2006年8月23日発売
コンピレーションをカルチャー創造の次元に高めた人気DJによるシリーズの第2弾。さまざまなジャンル・時代の音を素材に再構築。刺激的なアートの薫り高い、独特のムードを生み出した。ダークでスタイリッシュなサウンドがイマジネーションを掻き立てる。
レギュラー・バンド“レ・フリーク”でニューヨークに乗り込んで録音された大人なアルバム。気を衒った仕掛けもなければ、ニューヨークのゲストもいない。ベース・リーダー作だけにベースがリード・メロディを奏でるが。なぜか、70年代の匂いがする、手作りの良さが。
東京を拠点に活動するCOQUETTISHとフランスで活動するGUERILLA POUBELLEの2バンドによる、日仏同時発売のスプリット・アルバム。お互いのカヴァーを含む、ハードコア&スカ・テイスト満載の刺激的な1枚。
ロックとパンクの二面性を持ち、キャッチーなメロディと息の合った双子のステージで地元、岐阜・名古屋でも支持されてきた4ピース・バンド。その名も“ロケットパンチ”の4曲入りの1stマキシ・シングル。
80年代後半から続くリタイア状態から2003年に突如カウ゛ァー・アルバムでカムバックしたガールズ・ポップ/ロックシンガー、ニッキ・コルベッタの故郷デトロイトでレコーディングされたオリジナル・アルバム。
元ムーン・フラワーズのギタリスト、モーニング・スターが過去に発表した3枚のアルバムから、本人が選曲したベスト2枚組。「ディスク2」は彼のルーツ&フェイヴァリットの“誰もが聴いたことがある”カヴァー曲集。
ゲストに跳び蹴を迎えたセカンド・シングル。(1)は文字どおり“夏の祭り”を表現したヒップホップ・チューン。三味線や和太鼓を効果的に織り交ぜたバック・トラックが、男女混合のラップと見事に融合。こぶしを利かせた女性ヴォーカルが雰囲気を盛り上げているのも特筆すべき点。
ドイツの2人組アコースティック・ソウル・ユニットの5thアルバム。奥深いハスキーな声とスリリングで美しいアコギの音色が、個性あふれるサウンドを創出。サッチモからドアーズまでの幅広い選曲が目を引く。
爪弾くギターのメロディとオーケストラの伴奏というオーソドックスな演歌作品で、別れて知った愛しい人への思いを抱きながら、いまは星に託して生きてゆくという内容。末木はとても自然な歌唱で、女心の切なさをしっとりとした情感で歌い上げている。
制作・出演
アラン・シュワルツバーグ / クリフ・カーター / サミー・フィガロア / ジェフ・ミロノフ / デヴィッド・サンボーン / デヴィッド・マシューズ / マイク・マイニエリ / マーク・イーガン発売元
ローヴィング・スピリッツリチートラの4年ぶりのアリア集。得意とするヴェルディに加え、ヴェリズモ・オペラでの新境地を披露するが、声による過剰な演技を避け、熾烈な感情表出が要求される場面でも音楽的な美しさにこだわり続ける。情熱の迸りを見事に洗練させる手腕は天晴れだ。
マリンバ奏者、SINSKEのサード・アルバム。ペレス・プラードの(3)、ショパンの(4)、ジョビンの(5)など、時代と国籍を越えた選曲をし、彼自身と楽器の持つ可能性を披露する。親しみやすいアレンジは時にディスコ・ファンでも聴ける乗りと俗っぽさがある。
生ける伝説と呼んでも差し支えないハンク・ジョーンズを伴奏につけ、臆することなく威風堂々と歌える女性シンガーは、今や国内ではこの人くらいなんじゃないか。ライヴ盤とはいえ、余計なガヤもないし、ドラムレスなので歌もピアノもじっくりと聴けます。