音楽むすび | 2017年12月発売

2017年12月発売

トレーディッド・ドリームストレーディッド・ドリームス

あのハノイ・ロックスを輩出したフィンランドからメロディックでエネルギッシュなロックン・ロール・バンド、テンプル・ボールズがデビュー! 地道なライヴ活動を経てリリースしたデビュー作『トレーディッド・ドリームス』は、ロックン・ロールの活きの良さと ハード・ロックのダイナミズムが見事に融合し、キャッチーなメロディも大きな魅力!世界が注目する大型新人の登場だ! 元ハノイ・ロックスのアンディ・マッコイの自伝本に登場した言葉をバンド名にしたというテンプル・ボールズは、 2009年にフィンランドのオウルで平均年齢14歳のバンドとして結成されている。シンガーは何度か入れ替わったものの、サンテリ(g)、 イリ(g)、イミ(b)、アンッティ(ds)というメンバーで地元を中心にライヴ活動を行なっていた彼らにとって大きな転機となったのは、 2014年にアルデ(vo)が加入したことだ。それまで別のバンドに所属し、友人だった実力派シンガーのアルデを獲得したことで、 バンドは一気に人気を加速させ、クラブ・シーンで注目のバンドとなる。 2016年9月に初のシングル「ヘル・アンド・フィーリン・ファイン」をリリースしたテンプル・ボールズは、 2017年5月にスウェーデン人プロデューサーのトビアス・リンデル(H.E.AT、EUROPE他)が住むタイのカルマ・サウンド・スタジオで アルバムのレコーディングを実施。完成したのが1stアルバムの『トレーディッド・ドリームス』である。 ローリング・ストーンズ、AC/DC、シン・リジィ、ガンズ・アンド・ローゼズ、レインボー、ディープ・パープル、D-A-Dといった バンドから影響を受けたこのバンドの音楽性は、ロックン・ロールをベースにしたハード・ロックで、70〜80年代の香りを漂わせつつ、 現代的な躍動感を感じさせるのが特徴だ。特にヴォーカル・ハーモニーを多用したキャッチーなメロディが印象的で、 ハノイ・ロックスを思わせるポップなメロディの曲もある。ノリのいい曲を中心にしつつ、バラードも収録したこの作品は、 メロディと歌、バンドが生み出すグルーヴの全てにおいて聴き所に溢れた作品に仕上がっている。 これまでクィーン、ディープ・パープル、ユーライア・ヒープといったバンドのオープニング・アクトを務めるなど、 ライヴ・アクトとしても好評を博している彼らだが、アルバム・リリース後、サンテリが脱退し、新たにニコ(g)が加入。 地元フィンランドでバトル・ビーストのツアーのオープニング・アクトを勤めたバンドは、11月10日に開催される“LOUD & METAL MANIA”への出演が決まっている。 【メンバー】 ルデ(ヴォーカル) イリ(ベース) イミ(ギター) ニコ(ギター) アンッティ(ドラムス)

ヒールヒール

人口比でメタルバンドの数が世界で一番多いと言われるメタル王国フィンランドで存在感を示しつつある新たな才能、 ブラッドレッド・アワーグラスが日本で日の目を見る! メロディック・デスメタルを軸にしたスラッシーなギターリフ、 荒々しいグロウルとスクリームが押し寄せる! ブラッドレッド・アワーグラスは、フィンランドの首都ヘルシンキから北西に約200kmに位置するミッケリ発のクインテット。 フィンランド産のメタルらしい多様なジャンルを飲み込みつつ、メロディック・デスメタルを軸に、スラッシュ・メタルの影響も色濃く感じさせてくれる。 同じフィンランド出身の大先輩チルドレン・オブ・ボドムの系譜を継ぐバンドだと感じるファンも多いだろう。 バンドの歴史は長く2005年に遡る。何枚かのデモEPをリリースしながらキャリアを積み、BEHEMOTHやSpinefarm Recordsの助けを借りながら、 初となるフルアルバム『Lifebound』を2012年に発表。MVも制作された“Above All"をはじめ、ラム・オブ・ゴッド、ファイヴ・フィンガー・デス・パンチを 思い起こさせるパンチのある驚異的グルーヴを聴かせている。そして、2015年10月にはフィンランドのレーベルOneManArmy Recordsから 『Where the Oceans Burn』をリリース。1曲目にして10分超えの大組曲“The Greatest Time of Change"をはじめ、 威風堂々とした手応えのある楽曲を誇る内容となっている。 ブラッドレッド・アワーグラスの音楽的影響源は多岐にわたる。疾走するドラムにスラッシーなギターリフ、 そこにメロディック・デスメタルならではの流麗なツインリード・ギターに美しい旋律。荒々しいグロウルとスクリーム、 そして叙情的かつテクニカルなギターソロが徒党を組んで押し寄せる。日本のメタルファンの琴線に触れることは間違いない。 本国フィンランドでは2017年10月にリリースされた今作『ヒール』はバンドが望む道を明示した作品だ。過去の作品に比べると、 よりエモーショナルでダイナミックな楽曲が多い。本編最後の11分越えの楽曲“Requiem of Our Last Days"を聴けば、 それが何よりの証拠であることがわかるだろう。 ブラッドレッド・アワーグラスが今作『ヒール』でフィンランドから世界、もちろん日本を視野に入れた本格的な活動を本格化させる。 80年代のハノイ・ロックス、90年代のストラトヴァリウス、チルドレン・オブ・ボドム、ゼロ年代のナイトウィッシュやアポカリプティカといった フィンランドの先人たちにブラッドレッド・アワーグラスが続く存在になれるのか、その命運は北欧メタルを長きに渡り支えてきた 日本のメタルファンにかかっているといっても過言ではない。 【日本盤限定ボーナストラック2曲収録/日本語解説書封入/歌詞対訳付き】 【メンバー】 ヤルッコ・コウコネン(ヴォーカル) アンティ・ネノネン(リードギター) ホセ・モイラネン(ベース) ヤルッコ・ヒュヴォネン(ドラムス) ラウリ・シルヴォネン(ギター)

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