2004年8月発売
(1)(3)(9)ブラジル、(11)(12)は米国の名作家の曲というだけでなく、ハウス・ビート鳴る(7)を含め、ボッサ〜ジャズの清々しい音でリフレッシュする、なんて感じで聴くのがいい。小洒落た生活スタイルを演出するaosisレコード音源のコンピ。選者は福富幸宏 (DJ、プロデュース)。
カリフォルニア・サクラメント出身の三人組のセカンド・アルバム。日本デビュー盤。アコースティックからハード・ロックまで網羅するヴァラエティ豊かな曲調、哀感のあるユニークなメロディ、息の合った演奏とハーモニーと魅力満載だ。随所にセンスの良さを感じる。
デュラン・デュランのジョン・テイラーや、ビー・バップ・デラックスのビル・ネルソンらとテクノ/アンビエント作を作った彼だが、今回は土屋昌巳、元ジャパンのリチャード・バルビエリらとロック・フレーバーなエレクトロ世界を披露。親しみやすいキャッチーさも印象的。
ビリー・ホリデイの伴奏者として知られ、2002年に死去したマル・ウォルドロンの83年録音作品、再発盤。スタンダードを中心に収録。レジー・ワークマンのベース・プレイも冴えをみせる。
発売元
キングレコード株式会社《キング・ベーシック・ジャズ・コレクション》シリーズの1枚。『レフト・アローン』で広く知られるマル・ウォルドロンと、テレンス・ブランチャードらの共演が聴ける。『スイングジャーナル』ゴールド・ディスクを獲得。
マンハッタン・ジャズ・クインテットが人気のデヴィッド・マシューズの1987年録音のピアノ・トリオ作。スタンダードで構成された人気の高い作品。《キング・ベーシック・ジャズ・コレクション》の1枚。
発売元
キングレコード株式会社ポスト・デヴィッド・サンボーンとして、ギル・エヴァンス・オーケストラ参加で注目されたアルト奏者クリス・ハンターのアルバム。フュージョン作品。《キング・ベーシック・ジャズ・コレクション》の1枚。
レイ・ブラウン、マービン・スミッティ・スミスという今では夢のような、異色の顔合わせによる嬉しいピアノ・トリオ作品の再発盤。《キング・ベーシック・ジャズ・コレクション》の1枚。
ニューオリンズ・ジャズの巨人、クラリネット奏者のジョージ・ルイスの日本で行なった歴史的ライヴ録音を収録したアルバムの再発盤。《キング・ベーシック・ジャズ・コレクション》の1枚。
発売元
キングレコード株式会社ビ・バップの巨人、ディジー・ガレスピーとマーカス・ミラーの共演が聴ける異色アルバムの再発盤。ブランフォード・マルサリスも1曲参加。《キング・ベーシック・ジャズ・コレクション》の1枚。
脳動脈癌による記憶喪失で一時再起不能といわれながら復活した、超絶テクニックのジャズ・ギターの神様、パット・マルティーノの94年録音作。《キング・ベーシック・ジャズ・コレクション》の1枚。
制作・出演
アート・ブレイキー / アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ / ジャン・トゥーサン / テレンス・ブランチャード / ドナルド・ハリソン / マルグリュー・ミラー / ロニー・プラキシコ発売元
キングレコード株式会社ホットで豪放なドラミングで高い人気を誇るアート・ブレイキーの、30年にわたるグループ、ジャズ・メッセージャーズでのライヴ実況盤、85年録音。《キング・ベーシック・ジャズ・コレクション》の1枚。
発売元
キングレコード株式会社マイルス・デイヴィス繋がりのキース・ギャレット、ウォレス・ルーニーの2管が圧巻的な、ギャレット・ファイブの88年録音作品。ミラーはじめ、リズム隊も最強のメンバーで録音。
発売元
キングレコード株式会社松本英彦、小野満、中村八大とのビック・フォアで知られる、ジャズ・ドラムの巨匠ジョージ川口(2003年死去)が、若手ミュージシャンらと組んで録音したハービー・ハンコック作品集。
1964年から続いた東京ユニオンの最終レコーディング作となった88年録音作品。アレンジにデヴィッド・マシューズを迎えた意欲作だ。88年度ジャズ・ディスク大賞受賞作。
ベテラン白人ベーシスト、レッド・ミッチェルのベース・プレイが十二分に堪能できる79年録音作品が、ファンの要望に応え初CD化。《キング・ベーシック・ジャズ・コレクション》の1枚。
通算10枚目のアルバムはここ数作とは異なる東京レコーディング。東京の物理的/心理的な暗闇の中で過去の輪郭は曖昧になり、未来が自分たちに近付いてくる……予感は丁寧なんだけど感情に突き動かされるままのメロディ描写によって自然と浮き彫りになる。★