音楽むすび | 2005年12月発売

若手随一の演奏力を持つオルガン奏者・金子雄太の存在がグループ結成の主要因なのは間違いない。そこに日本のトップを走るテナーの川嶋哲郎と、海外でも評価の高い大坂昌彦が混ざりあう。三人の演奏すべてが“歌って”いる、グルーヴィなファンク・ジャズ。

上々颱風の、デビュー15周年にして初のベスト・アルバム。代表曲・名曲の数々を、レーベルの枠を越えて収録しており、入門用としても最適のアイテムといえる決定版だ。

元The Movielifeのヴィニーを中心に元ファーザー・シームズ・フォーエヴァーやInMeのメンバーなども含むブロンクス発の5ピースの1作目。エモの熱い発熱感を持つサウンドは、じわっとうねりを上げたり、またひたすら疾走するなど、表情豊かなメロディの奇跡を刻んでいく。

福岡を拠点とするヒップホップ集団、SHITAKILI IXのMCが放つデビュー作。勇壮なメッセージが展開されるタイトル曲、地元のクラブを舞台にしたナンバーなど、濃い内容の4曲だ。

人気モデルのセカンド・シングルで、自身主演ドラマ『ピチモでドラマ』主題歌。今回もHΛLプロデュースだが、前作同様、キュートさを保ちつつ言葉のキレが良くなっている。両曲とも自作詞で(1)では友情を(2)では恋愛を、等身大の言葉で前向きに綴っているのも◎。