小説むすび | 海底空母イー400号(初陣編)

海底空母イー400号(初陣編)

海底空母イー400号(初陣編)

出版社

光文社

発売日

1999年12月20日 発売

昭和十七年、帝国海軍史上、最大最強の潜水艦・伊号第400潜水艦が、その雄姿を現わした!だが、この最新鋭艦の初陣は、米軍の侵攻により窮地に陥ったガダルカナル島守備隊への物資輸送任務であった。しかも乗員は、実戦経験の乏しい者ばかり。航海長・柳田大尉は、前途に不安を覚える。しかし、艦長・大場中佐のもと徹底訓練を経た艦は、米軍の強固な包囲網を突破!さらなる目的を果たすため、米軍が支配する“海”へ侵攻するが、彼らを待ち受けていたのは深海の地獄であった!息詰まる深海での激闘!“戦争”を極限までの表現力で描ききる、著者会心の新シリーズ、堂々の登場。

関連小説

ポップ1280(新装版)ポップ1280(新装版)

究極のノワール 復刊! 『このミステリーがすごい!2001年版』(宝島社) 海外編 第1位 『同 2019年版 キング・オブ・キングス』(過去30年のベスト10) 海外編 第5位 「安物雑貨店(ダイムストア)のドストエフスキー」 ーージェフリー・オブライエン(本書所収評論より) 「トンプスンの最高傑作は他とは別格で、 ハメットの『赤い収穫』と比較されるべき 犯罪文学の金字塔。この魂の荒涼が吐きつける 言葉に震撼させられずしてハードボイルドの なんたるかはとうてい語れまい」 ーー中条省平(フランス文学者) ポッツヴィル、人口1280。この田舎町の 保安官ニックには、心配事が多すぎる。考 えに考えた結果、自分にはどうすればいい か皆目見当がつかない、という結論を得た。 口うるさい妻、うすばかのその弟、秘密の 愛人、昔の婚約者、保安官選挙……だが、 目下の問題は、町の売春宿の悪党どもだ。 思いきった手を打って、今の地位を安泰な ものにしなければならないーー饒舌な語り と黒い哄笑、突如爆発する暴力! 人間の 底知れぬ闇をえぐり、読者を彼岸へとみち びく、究極のノワール。巻末にトンプスン 再評価のきっかけとなった歴史的評論を収 録のうえ、新装版で復刊!〈解説・吉野仁〉 Jim Thompson ジム・トンプスン 1906年生まれ。職業を転々としながら作家活動をつづけ、42年に初長編を出版。49年に犯罪小説に転じ、その後、ペイパーバック・オリジナルを書きとばす。50年代なかば、S・キューブリックの映画製作にかかわる。小説が斜陽となると、TV脚本にも従事。作品がすべて絶版の状態で、77年に死去。死後、ようやく作品の再評価がはじまった。 〈扶桑社ミステリーのジム・トンプスン作品〉 『グリフターズ』 『おれの中の殺し屋』 『ポップ1280』 『失われた男』 『荒涼の町』 『残酷な夜』 『この世界、そして花火』 2019/08/02 発売

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP