音楽むすび | 2003年8月27日発売

デビュー30周年を記念したプライス・ダウン・リイシュー第3弾。タイトル通り彼自身が抱き続けた“夢”をさまざまな形で凝縮した1枚。今回書き下ろしアルバム解説も封入。オリジナルは2002年発表。

これまでのアルバムを中心に、入手困難だったシングル曲、ライヴ音源、未発表の新曲で構成されたベスト・アルバム。イキのいいビート・パンク的サウンドにセンチメンタルなメロディを乗せる、というお得意の曲が炸裂。やはり卓抜したポップ・センスが魅力だ。

R.カイザー、A.スニッツァー、L.ソロフらマシューズ・ファミリーによるポップ曲のカヴァー集。ヴォーカル入り。編曲はもちろんマシューズ。1枚目にはH.ヒューストン、2枚目にはマドンナ、P.コリンズ、ポリス、マライア・キャリー、ホール&オーツらのヒット曲を収録。

70年、大阪で開催された万国博ジャズ祭出演のため来日したミュージシャン。彼らの演奏は当時の日本の聴衆を驚愕させ、サーマンとマンゲルスドルフを中心としたこのスタジオ盤が作られることに発展した。フリー・ジャズ黄金時代の熱気と気迫が凝縮。

77年生まれの男性シンガー、三浦ジョージのデビュー・シングル。メロディもアレンジも、どこか80年代のJ-POP(たとえば杉山清貴とオメガトライブとか)を彷彿とさせる。甘いけど甘すぎない魅力的な声が特徴だ。

LAのハードコア・バンドの未発表&レア・トラック集。内容は未発表、本邦初登場音源、デモ・トラックなどで構成、特にデビュー前の彼らのサウンドなどは資料性が高い。アヴァンギャルドな音作りで知られる超個性派集団の根本を再認識できる。