2009年11月4日発売
制作・出演
J.S.バッハ / アレクサンダー・シュナイダー / オルヌルフ・グルブランセン / ジョン・マック / ナンシー・ダレイ / パブロ・カザルス / ピーター・ゼルキン / マールボロ音楽祭管弦楽団 / ルドルフ・ゼルキンカザルスが当時唯一演奏を行なっていたマールボロ音楽祭管を振ってのバッハをまとめた2枚組。「様式」といったものを離れ、カザルスの内面で響くバッハをストレートに表現した、偉大な創造がここにある。
メータにザイフェルトにバレンボイムにベルリン・フィルハーモニー。何とまあ豪華キャストの2枚組だろう。難しいこと言いっこなし。それぞれの名手たちが繰り広げる、豪華絢爛・高カロリー・超絶技巧の一大エンタテインメントの数々を、とくとお楽しみあれ。
満腹感一杯の2枚組。第7番は作品の質として問題はあるが、貴重な音源なので一度は聴く価値がある。一方、ロストロポーヴィチの指揮は明快で剛直な「悲愴」に続き、オーケストラがノリノリの小品がこれでもかと続く。会場の盛り上がりも直に伝わってくる。
制作・出演
アマデウス弦楽四重奏団員 / サー・ゲオルグ・ショルティ / シーア・キング / ニール・ブラック / ノーバート・ブレイニン / ピーター・シドロフ / ブラームス / マレイ・ペライア / マーティン・ラヴェットペライアの渋い選曲の室内楽録音を組み合わせた2枚組。アマデウスSQのメンバーとの共演によるブラームス、イギリス室内管の管楽奏者たちとの共演によるモーツァルトとベートーヴェンだ。室内楽奏者としてのペライアの魅力を知ることのできる作品。
制作・出演
アイザック・スターン / ウィリアム・R.スミス / ジャン=ピエール・ランパル / ダヴィッド・オイストラフ / フィラデルフィア管弦楽団のメンバー / フランツ・リスト室内管弦楽団 / ヤーノシュ・ローラ / ユージン・オーマンディ / ヴィヴァルディヴィヴァルディの2つのヴァイオリン用の協奏曲集。スターンとオイストラフの共演をオーマンディが振ったものと、ヴァイオリン・パートをフルートで吹いたランパルとスターンとの共演を収める。いずれも興味津々の演奏だ。
ティルソン・トーマスらしいブラームスの管弦楽作品集。「ハンガリー舞曲」はブラームス編とドヴォルザーク編の管弦楽版を並べるほか、シェーンベルク編のピアノ四重奏曲などを収録すした、興味深いアルバムだ。
制作・出演
アンブロジアン・シンガーズ / イギリス室内管弦楽団 / エヴァ・マルトン / スザンヌ・マーフィー / セント・ルークス管弦楽団 / タリス室内合唱団 / ベートーヴェン / マイケル・ティルソン・トーマス / ロンドン交響楽団ティルソン・トーマスが室内オーケストラを指揮して完成させたベートーヴェンの交響曲全集に、ロンドン響とのちょっと珍しい作品集とを組み合わせたBOX。古楽器のオーケストラとは違った斬新さを持っている。
制作・出演
アルフォンス・コンタルスキー / アロイス・コンタルスキー他 / ウルラ・テルホーヴェン / シュトックハウゼン / フリッガ・ディトマール / ヘルガ・ホプフ / ヘルムート・ハイセンビュッテル / ミミ・ベルガー / メタ・アッカーマン / モニカ・ピック兄弟でのピアノ・デュオも有名な現代音楽のスペシャリスト、コンタルスキーの演奏によるピアノ作品集。前衛音楽の旗手として鳴らした作曲家、シュトックハウゼンの初期を代表する楽曲を収めた、名盤として高い評価を得ていたアルバムだ。
女性アーティストのナンバーばかりを取り上げたカヴァー・アルバム。デスチャ、シンディ、シャンプー、アギレラ、アヴリル、ジェニロペ、ブリトニー、エイミー・ワインハウスまであまりにもベタな選曲、一本調子なアレンジに苦笑するがそれがこのバンドの魅力でもある。
ゴングやシステム7でお馴染みのスティーヴ・ヒレッジが別名義で放つDJミックスCDは、ミニマル・テクノ、ハウス、ダブ、アンビエントなどを混交。ダンス・ミュージックのトランシーな側面を強調し、リスナーを忘我の境地へ誘う。ヒレッジの考える究極の恍惚音楽。
覆面カヴァー・バンドによる2009年11月発表のJ-POPパンク・カヴァー・アルバム。TVドラマの主題歌をカヴァーした1作目『〜ーTV』と邦画主題歌をカヴァーした2作目『〜ーMOVIE』のなかから、人気曲ばかりを収録。