2005年11月発売
古楽的視点が、後期ロマン主義的な拡大主義と過剰な美を洗い流し、曲の持つ純粋美を抽出させるインマゼールの手法が、ロマン派の典型的作品とも言えるリムスキー=コルサコフの作品を一変させた。
徳間ジャパンからアルバムを多数出しているウィーン在住の鳥羽泰子による、モーツァルトのソナタ全集。すでにその演奏には定評があり、日本人では、内田光子以来の全集。
発売元
キングレコード株式会社74歳のゼルキンの堂々とした演奏が堪能できる貴重なライヴ録音。伴奏を受け持つ63歳円熟期のクーベリックとバイエルン放響も、磐石の演奏でゼルキンを支えている。ここに新たな名盤が加わった。
中学生5人、小学生二人からなるBerryz工房のシングル。映画『ふたりはプリキュアMax Heart 2〜雪空のともだち〜』のテーマ曲である、アップ・テンポでポップな(1)は、Hello! Projectらしいキャピキャピした曲で、(2)には矢口真里も参加している。
フュージョン、AORからジャズ、R&Bまで幅広いファンを魅了するシンガー/ギタリスト、ジョージ・ベンソンの1970〜80年代の代表曲を中心に厳選収録した決定版ベスト・アルバム。
ニュー・バンド“ニュー・パワー・ジェネレーション”を率いての91年作。ファンク色が後退し、メロディックなヴォーカル曲が増え、ハウス/ラップへの接近も感じられる1枚。
“愛のシンボル”と題された本作で、天才は自らを超越する“ハイパー・セクシュアル・ファンク・ミュージック"を創り出した。プリンスが92年に放った貫禄のヒット・アルバム。
マドンナがミュージック・シーンの頂点へと駆け上がった代表作ともいえるアルバム。名曲「ライク・ア・ヴァージン」「マテリアル・ガール」ほか、ボーナス・トラックも収録。84年作品。
全世界のトータル・アルバム・セールスが4,000万枚を超える個性派女性ヴォーカリストの最高峰、アラニス・モリセットの10年の軌跡を1枚に集約した待望のベスト盤。シールのカヴァー「クレイジー」も収録。
変ロ長調のみの協奏曲集。鍵盤上をするすると動き回るなめらかさが、なんとも爽快。弾き振りのせいか、やや慎重さが感じられることはあるが、オーケストラの響き自体はとてもきれい。第27番の第3楽章は遅めのテンポが決まり、宙に浮いたような感じ。
トリオ編成のギター・バンドで、骨太な日本語詞を歌う、というスタイルは現在のトレンドかもしれないが、彼らにはそこから抜け出すオリジナリティを感じる。フル・アルバムとしては3枚目。切迫感と高揚感をポップな場所でも届かせる実力に磨きがかかってきた。