2005年11月発売
2〜5枚目から選曲されているが、ベスト盤というよりも矢野真紀の入門編として企画されたアルバム。エキセントリックなロック・サウンドでアプローチした亀田誠治プロデュースの前半から一転、寺岡呼人・藤井謙二提供の後半は温かみを感じさせる楽曲が並ぶ。
N響首席コントラバス奏者・池松宏の3枚目のアルバム。「アヴェマリア」を中心に静かで美しい小品が収められている。池松のコントラバスが早川りさ子のハープに乗って伸びやかに歌う。多重録音による池松一人でのコントラバス五重奏も優しく温かい。
ヒットした前作からわずか半年後という、勢いを感じさせるミニ・アルバム。レゲエの曲はさすがにフィッシュマンズを思わせるが、多彩なリズムや空間重視の音作り、秀逸なメロディなど、彼らのセンスがよく発揮されている。こだま和文参加のラテン曲が白眉。
元SUPERCARのいしわたり淳治がプロデュースした、女性三人組バンド、チャットモンチーのファースト・ミニ・アルバム。“普通の子が普通に音楽を作って鳴らしている”というコピー通り、誰もが感じている日常の気持ちを、シンプルな歌ものギター・ロックに乗せ演奏。
結成10年、平均年齢38歳。ごぞんじ宮藤官九郎や阿部サダヲらを中心にしたバンドだが、キューン移籍第1弾の本作もはやりハンパではない。エッジの利いたグイグイのロックにギミックの利いた歌詞といった具合に、あらゆる部分に聴きどころがあり、マジでステキ。
元SEX MACHINEGUNSのメンバーらによるトリオ・バンド、DUSTAR-3の通算5作目。アルバム・タイトルから連想できるように、全曲が軽快なスピード・ナンバー。そこに明るいメロディが乗っかって、楽しく転がり続ける。メロコア要素が強い作品。
発売元
キングレコード株式会社イタリアのイルマ・レーベルとJALの共同プロデュースによるサウンド・トラベル・ミックスCDの第2弾。ジャズやアフロ、ブラジル、ラテン・ミュージックなどワールドワイドな音楽の旅が楽しめる。