2008年11月26日発売
懐かしいムード・ミュージックのゴージャス・オーケストラ、101ストリングスが奏でるクラシックです。メロディ・ラインを浮き立たせ、単純化したポップなリズムに乗せて、基本的にレガート奏法で、とにかく美しく仕上げている。「アヴェ・マリア」なんか合唱入りですよ。
101本の弦楽器、総勢140人のギネス級オーケストラが今回はジャズを取り上げた。「ミスティ」から始まりその数は21曲にも及ぶ豪華な一枚だ。真にヴィンテージなジャズ・スタンダードを華麗で重厚なストリングスで聴く。ゴージャスなひと時を過ごせるだろう。
発売元
株式会社ギザ女性ジャズ・シンガー、中島紅音のサード・アルバム。ジャズ系の有名スタンダードを歌った。4ビート・ジャズとは異なり、実にさまざまなサウンドで歌っている。フュージョン主体で、クラブ・ミュージックのテイストを含んだ編曲と演奏だ。ヴォーカルはハスキー&キュート。
発売元
株式会社ギザJ-POPからのラテンへの回答というべき、明るく快活で現代的サウンドに満ちた作品。元WANDSの大島こうすけによるトラック・メイキングで、日本発のラテン・ミュージックに新たな局面を提示している。ラテンというよりJ-POPとして楽しむべき作品。
リーダーであるハンク・ジョーンズは90歳を迎えた大ベテランだが、ピアノ・タッチが絶妙で滋味豊かな音を紡ぎ出している。ベースとドラムの連携も良く、特に、キルソンの鋭い感性が弾けるドラミングが刺激的。メリハリの利いたピアノ・トリオ演奏が楽しめる。
カリフォルニアのインディ系ロック・バンドのデビュー作。アコースティック楽器をベースにした弾けるようなサウンド。ポップなキンクスのようなところもあるけれど、むしろ無邪気な感じで、ジャケットのイラストのようなピュアで可愛らしい感性が光る。
自国イギリスでは2007年10月にリリースされた4作目。米国のエモ・ロックと共振したサウンドをキープしつつデリケートな音で、いわゆるUKロックの香りも漂うが骨のあるラウドなロックに仕上がった。優等生風のキャラも強みだ。「アウト・オブ・タイム」以降は日本盤のみ。