2008年2月6日発売
88年にリリースされた洋楽カヴァー・アルバム。スタンダードな洋楽の名曲に忌野清志郎が日本語の訳詞をつけて歌っている。明確に「反戦・反核」の意思を表した訳詞が問題となり、大きな話題を集めた。
カントリーのメッカ、ナッシュヴィルで録音し、プロデューサーに元ブッカー・T&THE MG'Sの名ギタリスト、スティーヴ・クロッパーを迎えた超話題作。かつてのサザン・ソウル的な面を取り入れた熱い内容で、“パシフィック・クロッシング”とでも呼びたい。
ヴァーヴ・グループの音源を使用した一枚1,000のコンピレーション・シリーズ、全30タイトル。さすがにライナーや歌詞は省かれているが、充実した内容ときちんとした作りはさすがにメジャーの仕事。赤はアーティストもの、青と黄色はジャンルもの、紫はシチュエーションものと、オビの色で内容が分かれている。赤帯のアンドリュー・シスターズ、黄帯の『〜スウィングス・ポップ』など、かなり美味しい内容だし、紫帯の『〜フォー・ウェディング』も持っていて損はない。店頭で見かけたらとりあえず一枚、という気軽さが身上のシリーズだ。中の1枚、シンガーズ・アンリミテッドの『フィーリングス』は、名アレンジャー、ジーン・ピュアリングの追悼タイトルとなってしまった。合掌。
制作・出演
M.F.Wanzo / MarshalRoyal / エディ・デイヴィス / エリック・ディクソン / カウント・ベイシー / グローヴァー・ミッチェル / チャーリー・フォークス / ボビー・プレイター制作・出演
アストラッド・ジルベルト / カイ・ウィンディング / ギル・エヴァンス / グラディ・テイト / ケニー・バレル / ジョニー・コールズ / セルダン・パウエル / ボブ・ブルックマイヤー制作・出演
アントニオ・カルロス・ジョビン / エウミール・デオダート / オアーナ / ジャキス・モレレンバウム / セバスチャン・ネト / ダニーロ・カイミ / パウロ・ジョビン / パウロ・ブラーガ制作・出演
ジョージ・デューク / スティーヴ・ガッド / テレンス・ブランチャード / デイヴ・カーペンター / トム・スコット / ナンシー・ウィルソン / マーカス・ミラー / ラリー・ゴールディングスより骨太に力強さを増して、ルーツ・ミュージックのフレイヴァーを掘り下げるリズ・ライトの3作目。今作は黒人女性シンガーのトシ・リーゴンとの共作曲が大半を占め、アフリカン・アメリカン女性としての存在感を浮き彫りにしている。
関西を中心に活動している女性ヴォーカルの4人組による、メジャー・デビュー・シングル。ブルース・ロック・ベースだが、歌の底にある“歌謡ソウル”っぽいテイストが、独自の持ち味。テレビ東京系ドラマ『コスプレ幽霊 紅蓮女』の主題歌としてオンエア。
永遠のシティ・ポップの王道を歩む稲垣潤一らしい洒落た雰囲気の「サヨナラからのメッセージ」「たったひとりの君へ」ともに、甘く切ない恋の思い出が歌われる。さらに代表曲「ロング・バージョン」のオリジナル・ヴァージョンも収録したシングル。
全国各地のヒップホップ・アーティストを特集したコンピレーション・アルバム。それぞれの地でウェッサイ・シーンを盛り上げてきたアーティストらのサウンドが一気に味わえる豪華盤だ。
“リズム・アンド・ロマンス”をテーマに、サックスのスーパー・スターがラテンに初挑戦。コンコード移籍第一弾、通算18枚目のアルバムは、軽快なサルサ、優美なボレロ、センチメンタルなタンゴと、さまざまなムードを夢見心地なサックスで楽しませる。