2010年8月発売
カンニバル・コープスのメンバーも大絶賛する米テクニカル・デス・メタル4人組の2作目。各人が密室で押しくらまんじゅうをしているかのようなブルータルでプログレッシヴなプレイの応酬は、さらなる進&深化を遂げた模様。とはいえ、あまりに超絶すぎて思わず笑っちゃう瞬間も。
スペイン・メタルのニュー・カマー、ディアブラス・イン・ムジカのデビュー・アルバム。オペラ界のトップ・シンガーをゲストに迎え、スクリーム・ヴォイスとの好対照が、幻想的なシンフォニック・メタルに天使と悪魔の競演のような絶妙なコントラストを生み出している。
ピッツバーグ出身の3ピース・ポップ・パンク・バンドのセカンド・アルバム。シーン全体としてはあまり元気がないが、この三人は例外。とにかく活きがいい。疾走感あふれるグルーヴと、シンプルながらポップでキャッチーなメロディが魅力。ヴォーカルにも熱さが感じられる。かっこいいぜ。
90年代に“JACK”と親しまれ、伝説のバンドと呼ばれたスカ・バンドがついに復活。本作はそれを記念し、彼らがかつて発表した名盤2タイトルをセットにしたお得な2枚組。洗練されたスムース&カジュアルなサウンドは今でも新鮮で、カッコよく聴きごたえ十分。日本盤ボーナス・トラックあり。
2008年に英国で結成され、程なく活動拠点を北米に移した5人組のデビュー作(オリジナル・リリースは2009年秋)。重量級のリフ&グルーヴにエモ・パートを組み込んだメタルコアの典型とも言えるサウンドながら、エレクトロ要素の導入で何とか個性を出そうと頑張っている。
the generousで活動していた女性のソロ・デビュー作。“矢沢永吉の娘”ということを表現者としても受け入れたような本名名義だが、彼女の歌声も歌詞も何かから解放されたみたいな佇まいを感じる。作風的には米国の女性ポップス系ロック・シンガーを思い出すリラックスした風情で、フレッシュだ。
全曲亀田誠治プロデュース!WEAVERのセカンドアルバム! 「新世界創造記・前編」では、大型タイアップ楽曲の2曲を収録したWEAVERの持つポップな魅力が凝縮された内容。9月には「新世界創造記・後編」の発売が決定! 【収録曲】 ・「Hard to say I love you -言い出せなくてー」(フジテレビ系ドラマ「素直になれなくて」主題歌」 ・「僕らの永遠ー何度生まれ変わっても、手を繋ぎたいだけの愛だからー」(au LISMO! CMソング) ・「心の中まで」 ・「つよがりバンビ」 ほか
ブラジルのメタル・シーンで人気を集めるメタル・プロジェクトの第2弾。ブラジルのトップ・シンガーを集めて作られた本作は、その独特のストーリー仕立てが魅力。各シンガーが物語のキャストを演じるスタイルはまさにオペラ風。キャストの面白さを満喫できる。
ベテラン声優の浪川大輔による朗読CD。英雄と謳われる日本史上の人物を扱うシリーズの第10弾で、歴史的な背景を踏まえつつ独自の観点で掘り下げていく。本作では戦国武将一番人気の真田幸村をフィーチャー。
2006年からレゲエ・ディージェイ・卍LINEとして活動する窪塚洋介のサード・アルバム。タイトルの“時間と波”とは自身のライフ・スタイルを意味し、夢や希望、そして情熱といったメッセージを等身大で伝える。楽曲はレゲエの枠にとらわれない自由なスタイルで、奔放な雰囲気で彩られている。
『テニスの王子様』宍戸亮役の声優、楠田敏之のコンセプト・バラード・アルバム。壮大なオーケストラ・サウンドの「LIFE」、アコースティックなR&Bバラードの「約束」、三拍子でプログレッシヴな雰囲気漂う「TSU-BA-SA」など、さまざまなタイプのサウンドのバラードが並ぶ。楠田自身も2曲で作曲を担当。
アンセムのヴォーカルで元アニメタルのさかもとえいぞうが放つ特撮アニメのメタル・カヴァー第3弾。3作目ともなると気になるのは選曲だが、知る人ぞ知る『突撃!ヒューマン!!』を取り上げているあたりはなかなかの通好み。メタル・アレンジだが、意外にも原曲のよさを再確認させてしまうのが凄い。