発売元 : ビデオアーツ・ミュージック株式会社
スムース・ジャズ界のトップ・サックス奏者、カーク・ウェイラムの約2年ぶりとなるアルバム。既発のヒット曲やデビュー前の未発表曲、そして新録曲を収録したベスト盤のような作品だ。
スムース・ジャズ、フュージョン、R&B界の第一人者とも言われるギタリスト、ジョナサン・バトラーのライヴ・アルバム。彼の故郷である南アフリカで行なわれた凱旋ライヴでの熱いステージの模様が収められている。
2001年以降、パット・メセニー・グループのレギュラー・ドラマーとして活躍するアントニオ・サンチェスの初となるリーダー・アルバム。パット・メセニーやチック・コリアらと、巧みなセッションを繰り広げている。
ジャズ、フュージョン界の人気ギタリスト、オズ・ノイのおよそ2年ぶりとなる3rdアルバム。ニューヨークのミュージシャンとともに、ウィットに富んだクリエイティヴなサウンドを作り上げている。
人生とジャズをテーマにした話題のドキュメンタリー映画『モンマルトルの夜をもう一度』のサントラ盤。約30年ぶりに2日間限りで復活した伝説のジャズ・クラブに集った、往年のメンバーたちによる演奏が収められている。
笹子重治、フェビアン・レザ・パネはじめ、最良のメンバーに支えられた、極上の一枚。リバーヴ加工を排した生成りの音が、木綿のように心地よい。気負いなく、けれど真摯で、染み込むようにこころを満たす歌。楽曲の色合いすら越えて、何もかもがサリー色に染まっている。★
アコーディオンとヴィブラフォンのマエストロ、ガリアーノ・トリオがアルゼンチン・タンゴの巨匠アストル・ピアソラの没後15年目に捧げたアルバム。ニューヨークから迎えたミュージシャンとともにピアソラへの思いを響かせている。
意外にも、フル・アコースティック録音としては今回が最初だそう。各種弦楽器奏者としてすでに定評高い人だが、英語曲「空想のブルース」で聴かせるいやみのない発声に、音楽家としての耳のよさが。アーシーな編成とは一見裏腹な、幻想性が感じられるのもおもしろい。★
欧州の人気ジャズ・ピアニスト、ニルス・ラン・ドーキー率いるトリオ・モンマルトルの通算6枚目。ロシアのクラシックの有名な名曲をピアノ・トリオで料理した。原曲のよさを活かしながらジャズ化する手法が鮮やか。クラシックのジャズ化では最良の出来栄え。
ジャズの醍醐味を明快に伝えようとしてすでに20年強、デビッド・マシューズ率いる5人組のアルバム。今作はスタンダード中のスタンンダードをフレッシュに取り上げたもの。ときに仕掛けを施しつつ、原曲の持つ曲趣を香り立たせる。フロントに立つ2管はけっこう雄弁。
ニューヨークのトップ・セッション・ギタリスト、ジョン・トロペイの10作目となるリーダー・アルバム。世界最高峰のリズム・セクションとともに充実の演奏を聴かせてくれる。アン・サリーをゲストに迎え、ローラ・ニーロの名曲も披露。