2007年12月19日発売
ポーランド室内管弦楽団の芸術監督を務める彼だから、いきなり“ポーランドの魂”でも不思議はないか。でもショパンの編曲ものではなく、他の2曲の協奏曲がメイン。後期ロマン派の香り豊かなヴィルトゥオーゾ的大曲で、もちろんケネディの自由闊達な音楽が堪能できる。
ブラーのデーモン・アルバーンとジェイミー・ヒューレットによるヴァーチャル企画バンドのレア・トラック集。前作『ディーモン・デイズ』のシングル未収録曲を収録。DFAなど気鋭のリミキサーによるディスク2、本盤のみ収録の2曲+「ロックイット」のPVも最高。先鋭的な毒気にシビレる!
映画『機動戦士Zガンダム』のテーマ5曲に、新たにアレンジを施してカヴァーした3曲を加えた、ガンダム史上最強のコンセプト・アルバム。静と動のコントラスト際立つ1、9曲目、メランコリックなインタールード「砂の十字架」と、生まれ変わった3曲も聴きごたえあり。
90年代初期に結成され、“北欧ハード・ロックの代表格”としてつねに第一線で活躍している彼らの、通算5枚目となるアルバム。サバイバーやジャーニーといった80年代ハード・ロックの影響を多分に受けた、ポップでキャッチーなメロ&リフにワクワクさせられる。
もともとジャーマン・メタルの土壌を持つブラジルのメタル・シーンに表われたニュー・カマーは、メロディックな構築美というジャーマン・メタルの手続きを正統的に踏んでいる。テクニカルなプレイに支えられたシアトリカルな世界観は、もはや新人離れの域にある。
NYを拠点に活動し、シンガーとしても頭角を現してきた女性ベース奏者のヴォーカルを全編にフィーチャーした作品。シンガーとしての意識が過剰でない分、大上段に構えず、サラリと歌い、逆に、だからこそ生まれる彼女ならではの佇まい、味わいが好ましい。
50曲のラブ・ソングの名曲をピアノ・トリオで録音した“ロマンス四部作”のラストを飾るアルバム。2007年内に4枚をリリースするという異例のシリーズを成功裏に終えた。好調この上ないエディ・ヒギンズは、ここでもスウィンギィで典雅な上質のジャズを聴かせている。
制作・出演
のだめオーケストラ / のだめカンタービレ / ウラディーミル・ヴァーレク / プラハ放送交響楽団 / ベートーヴェン / 日本フィルハーモニー交響楽団 / 梅田俊明 / 野原みどり / 飯森範親クラシック・ブームを盛り上げたTVドラマ『のだめカンタービレ』にちなんだ人気曲を2枚組に収録。ドラマの中で、のだめや千秋が演奏する数々の名曲がたっぷりと味わえる。
同い年でお互いにサーフィン好きだというMicroとのコラボによる「Believe in Love」をはじめ、ソウルフルな軽快さとナチュラルでポジティヴなヴァイヴが相まってのミニ・アルバム。世知辛い世の中の一服の清涼剤のように響くとともに、南国の楽園へと誘われるかのような印象も。
過去に発売した2枚のアニソン・カヴァー・アルバムの中から、歌い継がれる人気ナンバーをセレクト。さらに、自から歌い続けてきたアニメのタイアップ・ソングを集約。アニソン支持の高い曲の数々が、下川みくにの爽やかな歌声に乗せて甦る。
発売元
株式会社ポニーキャニオンケニー・ドリューがビッグバンドと共演した珍しいライヴ作。アーニー・ウィルキンス率いるオールモスト・ビッグバンドにドリューが参加する形で実現した。米国、欧州の名手たちが熱演を聴かせる。ドリューのソロが聴けるパートは少ないがさすがの存在感だ。
カナダ出身の6ピース・バンド、ザ・モスト・セリーン・リパブリックの2ndアルバム。ロック、プログレ、ジャズ、ダンス・ミュージックなど多彩な要素を織り込んだ、実験性の高い奔放なサウンドが展開されている。