2005年9月発売
ヴァイラスヴァイラス
スウェディッシュ・デス・メタルの老舗、そして息の長い活動を継続する彼らの10作目に当たるアルバム。叙情的なメロを瞬間的に挿入するとともに適度(?)なデス声で、ややスラッシュ寄りのアグレッシヴ・メタルを満喫させてくれる。その意味では間口の広い音楽性を持つ。
駅駅
熊本出身の俳優兼シンガー。今回は“MINORU”改め“福田みのる”として心機一転した5作目のシングル。いではく作詞/大谷明裕作曲の「駅」は俳優業で培われたであろう、哀愁漂う伸びのある声色と豊かな声量で、聴き手をやさしく包み込んでくれる名曲だ。
モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集 Vol.1モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集 Vol.1
徳間ジャパンからアルバムを多数出しているウィーン在住の鳥羽泰子による、モーツァルトのソナタ全集である。すでにその演奏には定評があり、日本人では、内田光子以来の全集。
モーツァルト:交響曲 第35番「ハフナー」、第38番「プラハ」、第40番ほかモーツァルト:交響曲 第35番「ハフナー」、第38番「プラハ」、第40番ほか
発売元
キングレコード株式会社50年代、60年代のシューリヒト円熟期のコンサート・ライヴ。シューリヒトがモーツァルトの中でも特に得意としていた「プラハ」をはじめとする極め付けばかりで、端正で颯爽とした演奏が堪能できる。
ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調
55年のライヴで、正規盤としては初出となる。過剰な演出の一切ない、アンチ・ロマンティシズムといった風情の、端麗にして引き締まった演奏ながら、豊かな情感をあわせ持ったシューリヒトならではのもの。
ブルックナー:交響曲第7番ホ長調/ワーグナー:「トリスタンとイゾルデ」より前奏曲と愛の死ブルックナー:交響曲第7番ホ長調/ワーグナー:「トリスタンとイゾルデ」より前奏曲と愛の死
いずれも50年代初期のライヴ録音で、初の正規盤。有名なハーグ・フィル盤に通じる、流麗にして無駄のない、引き締まった演奏の第7番。緊迫感にあふれ、推進力のあるワーグナーと、どちらも魅力満点。
ブラームス:ドイツ・レクイエム 作品45ブラームス:ドイツ・レクイエム 作品45