2010年7月14日発売
ドイツを拠点に活動する若き才媛の日本でのライヴ録音。ラヴェル3作品を中核に置くという大胆果敢なプログラムながら、精緻でスキのない音の運びと、艶を含んで透明感のある音色で耳をひきつけ、才の高さを印象づける。清冽で引き締まった抒情があざやかだ。
ティーン・アイドルでスタートした彼らも今やキャリア13年。この5枚目のアルバムでは、モータウンやマイケル・ジャクソンのブレーンを投入、R&B、60'sポップのエッセンスを取り入れたパワフル・ロックを展開。オーソドックスにして適度の刺激を加えた凛々しさ満点の一作となった。
イタリアの詩人が宣言した芸術運動“未来派”から2010年で100周年を迎え、スイバケの二人が“Re;未来派”をテーマにしたコンセプト・アルバムを発表。先鋭的なデジタル・サウンド満載で、スピード感や時代性、ポップ感を最新テクノに乗せ、2枚目にして最先端のアルバムに仕上がった。
幼なじみの男の子を好きになった、思春期の女の子の心を描くラヴ・ソングを収めたアルバム。エヴァンゲリオンの惣流・アスカ・ラングレーのものまねで知られる、桜・稲垣早希が歌で参加。pal@popこと高野健一らしいテクノ・サウンドが全開の一曲だ。
2007年結成の5人編成バンドが、元JUDY AND MARYの恩田快人をサウンド・プロデューサーに迎えて放つメジャー・デビュー・シングル。キャッチーなサビが際立つ「smile.」、疾走感あふれる「shooting star」、さりげなくせつなさ漂う「HERO」と、充実の演奏力、印象的なヴォーカルを伴った刺激的な楽曲に耳を奪われる。
阿久悠トリビュート・シリーズ第3弾は、全曲アカペラ・カヴァーという異色作。ゴスペラーズ「あの鐘を鳴らすのはあなた」、スターダストレビュー「また逢う日まで」、RAG FAIR「狙いうち」など、歌声のみで魅了する実力派の楽曲が楽しめる。
現役ホスト軍団によって結成された、CLUB PRINCEの3rdシングル。タイトル曲は、テンションを最高潮に盛り上げる、イケメン達のアゲアゲ純愛ソング。真夏にふさわしいアップ・テンポの痛快ナンバーだ。
『ブラバン!甲子園』第4作。本作は、シリーズ恒例のヒット作や定番曲に加えて、「島人ぬ宝」「北の国から」など、近年優勝の実績を持つ沖縄と北海道にちなんだ曲も収録しているところが興味深い。
2010年7月リリースの3rdアルバム。初めて正面から“夏”をテーマに据えて制作した作品で、「エンドレス・サマー」「BEACH BOYZ」など、ドライヴや海にもってこいの爽快なナンバーが揃っている。
ラヴェルでは特に「道化師〜」が良く、リズムが冴えている。歌曲の伴奏はやや地味だが、グラハムの深みのある歌声はさすがである。メインのブラームスは非常にきっちりとした表現。ひたすら作品に忠実であろうとする小澤の真摯な態度がにじみ出ている。
制作・出演
R.シュトラウス / アンネッテ・マルカート / ケルスティン・ヴィット / ジェイムズ・モリス / ジェシー・ノーマン / ドレスデン・シュターツカペルレ / ヘドヴィヒ・ラッハマン / リチャード・リーチ / ヴァルター・ラファイナー / 小澤征爾小澤とドレスデン・シュターツカベルンの組み合わせ、さらにジェシー・ノーマンのサロメということで大きな話題を呼んだ録音。小澤の緻密なドラマ作りと、ノーマンの舞台では絶対あり得ないドラマティックで強靭なサロメが聴きものだ。
人生の喜怒哀楽をくぐり抜けたシェリル・クロウが届ける2010年リリース作。60、70年代の音楽をベースにした原点回帰のロック・アルバムで、オリジナル曲のほか、テレンス・トレント・ダービーのカヴァー曲なども収録。
前作「SWEET REVOLUTION」から約4年ぶりとなる、2010年7月14日発表のシングル。2008年のソロ20周年に際し、ベスト盤リリースやライヴなどで駆け抜けた氷室。新たな鼓動と意欲がうかがえる、再始動を告げるにふさわしい一作だ。
大ブレイクのきっかけとなった前作から5年を経て発表されるサード・アルバム。俳優としても活躍するジャレッド・レトを中心としたトリオ編成となった今作では、スティーヴ・リリーホワイトとFLOODの名匠二人を迎え、ファンタジックでロマンティックなロックンロールを力強く響かせる。
2010年に結成10周年を迎えたORANGE RANGEの、2009年7月までにリリースしたシングルを収めた作品。「キリキリマイ」から「瞳の先に」までのシングルをコンプリートした、彼らのこれまでの軌跡がじっくりと味わえる保存版だ。