1998年2月25日発売
大全集 Vol.3〜心から心へ〜大全集 Vol.3〜心から心へ〜
25年を越える活動の集大成2枚組。「酒と泪と男と女」は未発表ライヴ・ヴァージョンで、臨場感あふれるヴォーカルが楽しめる。また「心から心へ」は25分を越える大作で、河島のヒューマンな思いが、淡々とした歌声とギターの響きとともにジワジワとしみてくる。
m&mm&m
『デュアル』に続く2人のデュオ作品。共作の組曲と、マルのあまりにも有名なビリー・ホリデイ追悼曲「レフト・アローン」の2曲構成。孤高で美しいマルのピアノに、森山のブラシとタムタムの響きがとてもよく合う。シンプルだが熱く熱く感動的!★
ブラームス:弦楽六重奏曲第2番ブラームス:弦楽六重奏曲第2番
先に発売された第1番同様、味わい深いブラームス。カップリングされたR.シュトラウスがこれまた素晴らしい。ただライナーノートに長々と編集論のようなものが記されているのは興覚め。そんな論議はほかでやるべき。演奏がいいだけに残念だ。
Smashing Peaceful SoSmashing Peaceful So
まず、センスの良い、読みヅラい歌詞カードが意地でも詞を読みたくさせる。必死に読んでると、社会を取り巻く人間模様を裏の裏側までえぐったその内容に、いろいろと想像が膨らみ何度も読み返したくなる。サウンドも渇いた感じが冷たくて良い。芸術作品。
ラベンダー・ミストの女ラベンダー・ミストの女
ヴェテラン・ピアニストの味をタップリと楽しみたい向きにオススメなのがこの作品だ。ビバップ〜ハード・バップのスタイルを伝える名手ワイアンズがニューヨーク派の精鋭と吹き込んだトリオ作。円熟のピアニストだけにどの曲も安心して聴ける。
HEARTHEART
陰気なドラマでぐるぐる巻きにしてくれるスケールは大きくサウンドにはトゲがあり、歌はもちろんねばねばで歌詞の意味が歌いまわしで理解できるから見事だ。これはもちろんグラム・ロックでさすが岡野ハジメのプロデュースだ。騒々しさに深みも。