2010年10月27日発売
ジャンル
多数の著名アーティストから支持を得るヘッドフォン・メーカー、モンスター社とタイアップしたオフシャル・ミックスCD。時代を超えたヒップホップ・クラシックの数々を、DJ SHU-Gがハイ・センス&スキルフルにミックスしている。
デュビュニョンの新作を挿入し、曲順にストーリー性を持たせたというコンセプト面もさることながら、演奏そのものこそが当盤を意義あるものとしている。たとえば、ドビュッシーでの弱音やデュナーミク処理、キャラクターの対比など。メシアンもこれほどまでにダイナミックで興奮を呼ぶ演奏はなかなかない。★
HEAR MUSIC移籍後の第2弾となる、約1年ぶりのアルバム。前作『シークレット プロフェイン・アンド・シュガーケイン』同様、プロデューサーにTボーン・バーネットを起用。経済崩壊に言及するなど、社会派な一面も垣間見える内容だ。
デビュー10周年最後のコラボレーションは、加藤ミリヤ!!! そしてC/WにはなんとHIP HOP界のスーパースター、Snoop Dogg!! 10周年ラストを飾るにふさわしい、凄すぎるシングル完成!! 【収録内容】 1.STRONGER feat.加藤ミリヤ 2.Let it go feat.Snoop Dogg 3.STRONGER feat.加藤ミリヤ(Insturumental) 4.Let it go feat.Snoop Dogg(Insturumental)
2010年、ドリが日本を色ドリます。赤ドリ、青ドリに続く今作は、紫ドリ。ホンネなんていらない。あなたの嘘に騙されたい。 テレビ朝日 木曜ドラマ 「ナサケの女〜国税局査察官〜」 主題歌 主演:米倉涼子 10月21日スタート 毎週木曜日21:00 【CD】 M1. LIES, LIES. M2:LIES, LIES. - PIANO VERSION - feat. 大谷幸 M3:LIES, LIES. - GUITAR VERSION - feat. JUON from FUZZY CONTROL 【LISE, LISE. ライナーノーツ】 ホンネなんていらない。あなたの嘘に騙されたい。 初めて「LIES, LIES.」を聴いたとき、何か眩しい閃光で体を貫かれたようなショックを受けた。今作を色にたとえるなら“紫”。それも夜色の濃紺を まとった深い紫だ。赤ドリ「ねぇ」/青ドリ「生きてゆくのです?」同様、ドラマチックな展開に心を揺さぶられることは間違いないのだが、今作は とてもグラマラスで艶やか。 「LIES, LIES.」に描かれるのは、恋愛のダーク・サイド。『tell me more LIES, LIES〜来るはずない未来さえ語って〜』のフレーズに表れているように、 たとえ嘘であったとしても、今この瞬間だけを満たしてくれればそれでいいと、強く愛を求めてくる。そこに在るのはしたたかな女性像。が、しかしーー。 先述した“紫”には“菖蒲色”という種類がある。菖蒲(ショウブ。またはアヤメ)は可憐な紫色をした、どこか儚さを持った花なのだが、「あきらめ」 「忍耐」「あなたを信じます」という花言葉を持っている。「LIES, LIES.」に描かれる詩世界は、まさしくそんな要素を背負っているのではないだろうか。 “あなた”との愛に対し、ある意味あきらめの気持ちが存在しつつも、あいまいな2人のバランスに堪え、どんな形であれ“あなた”を心のどこかで 信じ抜きたい……そんな不安定で切ない想いが綴られている気がしてならない。そんな痛々しさが、したたかさと同時に伝わってくるのは、「オオカミ少年」 と「花泥棒」、「PURE」と「EVIL」、「TRUTH」と「HURTS」など、相対するキーワードを吉田美和が巧みに操っているから。アグレッシヴさに繊細さを 掛け合わせた、そのギャップがいかにも女らしくてドキッとさせられるし、女心の脆さに胸を締め付けられる感覚にもなる。吉田美和の艶やかで、冷静 かつ瞬間的に感情的な声で歌い上げられれば、なおさらだ。 そんな彼女の歌を運ぶサウンドは実に緊張感にあふれている。4分打ちのデジタリックなダンス・ビートの中、JUON(FUZZY CONTROL)の熱を帯びた ギター・カッティングが印象的。そして、もっとも感情の起伏が激しいサビでループするコード展開や、ゆったりとしたグルーヴの間を力強くドライヴする ヴォーカルラインにゾクゾクと心揺さぶられてしまう。まさに気分を“HIGH”にさせてくれるスリリングなサウンドだ。 「LIES, LIES.」は、長年のドリファンにとってはデビュー曲「あなたに会いたくて」(1stアルバム『DREAMS COME TRUE』 収録)「LAT.43°N 〜forty-three degrees north latitude〜」「LOVE GOES ON・・・」(ともに2ndアルバム『LOVE GOES ON・・・』収録)など、初期のDREAMS COME TRUEを 彷彿とさせるかもしれない。そして若い世代にとって、この詩世界とコード感はとても刺激的に響くことは間違いない。音色、サウンド・アプローチ、 歌詩、歌声……すべてが合わさり、化学反応を起こしたときに感じられる衝撃と感動を、とにかく真正面から受け取ってほしい。長年に渡ってJ-POPの 頂点に立ち、今もなお心を大きく揺り動かしてくれるこのパワー。そこに未だ私たちはドリの凄さを痛感し、敬愛することをやめられないのである。 文:恒川めぐみ
18歳でデビューから約4年間の軌跡を詰め込んだ、JYONGRI初のベスト・アルバム。シングル曲を中心に、CMでもおなじみの「〜約束〜」や「Amanojyaku」「First Goodbye」といった新曲を含む全15トラックが収録されている。ダンス・チューンから切ないバラードまで、彼女の豊潤で表現力のあるヴォーカルが楽しめる。
浅川マキの追悼記念ベスト。ディスク1は入門編、ディスク2は中級〜上級者向け。音源は70年代から90年代までと幅があるが、その歌世界にまったくブレがない。サウンドの変化は多少あるが、核にあるものは不変。これは“浅川マキ”というジャンル。こんな人は、もう出ないだろう。
過去4枚のアルバムを計1千万枚以上売った米パンク・バンドのEMI移籍第1弾となる通算5作目。メロディックでキャッチーな先行シングル「ライク・イッツ・ハー・バースデイ」に代表される、ライヴで盛り上がりそうなシンガロング・チューン満載で、本作もアルバムのヒットとともに数多くのシングル・ヒットが生まれそうだ。
好評のベスト100シリーズにウィーン・フィルが登場。フルトヴェングラーからラトルまで、14人の世界的指揮者たちによる、定番のワルツからオペラの序曲や間奏曲、交響曲や管弦楽曲など、有名曲が目白押しだ。
札幌で精力的に路上ライヴを行なっているアコースティック・デュオのメジャー第1弾アルバム。デビュー前から演奏している「裸」や、「みず」のようにじっくりと聴かせる楽曲など、全13曲を収録している。
LGYankees率いるNO DOUBT TRACKSが放つ謎のアーティストによるファースト・アルバム。Noaをフィーチャーした「Grateful Days」の優しい温度感を伴ったカヴァーや、ポジティヴなメッセージ性を持ったオリジナルなど、存在は謎であるが人物像が見えてくる、まさに名刺変わりの一枚に仕上がっている。
結成5周年記念第1弾シングルは、宇宙へ飛び出していきそうなエネルギーを秘めたビート・ナンバー。戸惑いや偏見にとらわれ、今のままの生活に満足なんかしないで、怖いモノ知らずのクレイジーと呼ばれようとも、僕らの未来を迎えに行こう、とパワフルなヴォーカルでシャウトしている。