発売元 : 株式会社徳間ジャパンコミュニケーションズ
ヨーロッパで活躍したアメリカのミュージシャンの中から、雑誌読者の意見で選ばれたオールスター・アルバム。どこからでもどうぞの有名曲が多いなか、聴きどころはやはりグリフィン絡みのトラックか。ビンディングの歯切れよいベースにも耳が行く。
デンマーク出身のメタル・バンドのサード・アルバム。フロントだったマイケルに替わり、新ヴォーカリストにフランスのデス・メタル・シーンで活動していたギョーム・ビドーを迎え、多彩なゲストを招き、さらにパワー・アップした分厚いメタル・サウンドを展開。
不思議なほど日本で高い人気を誇るヒギンズだが、この作品を聴けば理由はよくわかる。穏やかなタッチが哀愁を帯びて、テーマ・メロディにしてもソロ・フレーズにしても、実にウォームな響きを感じさせるからだ。日本人向け作品の成功例である。
ロビンソン兄弟率いるベテラン・ロック・バンド、ブラック・クロウズの2枚組ライヴ盤。ロックの殿堂であるフィルモアでのステージで、ブラス隊や女性コーラスを従え、重心の低い王道アメリカン・ロックを熱演している。
“鍵盤の魔術師”と言われるリック・ウェイクマンの日本編集アルバム。93年作品『クラシック・トラックス』をベースに、数々のボーナス音源を追加。名曲のカヴァーなども多数収録している。
制作・出演
オマーラ・ポルトゥオンド / オマール・ゴンザレス / カチャイート・ロペス / カルリーニョス・ブラウン / ハヴィエル・ザルバ / ラムセス・ロドリゲス / ロベルト・フォンセカ / ヴィセンテ・アミーゴ“エンヤ・レコーズ”移籍第1弾となる、ロベルト・フォンセカのアルバム。クラブよりのラテン・ジャズを展開してきた彼が、本作ではアコースティックでコンテンポラリーなサウンドを披露。スリリングなプレイと粋なアレンジが冴えわたっている。
熱烈なモータウン・マニアである西寺郷太が率いるトリオによる10枚目のアルバム。無条件に踊りたくなるグルーヴ、変幻自在に彩りを変えるサウンド、なにより独自のポップ感が全開なのが嬉しい。初回限定生産盤のみ、ライヴ音源を収録したボーナスCDとの2枚組。
まさにムード歌謡。山本リンダの魅力でもある艶めかしい歌声を全面へ押し出しながら、ストリングスとスパニッシュなアコギの旋律を配色した情緒感たっぷりな演奏が響いていく。ついつい酔いしれてしまいたくなる、まさに夜の帳を彩る艶恋歌そのものだ。
英国産ブラック・メタル・デュオのサード・アルバム(日本初登場盤)。たたみかけるビート、咆哮するヴォーカル、埋め尽くされるノイズは暴力の要請を受けるかのような狂騒を奏でる。しかし不意に壮麗なコーラスが響くなど、独特の美意識が感じられたりもする。
ピアニスト、ビル・チャーラップ率いるニューヨーク・トリオはこれまでエリントンやコール・ポーター曲集を発表しており、これはそれらに続くリチャード・ロジャース曲集。品のいいトリオだ。「マイ・ファニー・バレンタイン」は意表をついた超スロー・テンポ。
“円熟の味”という言葉がこれほど似合う作品も珍しい。1950年代からトップ・プレイヤーのひとりだったマリアーノが、ここではじっくりと音楽に向かうことで思いのたけを表現してみせる。美しいトーンとイマジネイティヴな歌心。心に残る作品だ。
制作・出演
RupertStamm / ToninhoFerragutti / セリーヌ・ルドルフ / セルジオ・サントス / テコ・カルドーソ / パウロ・ベリナティ / マルコス・スザーノ / モニカ・サルマーゾベルリン生まれのシンガーがサンパウロで録音。自作の1曲目はどこかプリミティヴな響きの声がブラジル+アフロ風味の曲調に合う。3曲目はリッキー・リー・ジョーンズが歌う同曲に通じる浮遊感が魅力。声と打楽器のみのコルトレーン作の7曲目はアーティスティックな感性が光る。★