制作・出演 : ケニー・バロン
94年ニューヨーク録音のエンヤ第2作。哀愁のトランペットに変わりはないが、サックスのエイブラハム・バートン、あるいはラルフ・ムーアを加えたクインテット演奏が中心、しかもアップ・テンポのオリジナルが多いとあって、珍しく燃えるハード・バッパーに衣替え。
人気ピアニスト、ケニー・バロンがニューヨークのクラブ「ファット・チューズデイ」で行なったライヴを完全収録。スタンダードからオリジナルまで、ケニー節全開のピアノ・プレイが堪能できる。
ディジー・ガレスピー、バド・パウエルらがダブル・シックスと組み、フレンチ・フレイヴァーあふれるおしゃれな作品を生み出した。アレンジはラロ・シフリンが担当。1963年録音。
85年、エンヤに録音したピアノ・トリオ作。デイヴ・ホランド(b)とダニエル・ユメール(ds)とは初顔合わせ。バロンの抒情性がデイヴ・ホランドの持つメロディ感覚と呼応してブルース、ワルツとさまざまな顔を見せ、マジカルな演奏となっている。
大御所ピアニスト、ケニー・バロンをフィーチャーした、正統派ピアノ・トリオによるスタンダード集。リラックスした雰囲気の中で、歌心に溢れたプレイを展開している。
デヴィッド・ストーン・マーティンのジャケットも注目のサム・ジョーンズ・トリオの作品で、当時まだ発展途上だったケニー・バロンをフィーチャー。オスカー・ピーターソン・トリオを目指した(1)、メランコリックなオリジナルの(2)と優美なトリオだ。★
ジャズ・ヴォーカル界のお色気女王と呼ぶなかれ。ベスト・アルバムとなる本作、なかでもスケール感あふれる(5)などを聴けば、その悩ましげな声のなかにもしっかりとしたテクニックが裏づけられているのがわかるハズ。でも悩殺ポートレートにはやっぱりニンマリしちゃうけど。
発売元
キングレコード株式会社現代ジャズ・ギターの名手、ジム・ホールがCTIレーベルに残した音源から構成されたベスト・アルバム。大名曲「アランフェス協奏曲」をはじめ、ジャズ・ギターの魅力がいっぱいに詰まった1枚だ。アート・ファーマーの演奏も楽しめる。
制作・出演
アビー・リンカーン / クリスチャン・マクブライド / ケニー・バロン / ジュリアン・ルロ / パット・メセニー / ラッキー・ピーターソン / ロイ・ハーグローヴ / ロドニー・ケンドリックマンハッタン・トランスファーのシンガーがケニー・バロン、レイ・ドラモンドをバックにしたスタンダード集。濃淡の対比も鮮やかに、のびのびと歌う(3)では巧さをアピール。軽快にスウィングする(10)、ロマンティックな(12)と守備範囲も広い。どこか生真面目な表情も味。