小説むすび | 2024年7月31日発売

2024年7月31日発売

銀色のステイヤー銀色のステイヤー

出版社

KADOKAWA

発売日

2024年7月31日 発売

非凡な力を秘めながらも気性難を抱える競走馬・シルバーファーンが、 騎手、馬主、調教師、調教助手、牧場スタッフ、取り巻く人々の運命を変えていく。 === 北海道・日高の競走馬生産牧場で、「幻の三冠馬」と呼ばれた父馬・シダロングランの血を引いて産まれたシルバーファーン。 牧場長の菊地俊二は、ファーンの身体能力に期待をかけつつも、性格の難しさに課題を感じていた。この馬が最も懐いている牧場従業員のアヤが問題児であることも、悩みの種である。 馬主となったのは、広瀬という競馬には詳しくない夫人。茨城県・美浦にある厩舎を擁する二本松調教師とともに牧場を見学に訪れ、ファーンの購入を決めた。不安を覚える調教助手の鉄子(本名:大橋姫菜)に、二本松は担当を任せることを告げる。 ファーンは、俊二の兄である菊地俊基騎手とのタッグで、手のかかるヤンチャ坊主ではあるものの順調に戦績を重ねていくが、あるレースで事故が起こり……。 手に汗握る競走展開、人と馬の絆。 わずか数分のレース時間には、全てが詰まっている。 「--それでいいよ。最高だ、お前。」 一頭の馬がこんなにも、人生を豊かにしてくれる。 『ともぐい』で第170回直木賞を受賞した著者による、感動の馬物語! 銀色のステイヤー 目次 一 真昼の仔馬 二 嵐に似たもの 三 荒ぶる未来 四 歯車の軋る音 五 自由と選択肢 六 難関への挑戦者たち 七 春の落雷 八 走る理由 九 善き馬飼いたち 十 鎖を断つもの 十一 ターフの向こうへ

法廷占拠 爆弾2法廷占拠 爆弾2

著者

呉勝浩

出版社

講談社

発売日

2024年7月31日 発売

法廷に囚われた100人を、ひとり残らず救い出せ! 未曾有の連続爆破事件から一年。 スズキタゴサクの裁判の最中、遺族席から拳銃を持った青年が立ち上がり法廷を制圧した。 「みなさんには、これからしばらくぼくのゲームに付き合ってもらいます」 生配信で全国民が見守るなか、警察は法廷に囚われた100人を救い出せるのか。 籠城犯vs.警察vs.スズキタゴサクが、三つ巴の騙し合い! ★★★絶賛の声、続々!!★★★ 「どんでん返しの帝王」の異名を取るアメリカの作家ジェフリー・ディーヴァーも顔負けと言えよう ーー千街晶之(書評家) エンターテインメント小説として、本当に面白い。なのに注意しろ!と鐘の音が鳴り続ける ーー藤田香織(書評家) 今年のミステリー賞を総なめにすること間違いなし ーージュンク堂書店滋賀草津店 山中真理 緻密に組み上げられた緊迫の襲撃・籠城サスペンスにして、無敵の爆弾魔・スズキタゴサクの新たな物語 ーーときわ書房本店 宇田川拓也 あの衝撃の一作目を上回る面白さ! ーー紀伊國屋書店鶴見大学ブックセンター 伊勢川詩織 ※本書は、カバーとほぼ同サイズの帯を含む帯付きのものがお手元に届く場合がございます。 帯は宣伝物の一部ですのでご指定いただくことはできません。

赤パンラプソディ赤パンラプソディ

出版社

小学館

発売日

2024年7月31日 発売

「クセつよ」家族の愛おしく波瀾万丈な日々 長年の夢であった小説家デビューを果たしたものの、担当編集者から「ボツ」をくらい二作目を出せず鬱々とする古都子は、漫画家である娘たちから60歳の誕生日を祝われ、赤いパンツをプレゼントされるがまったく喜べない。運動不足が祟り「脂肪肝」と診断され落ち込む長女・杏菜と、頑固でコミュ障だが天才気質の次女・瑠花、家族中から世紀末的に嫌われている夫と、愛猫のカンちゃん……。個性の強い4人+1匹の暮らしは一筋縄にはいかない。あるとき次女が、夫が建てた家を自分たちで稼いだお金でリフォームすると言い出して!? 46歳で大学入学、61歳で小説家デビューした著者が、自身の波瀾万丈な人生をベースに書いた、たくさん笑ってたくさん泣ける痛快「クセつよ」還暦小説!! 【編集担当からのおすすめ情報】 作家・村山由佳さんが推薦コメントをお寄せくださいました! 「本音で生きるには勇気が要る。けれど人生はこんなにも輝く。 そして猫は、そんなこと全部知っている」 著者は46歳で大学入学、61歳で第13回小学館文庫小説賞を受賞し、長年の夢であった小説家デビューを果たしました。娘二人は第74回小学館新人コミック大賞青年部門大賞を受賞し漫画家コンビ・キリエとして活躍中。2019年に福士蒼汰さん主演でドラマ化され話題になった「4分間のマリーゴールド」では、娘の原作を著者がノベライズしたことでも注目されました。 今作はフィクションではありますが、実際の桐衣さんご家族を彷彿とさせる設定になっていて、だからこそ描ける圧倒的なリアリティや、外では見せないであろう家庭内での丁々発止のやり取りが痛快でたまりません。登場人物それぞれのクセがつよすぎて声を出して笑ってしまうシーンもしばしば。明日を生きる勇気をもらえること、請け合いです!!

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