2006年9月21日発売
テレビ、ラジオ、舞台で活躍する民謡界の実力派、藤みち子のアルバム。新録11曲+再録5曲の全16曲を収録。北海道から長崎まで全国各地の民謡を取り上げている。スケールの大きい歌唱が魅力だ。
『スイング・ジャーナル』誌のジャズ・ディスク大賞に輝いた、1974年に録音されたアルバム。46才の若さで亡くなった彼女の、ワン&オンリーな歌声を堪能できる重要な作品。まさに必聴盤だ。
名ピアニスト、アラン・ブロード・ベントと組んだ、アイリーンの復帰2作目にしてラスト・アルバム。きめ細やかな表現力にさらに磨きがかかり、成熟したバラードを存分に聴かせてくれる。
ウエスト・コースト・ジャズが全盛期を迎えた1956年、LAのヘイグで録音されたバド・カルテットの演奏。アルトの名手が残した秀奏の数々は、長い時を経たいまも変わらぬ輝きを放っている。
数あるハーモニカのセッション・アルバムの中でも秀作とされる名盤。デューク・エリントン、ジョン・コルトレーンなどのナンバーを巧みなアレンジで心地よく聴かせてくれる。リズム・セクションとの絡みが最高。
バラード、アップ・テンポ、そしてスキャット。オールラウンドなジャズ・シンガーとしての彼女の魅力が満喫できる代表的な一枚。ノリス・ターネイのアルトの渋さ、ベニー・アロノフのピアノの美しさも聴き逃せない。
1970年代におけるズート・シムズの代表的名盤。ジミー・ロウルズ(P)、ミッキー・ローカー(ds)、ボブ・クランショウ(b)のトリオをバックに率い、若い頃のプレイにはない、成熟した表現力が感じとれる秀作だ。
制作・出演
イルジー・フワーラ / チェコ・フィルハーモニック少年少女合唱団 / チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 / プラハ室内合唱団 / マルタ・ベニャチコヴァー / ルボミール・マーテル / ヴァーツラフ・ノイマン発売元
EXTON長くSA-CDハイブリッド版をリリースし続けてきたオクタヴィア・レコードのメイン・レーベル、エクストンの名録音を一堂に集めたサンプラーCD。オーディオ・ファンも注目の高音質で送る。
カナダのメロディアス・ハード・ロック・バンド、ファイナル・フロンティアの4thアルバム。キャッチーで爽快なメロディやシンガーのロブ・モラッティの高音ヴォーカルは、日本人好みの音楽性と言えそう。
元センテンストのシンガーが結成したバンドによる2作目。タイトなリズムとリフを核に、それでいて哀愁の旋律美を保ったメロディ・ワークの妙は、メタルでありながらも彼らならではの空間を描き出す。幻想的なムードさえ漂わせる(3)も、バンドの独自性を痛いほどに発散。
スウェーデン出身のヘヴィ・メタル・バンド、マーサナリーの4thアルバム。これまでに比べ、メランコリックなメロディを前面に押し出した内容となっており、彼らの新境地を開いた1作といえる。
ラナ・レーンのキーボード・プレイヤーでありメイン・ソングライター、エリック・ノーランダー率いるロケット・サイエンティスツの4thアルバム。2枚組のヴォリュームが嬉しい。
全米で人気急上昇中のエモ・メロディック・バンドのデビュー・アルバム。ダイナミックとクールさ両方を兼ね揃えたポップさは、特筆するほど完成度が高く、処女作にして名盤といえるかも。ただ、ポップといえど気骨が強く覗われるのがこのバンドの本質か。