2007年10月発売
デライトフリー+4デライトフリー+4
制作・出演
ウェイン・ショーター / オリヴァー・ネルソン / ジョー・ヘンダーソン / ビリー・ヒギンズ / フィリー・ジョー・ジョーンズ / フィル・ウッズ / マッコイ・タイナー / リー・モーガン発売元
ユニバーサルミュージックビゼー:≪アルルの女≫第1、第2組曲 ≪カルメン≫組曲よりビゼー:≪アルルの女≫第1、第2組曲 ≪カルメン≫組曲より
小澤征爾の得意のフランスもので、なかでもこのビゼーは評価の高い録音だ。小澤ならではの明敏なリズム感やメロディ・ラインの浮き立たせ方など、躍動感があり、洗練され清潔感にあふれている。
プロコフィエフ&バルトーク:ピアノ協奏曲集プロコフィエフ&バルトーク:ピアノ協奏曲集
プロコフィエフの第3番は2度目の録音、他はこれが初録音となったもの。アルゲリッチのなんともエキサイティングな演奏が素晴らしい。これらの楽曲のベストに上げられる録音だ。デュトワとの緊迫感あるやり取りにも注目。
ヴィエニアフスキー:ヴァイオリン協奏曲第1番 第2番ヴィエニアフスキー:ヴァイオリン協奏曲第1番 第2番
26歳のパールマンと36歳の小澤征爾が共演した、切れ味鋭いヴィエニャフスキ。アメリカへの正式デビューで取り上げた第1番がことのほか素晴らしい。パールマンの高度なテクニックと表現力が存分に発揮された演奏だ。
エルガー&ディーリアス:チェロ協奏曲エルガー&ディーリアス:チェロ協奏曲
デュ・プレの代表的な録音で、特にエルガーはいまだにこの演奏を凌駕するものは出ていないと言われている、万感胸に迫る演奏だ。ディーリアスもスケールが大きく、しかも共感の度合いが深い名演となっている。
モーツァルト:ピアノ・ソナタ 第8番 他モーツァルト:ピアノ・ソナタ 第8番 他
20歳の頃の師でもあるブーランジェとのブラームスのワルツも含む、リパッティの珠玉の名演集。特にモーツァルト、バッハでは無類の美しさを放っている。ショパンのソナタでの内に秘めた情熱も感動的だ。
ブザンソン音楽祭における最後のリサイタルブザンソン音楽祭における最後のリサイタル
33歳で白血病のために亡くなったリパッティの、死の2ヵ月前に行なわれたライヴ録音。リパッティを語る上で欠かすことのできない比類ない美しさに満ちたアルバムだ。壮絶な記録が刻まれている。
R.シュトラウス:四つの最後の歌 他R.シュトラウス:四つの最後の歌 他
シュヴァルツコップの代表的な歌曲を収録したアルバム。中でも「四つの最後の歌」は、この曲の最高例として、しばしば挙げられる録音だ。セルの伴奏も素晴らしく、シュヴァルツコップの官能的ともいえる歌唱ともども感動を誘う。