だからして、曲はメッセンジャーズに縁のあるナンバーだし、演奏もやっぱりファンキー。ハード・バップなんてのを知らなくても、理屈抜きに楽しめるジャズ・アルバムだ。
初代ドラマーのガッドと二代目ベーシストのゴメスを迎えたMJQのアルバム。メンバーは何度も交代しているが、サウンドに大きな変化はない。そこが編曲を担当するマシューズの才能だ。それでも初期のメンバーを得ていつもと違う高揚感が認められる。
デモ音源や未発表ライヴを集めたレア・トラック集。70年(19歳)から82年のビッグバンド(ライヴ)までにわたる。「ザ・チキン」の、70年の「ザ・チキン」はアレンジの斬新さを、82年「ソウル・イントロ?ザ・チキン」は音楽的な圧倒的完成度の高さを誇っている。耳をベースに惹き付けさせるその吸引力は神憑り的。★
スタッフのスティーヴ・ガッドがリーダーとなったザ・ガッド・ギャングはホーンを加えてさらにR&B色が色濃くなった。本デビュー作には十八番のボブ・ディラン「ウォッチング・ザ・リヴァー・フロー」やクルセイダーズ「ウェイ・バック・ホーム」も入り、このスタジオ録音を聴くとガッドのソロ作『ガッド・アバウト』がプロトタイプに思えてくる。★
制作・出演
ウォルター・ホワイト / ジム・ピュー / スコット・ウェンホルト / デヴィッド・マシューズ / マンハッタン・ジャズ・オーケストラ / ライアン・カイザー / ランディ・ブレッカー / ルー・ソロフ表題曲でもあるチック・コリアの名曲以外は、クラシックの有名曲を中心にした曲構成。デヴィッド・マシューズの、さまざまなリズムを駆使したアレンジが冴える、このオーケストラのサウンドは色彩感豊かであるし、そこに絶妙に絡む各奏者のソロもハイ・レベル。
制作・出演
ウォルター・ホワイト / クレイグ・ジョンソン / ジョン・フェチョック / デイヴ・スタール / デヴィッド・マシューズ / バーチ・ジョンソン / マンハッタン・ジャズ・オーケストラ / ルー・ソロフ発売元
ピー・エス・シーデビッド・マシューズの編曲でバカラック作品を歌う2007年作。歌とバックというより、歌とMJQのバンド・サウンドが一体化している印象でパワフル。2管とホーン・セクションを組むかのようなスキャットがいい「サンホセへの道」、広い音域で安定した歌を聴かせる「ゴッド・ギブ・ミー・ストレングス」など魅力的。
ジャズの醍醐味を明快に伝えようとしてすでに20年強、デビッド・マシューズ率いる5人組のアルバム。今作はスタンダード中のスタンンダードをフレッシュに取り上げたもの。ときに仕掛けを施しつつ、原曲の持つ曲趣を香り立たせる。フロントに立つ2管はけっこう雄弁。