音楽むすび | 発売元 : 株式会社ワードレコーズ

発売元 : 株式会社ワードレコーズ

ノスタルジアノスタルジア

スウェーデンが誇る現代正統派メタルの救世主、エンフォーサーがニュー・アルバムをリリース! ヘヴィ、ファスト、アグレッシヴ。妥協なきヘヴィメタル・アンセムが 13 曲も詰まった傑作! 【日本語解説書封入/歌詞対訳付き】 現代の正統派ヘヴィメタル界を牽引してきたバンドの1つ、スウェーデンのエンフォーサー。もともとは稀代のメタル・マニア、オロフ・ヴィクストランドがヴェノムとエキサイターに感銘を受け、スタートしたプロジェクトだった。 当時隆盛を極めていた SNS、MySpace にアップした楽曲は、半年で 30万回再生を記録。 その後バンド編成となり、08 年に『Into the Night』でアルバム・デビューを果たすと、正統派ヘヴィメタルの救世主として世界中のメタルマニアから大歓迎を受けた。 セカンド・アルバム『Diamonds』(10 年)は、あのイヤーエイクからリリース。 そして、超大手のニュークリア・ブラストと契約後、『Death by Fire』(13年)、『From Beyond』(15年)、『ゼニス』(19年)と 3枚のアルバム、そして『ライヴ・バイ・ファイア2』(21年)というライヴ・アルバムを発表している。 この度リリースとなるのが、4年ぶりのニュー・アルバム『ノスタルジア』である。前作『ゼニス』は、エンフォーサーにしてはバラエティに富んだア ルバムという印象であったが、今回は一転、初期への回帰とでも言うべき作品に仕上がっている。 オロフも「妥協なきヘヴィメタル・アンセムが詰まったバック・トゥ・ルーツ的アルバム」だと名言している通り、純度 100%のメタル作品だ。 レコーディングもアナログにこだわったという、まさにタイトル通りのアルバム。 ヘヴィ、ファスト、アグレッシヴ。やはりヘヴィメタルはこうでなくては! 【メンバー】 オロフ・ヴィクストランド (ヴォーカル/ギター) ジョナサン・ノルドウォール (ギター) ガース・コンディット (ベース) ヨナス・ヴィクストランド (ドラムス)

ザ・ダーク・タワーザ・ダーク・タワー

スイスのオール・フィメール・ヘヴィメタル・バンド、バーニング・ウィッチーズが 5枚目のアルバムをリリース! アルバムの最初から最後まで、これぞヘヴィメタルとしか言いようがない仕上がり。 21世紀のメタル界にバーニング・ウィッチーズ有り! 【日本語解説書封入/歌詞対訳付き】 スイスを代表するオール・フィメール・ヘヴィ・メタル・バンド、バーニング・ウィッチーズ。結成は 2015 年にさかのぼる。 17年にはバンド名を冠したアルバムでデビュー。本作はデストラクションのシュミーアと元ポルターガイストの V.O.プルヴァーがプロデュースとミックスを担当ということからもわかる通り、彼女たちはデストラクション・ファミリーと言えるバンドである。 その後も『ヘクセンハマー』(18年)、『ダンス・ウィズ・ザ・デヴィル』(20年)、『ザ・ウィッチ・オブ・ザ・ノース』(21年)と矢継ぎ早にアルバムをリリース。 『ザ・ウィッチ・オブ・ザ・ノース』は自国スイスでナショナル・チャートの 6位にランクインする快挙となった。 この度リリースとなるのが、5枚目のアルバム『ザ・ダーク・タワー』である。ホームをニュークリア・ブラストからオーストリアのナパームに移して初となるこの作品。 アップテンポなものからヘヴィなものまで、内容は実にバラエティに富んだもの。だがどの曲にも、ほのかにダークでイーヴルなバーニング・ウィッチーズの刻印がはっきりと押されている。 そしてそのいずれもが、細部に至るまでヘヴィメタルとしか言いようがない堂々たる仕上がり。 演奏、そしてローラのパワフルな歌唱にもますます磨きがかかる。21世紀のヘヴィメタル界にバーニング・ウィッチーズ有り! 【メンバー】 ローラ (ヴォーカル) ロマーナ (ギター) ラリッサ (ギター) ジェイ (ベース) ララ (ドラムス)

エヴリシング・デストロイズ・ユーエヴリシング・デストロイズ・ユー

スウェーデンが誇るインダストリアル・メタル・バンド、デススターズが 9 年ぶりのニュー・アルバムをリリース! 今回もヘヴィでセクシーでグラムチック。ノリノリで猥雑なデススターズ・ワールドが炸裂! 【日本語解説書封入/歌詞対訳付き】 スウェーデンが誇るインダストリアル・メタル・バンド、デススターズ。もともとは 93年に Swordmaster という名で結成され、ブラック・メタル・バンドをプレイしていた彼ら。 その後だんだんと音楽性をメロディックなスラッシュ/デス・メタルへとシフトしつつ、90 年代には Osmose Productions から 2枚のアルバムをリリース。 00年にメジャーのユニヴァーサル傘下である LED レコーディングスとの契約を果たすと、一気にインダストリアルへと方向転換。 バンド名もデススターズと改めた。02 年に『Synthetic Generation』でアルバム・デビューを果たすと、今度はドイツの大手ニュークリア・ブラストと契約。 09年には『Night Electric Night』、14 年には『The Perfect Cult』を発表し、インダストリアル・メタル界で確固たる地位を築いていった。 この度そんなデススターズが、ニュー・アルバムをリリースする。実に9年ぶりとなる新作であるが、もちろんデススターズは不変。 本作もヘヴィでセクシーで、グラムチック。猥雑でノリノリのインダストリアル・メタルが炸裂する。 ピーター・テクレン率いるペイン、あるいはタイプ・オー・ネガティヴあたりのファンにもモロストライクのサウンド。 シンフォニックなアレンジもあり、インダストリアル・メタル入門編にも最適な、実にわかりやすい作品だ。 【メンバー】 ウィプラッシャー・ベルナドット (ヴォーカル) ナイトメア・インダストリーズ (ギター、キーボード) キャット・カジノ (ギター) スキニー・ディスコ (ベース)

バック・トゥ・アタックバック・トゥ・アタック

ドイツのベテラン・パワー・メタル・バンド、マジェスティがニュー・アルバムをリリース!メンバーが「バンドのすべてを凝縮した作品」と豪語するのも納得。ジャーマン・メタル・ファンならばこれを聴いて興奮しないはずがない! 【日本語解説書封入/歌詞対訳付き】 マジェスティはドイツのパワー・メタル・バンド。 その結成は 97 年までさかのぼるのだから、キャリア 25年超のベテランである。00 年に自主制作でデビュー・アルバム『Keep It True』をリリース。 いかにもドイツらしいパワー・メタルは、多くのメタルファンの心を鷲掴みにした。同じくドイツのマサカー・レコードと契約すると、『Sword & Sorcery』(02年)、『Reign in Glory』(03年)等、タイトルを見ただけでそのサウンドが想像できるピュアなパワー・メ タル・アルバムを連発。 08年にはバンド名をメタルフォースに変更するも、11年に再びマジェスティへと改名。 10年代に入ってからは、数年に一度というわりと早いペースでアルバムをリリース。 19年の『Legends』は、大手ナパームからの発売となった。 そんなマジェスティがリーパー・エンターテインメントに移籍し、4年ぶりのニュー・アルバムをリリースする。 『バック・トゥ・アタック』と題された本作は、ツーバス連打の疾走曲に美しいバラード、メロディックすぎるギター・ソロ、大合唱必至のキャッチーなサビと、絵に描いたようなジャーマン・パワー・メタルのアルバム。 メンバーが「マジェスティのすべてを凝縮したアルバム」と豪語するのも納得の仕上がりだ。 これを聴いて興奮しないメタル・ファンなどいないであろう、実にマジェスティックな作品。ジャーマン・メタル・ファンはもちろん、マノウォー好きにもオススメ。 【メンバー】 タレク・マガリー (ヴォーカル、ギター、キーボード) エマヌエル・クノール (ギター) ロビン・ハダモフスキー (ギター) ヤン・ラダッツ (ドラムス)

クリムゾン・サンダー 20周年アニヴァーサリー・エディションクリムゾン・サンダー 20周年アニヴァーサリー・エディション

スウェーデンの正統派ヘヴィメタル・バンド、ハンマーフォールの名盤 4th アルバムが 20周年を記念し、3枚組という大ボリュームで再登場!巨匠フレドリック・ノルドストロームによるリミックス・リマスターを施した本編に加え、プリプロダクション、ライヴ等大量の未発表テイクを収録! 【日本語解説書封入/歌詞・ライナーノーツ対訳付き】 スウェーデンを代表する正統派ヘヴィメタル・バンド、ハンマーフォール。 その結成は 93年にさかのぼる。元々はオスカー・ドロニャックとイン・フレイムスのイェスパー・ストロムブラード(2人はセレモニアル・オースというデス・メタル・バンドをやっていた)のサイド・プロジェクトとしてスタートしたハンマーフォールであるが、96年に現在のヴォーカリスト、ヨアキム・カンスが加入。 翌 97年には『Glory to the Brave』でアルバム・デビューを果たす。 ほぼエクストリーム・メタル一色であった当時のスウェディッシュ・メタル・シーンにおいて、 古き良きヘヴィメタルをプレイするハンマーフォールの登場は、新鮮な驚きとなった。 彼らはスウェーデン、そして世界のメタル・シーンにおける正統派ヘヴィメタルの復権を先導したのである。 この度、そんなハンマーフォールによる 02年の 4th アルバム、『クリムゾン・サンダー』の 20周年記念盤がリリースとなる。 本国スウェーデンではプラチナム・ディスクとなった本作。 ハンマーフォール・ファンはもちろん、ヘヴィメタル・ファンならば、その内容はおなじみであろうが、この 20周年記念盤は CD3枚組という大ボリュームのスペシャル・エディション。 本編のアルバムには、巨匠フレドリック・ノルドストロームによるリミックス・リマスターが施されおり、この名盤を非常にパワフルでクリアな音像で再体験できる。 さらにボーナス・ディスクには、未発表のプリプロダクション・テイクやライヴ等がぎっしり入っており、本アルバム未体験のファンはもちろん、すでに本作を聴き込んでいるというマニアも改めて楽しめる仕様となっている。 ぜひこれを機会にハンマーフォール・ワールドを(再)体験してほしい。 【メンバー】 ヨアキム・カンス (ヴォーカル) オスカー・ドロニャック (ギター) ステファン・エルムグレン (ギター) マグナス・ローゼン (ベース) アンダース・ヨハンソン (ドラムス)

アンダーワールドアンダーワールド

アメリカが誇るプログレッシヴ・メタル・バンド、シンフォニー・エックスによる 15年の名作『アンダーワールド』が待望の再発!ダンテの『神曲』にインスパイアされ、アルバム随所に 3 の倍数が盛り込まれたミスティックな名作。プログレッシヴ・メタル・ファンならば必携のアルバムだ。 【日本語解説書封入/歌詞対訳付き】 94年、ギタリストのマイケル・ロメオを中心に結成されたアメリカのプログレッシヴ・メタル・バンド、シンフォニー・エックス。 同年、バンド名を冠したアルバムでデビュー後、現代プログレの総本山、インサイド・アウトと契約。 97年にリリースされたサード・アルバム『The Divine Wings of Tragedy』は、プログレッシヴ・メタルの傑作と絶賛され、アメリカにシンフォニー・エックス有りと世界中のファンにその存在を印象づける作品となった。 ネオクラシカルの流れを組むそのスタイルは、プログレッシヴながらも過剰に難解になることはなく、結果として彼らはプログレ・ファンだけでなく、トラディショナルなヘヴィメタル好きのハートを掴むことにも成功していった。 この度、そんなシンフォニー・エックスが 15年にリリースした 9枚目のアルバム『アンダーワールド』が再発となる。 ダンテの『神曲』にインスパイアされ、3の倍数をアルバムの随所に盛り込んだという実にミスティックなこの作品。 アルバムという形式の重要性が年々薄れていく中、「アルバム・トータルとして聴くに値する作品を作りたかった」というマイケル・ロメオの言葉に、ベテラン・プログレッシヴ・メタル・バンドの意地を感じさせる深淵な内容だ。一方で、前作『アイコノクラスト』と比べると 4-5 分台の曲がメインと、若干コンパクトな作りになっており、聴きやすさが増している印象。 シンフォニー・エックスのファンはもちろん、プログレッシヴ・メタル・ファンならば必携のアルバムだ。 【メンバー】 ラッセル・アレン (ヴォーカル) マイケル・ロメオ (ギター) マイケル・ピネーラ (キーボード) マイケル・レポンド (ベース) ジェイソン・ルロ (ドラムス)

アイコノクラストアイコノクラスト

アメリカが誇るプログレッシヴ・メタル・バンド、シンフォニー・エックスによる 11年の名作『アイコノクラスト』が待望の再発! 機械に支配される人類をコンセプトとした、バンドのキャリアの中でもプログレッシヴ色が強い名作。 メロディやフックが随所に散りばめられており、難解になりすぎない匙加減が見事なアルバム。 【日本語解説書封入/歌詞対訳付き】 94年、ギタリストのマイケル・ロメオを中心に結成されたアメリカのプログレッシヴ・メタル・バンド、シンフォニー・エックス。 同年、バンド名を冠したアルバムでデビュー後、現代プログレの総本山、インサイド・アウトと契約。 97年にリリースされたサード・アルバム『The Divine Wings of Tragedy』は、プログレッシヴ・メタルの傑作と絶賛され、アメリカにシンフォニー・エックス有りと世界中のファンにその存在を印象づける作品となった。ネオクラシカルの流れを組むそのスタイルは、プログレッシヴながらも過剰に難解になることはなく、結果として彼らはプログレ・ファンだけでなく、トラディショナルなヘヴィメタル好きのハートを掴むことにも成功していった。 この度、そんなシンフォニー・エックスが 11年にリリースした 8枚目のアルバム、『アイコノクラスト』が再発となる。 ドイツの大手ニュークリア・ブラストに移籍して初のアルバムとなったこの作品。 機械に支配される人類をコンセプトとした本作は、いきなり 10 分超のタイトル・トラックからスタートという、実に意欲的な作品。 彼らのキャリアの中でもプログレッシヴ色が強めの名作だ。サウンドも実にヘヴィ。 そこら中に散りばめられたシンフォニー・エックスらしいメロディ、フックとプログレッシヴさのバランスが見事。 この再発を機に、1 人でも多くのメタル・ファンにチェックしてもらいたい作品である。 【メンバー】 ラッセル・アレン (ヴォーカル) マイケル・ロメオ (ギター) マイケル・ピネーラ (キーボード) マイケル・レポンド (ベース) ジェイソン・ルロ (ドラムス)

CRIMSON & JET BLACKCRIMSON & JET BLACK

制作・出演

ANTHEM

発売日

2023年4月21日 発売

ANTHEM の最新オリジナル・アルバム、遂に完成! 全曲英詞による最高傑作、全世界同時リリース!! 【解説書封入】 日本を代表する正統派ヘヴィ・メタル・バンド、ANTHEM。彼は 2019年、既発アルバムからセレクトした楽曲に 英詞を付けて現在のラインナップで新たにレコーディングしたアルバム「NUCLEUS」を全世界同時リリースした。 あれから4年、ANTHEM は待望のニュー・アルバムを完成させた。題して「CRIMSON & JET BLACK」。 全曲英詞による新曲で、今回も全世界での同時リリースとなる。 コロナ禍で 1年延期となった 35周年ツアーのリヴェンジと再結成 20周年記念の『ANTHEM vs ANTHEM 2001』という 2つのアニヴァーサリー・ツアーを2021年に行なった ANTHEM は、2022年に“新章”に突入、全世界リリースとなるオリジナル・アルバムの制作に取り掛かった。 当初、2022年の春にレコーディングを終えて年内にリリースされる予定だったこの新作に関しては、 リーダー柴田直人の「まだ充分なクオリティの新曲が揃っているとは思えない」という判断により一旦スケジュールをリセット、 2022年の夏から秋に掛けてレコーディングを行なうことになった。これまで同様プロデュースは柴田だが、 「NUCLEUS」でミックスとマスタリングを手掛けたイェンス・ボグレンが今回は共同プロデューサーとして名を連ねている。 「CRIMSON & JET BLACK」は、オリジナル・アルバムとしては 2017年の「ENGRAVED」以来 6年ぶり、通算 17作目。 2001年の再結成以降では 10作目、現在の最強ラインナップとしては 3作目ということになる。 21世紀の ANTHEM は常に「最新作が最高傑作」という目標を掲げ、実行してきたが、今回もその目標は間違いなく達成されている。 ANTHEM 以外の何物でもない強力なサウンドであり、なおかつ新鮮でもある。収録曲のクオリティは世界的に見ても最高レヴェルの傑作だ。 現在のヘヴィ・メタル・シーンにおいて、ANTHEM は世界でもトップクラスの存在であることを、彼らはまたしても作品において証明してみせた。 この最高傑作を引っ提げて、さらなる飛躍を遂げる ANTHEM の“新章”を目撃せよ! 広瀬和生/BURRN︕ 【メンバー】 柴田直人(ベース) 清水昭男(ギター) 森川之雄(ヴォーカル) 田丸勇(ドラムス)

サモン・ザイ・デーモンズサモン・ザイ・デーモンズ

スウェーデンのカルト・スラッシュ・メタル・バンド、メズロウが 33年ぶりとなるセカンド・アルバムをリリース! 当時と何一つ変わっていないベイエリア直系サウンドで、21 世紀のスラッシュ・シーンに殴り込みをかける! 【日本語解説書封入/歌詞対訳付き】 スウェーデンのスラッシュ・メタル・バンド、メズロウ。 年季の入ったスラッシュ・マニアなら、その名にピンと来ることだろう。 85年にネクロマンシーとして結成され、88年にメズロウに改名。2本のデモを発表した後、 90年に『Then Came the Killing』でアルバム・デビューを果たす。だが正直、タイミングが悪かったとしか言いようがない。 何しろ 90年というのは、同じスウェーデンからエントゥームドがデビューをした年。 アンダーグラウンド・シーンはデス・メタル/グラインドコア一色に塗りつぶされていた時期だ。 その震源地の一つであったスウェーデン出身。そして当時は時代遅れとなっていたスラッシュ・メタルをプレイしているメズロウには、 なかなか光が当たりづらかったのだ。『Then Came the Killing』は素晴らしいアルバムだったにもかかわらず、 正当な評価を受けられず、結局彼らはそのままフェイドアウト。アルバム一枚だけで消えていったカルト・バンドとして、 スラッシュ史にその名を刻むことになってしまった。 そんな彼らが何と 21 年に再結成! (厳密には 05年にも一度再結成し、ヴィデオもリリースしているのだが。)33年ぶりにセカンド・アルバムをリリースするというのだから、 驚くなという方が無理な話。ポスト『Master of Puppets』期にデビューしたバンドの多くに共通することだが、 このメズロウもヨーロッパのバンドでありながら、サンフランシスコの香りを強く感じさせるバンドであった。 で今回はと言うと、はっきり言って何一つ変わっていないではないか。 リフもヴォーカル・スタイルもサウンドも、もうメズロウ以外の何モノでもない。 『Then Came the Killing』が大好きだった往年のファンであれば、懐かしさに涙が込み上げてくることだろう。 もちろん純粋なスラッシュ・メタルのアルバムとしても一級品。特にベイエリア・スラッシュのファンならば、必聴のアルバムである。 【メンバー】 ウルフ・ピーターソン (ヴォーカル) マグナス・セーデルマン (リードギター) ロニー・ビョルンシュトローム (ギター) コニー・ウェレン (ベース、バッキングヴォーカル) ジョン・スカーレ (ドラムス)

デス・オブ・ダークネスデス・オブ・ダークネス

フィンランドが誇るゴシック・ロック・バンド、ヘルシンキのヴァンパイアこと The 69 Eyes がニュー・アルバムをリリース! 今回もシスターズ・オブ・マーシーやミスフィッツにインスパイアされたドス黒くロマンチックな世界が繰り広げられる。【日本語解説書封入/歌詞対訳付き】 ヘルシンキ・ヴァンパイアの異名を持つ The 69 Eyes は、フィンランドが誇るゴシックなロック・バンド。 結成は 89-90 年頃にまでさかのぼり、当時はスリージーなグラム/パンクをプレイしていた。 やがてミスフィッツ、エルヴィス・プレスリー、さらにはシスターズ・オブ・マーシーといったアーティストたちのダークな要素を吸収し、独自のゴシック・ロックンロール・スタイルを確立。 92年には『Bump'n'Grind』でアルバム・デビューを果たす。 その後コンスタントにアルバム・リリースを続けていった彼らは、ヨーロッパを中心に大きな人気を博していく。 99年には大手のロードランナー・レコードと契約。特に地元フィンランドでの人気は凄まじく、ナショナル・チャート No.1 の常連である。 そんな The 69 Eyes がアトミック・ファイアー・レコードと契約。 13枚目のアルバム『デス・オブ・ダークネス』をリリースする。フィンランドのナショナル・チャートで 2位を記録した前作『West End』から 4年ぶりとなる新作も、ロマンチックだが超絶ダークなゴシック・ロックで溢れている。 バンド最大の売りであろうユルキィ 69 による暗黒風味たっぷりの低音ヴォイスも、ますます黒くセクシーに。The 69 Eyes のファンならば、ガッカリすることなんてあり得ない仕上がり。 ゴシック・ロックに興味はあるけれど、という初心者の方にもオススメの作品。 【メンバー】 ユルキィ 69 (ヴォーカル) ベイジー (ギター、バッキング・ヴォーカル) ティモーティモ (ベース、バッキング・ヴォーカル) アーチー (ギター) ユッシ 69 (ドラムス)

インヴィジブル・クイーンインヴィジブル・クイーン

元祖スラッシュ・クイーン、サビーナ・クラッセン率いるホーリー・モーゼスがファイナル・アルバムをリリース。 80年代から変わらず疾走しまくる本作は有終の美を飾るにふさわしい傑作! ボビー・エルズワース(オーヴァーキル)、トム・エンジェルリッパー(ソドム)、ゲッレ(タンカード)、 イェンス・キッドマン(メシュガー)ディーヴァ・サタニカ(ネルヴォサ)らがゲスト参加したバージョンを収録した Disc2 も必聴! 【日本語解説書封入/歌詞対訳付き】 今や女性がエクストリーム・メタルのフロントを担うことも、当たり前になってきた。 だが、80年代はそうではなかった。女性メンバー、ましてや女性ヴォーカリストを擁するエクストリーム・メタル・バンドというのは、 決して多くはなかったのだ。そんな中、このドイツのホーリー・モーゼスは、 女性ヴォーカリストをいち早くフィーチャーしたスラッシュ・メタル・バンドである。 結成は 80年。翌年、現在もバンドの顔を務めるサビーナ・クラッセンが加入。数多くのデモを発表した後、 86年に『Queen of Siam』でアルバム・デビューを果たす。 翌 87年にリリースされたセカンド・アルバム『Finished with the Dogs』は、 スラッシュ史に残る名盤として崇められている。その後 5枚のアルバムを発表するも、94年に一旦解散。 00に再結成を果たすと、02 年に復活アルバム『Disorder of the Order』をリリース。14 年の『Redefined Mayhem』まではコンスタントに作品を発表してきていたが、その後リリースが滞っていた。 そしてついに 9 年の時を経て、ホーリー・モーゼスがニュー・アルバムをリリースする。『インヴィジブル・クイーン』と題された本作でも、 ホーリー・モーゼスのスラッシュ・メタルが炸裂する。 疾走こそが彼女たちの信条。とにかく最初から最後まで、とにかく速いこと。もちろん売りはスピードだけではない。 フックの効いた適度にテクニカルなリフが随所に光り、元祖スラッシュ・クイーン、サビーナのヴォーカルはますますダーティに。だが、喜ばしいことばかりではない。 今年還暦を迎えるサビーナは、これを機に引退を決意。本作はホーリー・モーゼスの最終作となる予定なのだ。 まさに優秀の美を飾るにふさわしい作品に仕上がった『インヴィジブル・クイーン』。 ホーリー・モーゼス・ファンはもちろんジャーマン・スラッシュ、いやすべてのスラッシュ・ファン必携のアルバムだ︕ ボビー・エルズワース(オーヴァーキル)、トム・エンジェルリッパー(ソドム)、ゲッレ(タンカード)、 イェンス・キッドマン(メシュガー)ディーヴァ・サタニカ(ネルヴォサ)らがゲスト参加したバージョンを収録した Disc2 も必聴︕ 【メンバー】 サビーナ・クラッセン (ヴォーカル) ピーター・ゲルタット (ギター) トーマス・ナイチュ (ベース) ゲルト・ルッキング (ドラムス)

スコーチドスコーチド

日本でも大人気、アメリカ東海岸のベテラン・スラッシャー、オーヴァーキルがニュー・アルバムをリリース! 4年ぶりというバンド史上最長のブランクを経ての新作でも、実に彼ららしいエネルギッシュでメロディックなスラッシュ・メタルが炸裂。全スラッシャー必聴! 【日本語解説書封入/歌詞対訳付き】 日本でも大きな人気を誇るアメリカ東海岸のスラッシュ・メタル・バンド、オーヴァーキル。 80年に Virgin Killer として結成された彼らは、初期の頃はNWOBHM とパンク・ロックのアグレッションを掛け合わせたスタイルをプレイしていた。 82年に現在のオーヴァーキルへと改名し、84 年にはバンド名を冠した EP でデビュー。 翌年にはメタリカを発掘したメガフォース・レコードから『Feel the Fire』でアルバム・デビューを果たす。 吐き捨て型のヴォーカルが主流であったスラッシュ・メタル界で、ボビー“ブリッツ”エルズワースというハイトーンのヴォーカリストを擁していたオーヴァーキルは、正統派メタル・ファンをも巻き込み、大きな人気を博していく。 結果 87年のセカンド・アルバム『Taking Over』は、メジャーのアトランティックからのリリースとなった。 その後現在に至るまで、何と 19枚ものアルバムをリリースしてきた彼ら。 ここ日本にも何度も訪れているから、そのパワフルなステージに圧倒されたメタル・ファンも少なくないことだろう。 この度、そんなオーヴァーキルが 20 枚目となるニュー・アルバム『スコーチド』をリリースする。 前作『ウィングス・オブ・ウォー』のリリースが 19年だから 4年ぶり。 これはオーヴァーキル史上最長のブランクである。「自分のパートを書いては捨てを繰り返していた。 ミックスが始まってもまだ自分のパートを変えていたよ」と語るのはボビー。 パンデミックでツアーができない暗黒期を最大限に利用し、じっくりとアルバムを仕上げたのだ。 だからと言って、オーヴァーキルの方向性に変化があるはずもない。 オーヴァーキルはいつでもオーヴァーキル。いつも通り、パワフルなボビーのヴォーカルをフィーチャーしたエネルギッシュでメロディックなスラッシュ・メタルが展開される。 ミックスを担当したのは巨匠コリン・リチャードソン。オーヴァーキルとは 13年の『Killbox 13』以来、実に 20年ぶりのタッグ結成。 そんなコリンによる「現代のオールドスクール・アプローチ」なミックスも聴きどころ。 【メンバー】 ボビー“ブリッツ”エルズワース (ヴォーカル) D.D. ヴァーニ (ベース) デイヴ・リンスク (ギター) デレク・テイラー (ギター) ジェイソン・ビットナー (ドラムス)

リメンバー…ユー・マスト・ダイリメンバー…ユー・マスト・ダイ

カリフォルニア出身のデスコア・バンド、スーサイド・サイレンスがニュー・アルバムをリリース。 メンバーが「スーサイド・サイレンスが再びスーサイド・サイレンスになった」と豪語する通り、 名作デビュー・アルバムを彷彿とさせるひたすらブルータルな仕上がり。これぞスーサイド・サイレンス。これぞデスコア! 【日本語解説書封入/歌詞対訳付き】 カリフォルニアの大人気デスコア・バンド、スーサイド・サイレンス。 その結成は 02年にまでさかのぼる。05年にバンド名を冠した EP をリリース後、大手のセンチュリー・メディアと契約。 07年にリリースされたデビュー・アルバム『The Cleansing』は、いきなりビルボードの TOP100 にランクインする快挙に。 スーサイド・サイレンスはデスコア界を代表するバンドとなっていった。 09年には『No Time to Bleed』、11 年には『The Black Crown』を発表。万事順風満帆に思えた矢先、悲劇がバンドを襲う。 12年、ヴォーカリストのミッチ・ラッカーがバイク事故で急逝してしまったのだ。 だが残されたメンバーたちは、その死を乗り越えバンドの継続を決意。 14年には新ヴォーカリスト、エディ・ヘルミダをフィーチャした『You Can't Stop Me』をリリースする。 続く17年の『Suicide Silence』では、大胆にクリーン・ヴォーカルを取り入れた新たなる作風を提示してみせた。 この度、そんなスーサイド・サイレンスのニュー・アルバム『リメンバー…ユー・マスト・ダイ』がリリースとなる。 デスコア路線への回帰となった 20年の『ビカム・ザ・ハンター』から 3年ぶりの本作では、 バンド本来のブルータル路線がさらに大爆発。ギタリストのクリス・ガーザが 「スーサイド・サイレンスが再びスーサイド・サイレンスになった」と言う通り、名作デビュー・アルバムを彷彿とさせる、 ひたすら暴力的なアルバムに仕上がっている。これぞファンが彼らに求めるもの。 これぞデスコア。やはりスーサイド・サイレンスはこうでなくては。 彼らのファンはもちろん、これからデスコアを聴いてみようという初心者にもお勧めの大傑作。 【メンバー】 エディ・ヘルミダ(ヴォーカル) クリス・ガーザ(ギター) マーク・ヘイルマン(ギター) ダン・ケニー(ベース) アーニー・イニゲス(ドラムス)

アウトサイダーアウトサイダー

現代ヘヴィメタル界の救世主ナイト・デーモンがニュー・アルバムをリリース! アメリカのバンドでありながら、NWOBHM から大きなインスピレーションを受けた哀愁たっぷりのそのスタイルは、 全ヘヴィメタル・ファン必聴!日本盤にはシン・リジィのカヴァー「The Sun Goes Down」を含むボーナス・トラック 2曲を収録。 【日本語解説書封入/歌詞対訳付き/日本盤限定ボーナストラック収録】 アメリカのヘヴィメタル・バンドというと、明るく楽しくという印象を抱く人も少なくないかもしれない。 だが、このナイト・デーモンはそんなステレオタイプなイメージにはあてはまらない、 例えばオーメンなどに代表されるダークサイド・オブ・US に属するバンドだ。 結成は 11年。15年にはドイツのスティームハマーから『Curse of the Damned』でアルバム・デビューを果たす。 「夜の悪魔」というバンド名、「地獄に落ちた者たちの呪い」というタイトルからも想像できる通りの、 ヨーロッパ的美学を持ったイーヴルなそのスタイルを武器に、多くのファンを獲得。一気に現代ヘヴィメタルの救世主的存在となっていった。 17年にはセカンド・アルバム『Darkness Remains』をリリース。 近年の正統派ヘヴィメタル再評価の機運の高まりもあり、ナイト・デーモンは大手センチュリー・メディアとの契約を手にする。 この度リリースとなるのが、そのセンチュリー・メディアからのデビュー作となるサード・アルバム『アウトサイダー』である。 大手に移籍しようとも、ナイト・デーモンのポリシーが変わるはずがない。 今回も NWOBHM を中心としたヨーロピアン・ヘヴィメタルの香り濃厚な、これぞメタルとしか言いようがない作品に仕上がっている。 哀愁たっぷりのツイン・リード、キャッチーながら憂いを帯びたサビと、メタル・マニアの好物がギッシリ。 これを聴いて首を振らないヘヴィメタル・ファンなどいようはずがない、ひたすらヘヴィでダークな大傑作! 日本盤にはシン・リジィのカヴァー「The Sun Goes Down」を含むボーナス・トラック 2 曲を収録。 【メンバー】 ジャーヴィス・レザビー(ヴォーカル、ベース) ダスティ・スクワイアーズ(ドラムス) アルマン・ジョン・アンソニー(ギター)

オウナス Iオウナス I

フィンランドのメロディック・デス・メタル・バンド、スオタナがニュー・アルバムをリリース。 同郷のカルマのキーボーディスト、Veli-Matti Kananen をゲストに迎えた全 6曲 41分の壮大なコンセプト・アルバム。 これぞ北欧のエクストリーム・メタルだ! 【日本語解説書封入/歌詞対訳付き】 スオタナはフィンランドのメロディック・デス・メタル・バンド。 その結成は 05年にまでさかのぼるが、『Frostrealm』でアルバム・デビューを果たしたのは 15年になってからのこと。 実にフィンランドらしい抒情感あふれる彼らに注目し、ディールをオファーしたのがリーパー・エンターテインメント。 18年にそのリーパーからリリースされたセカンド・アルバム『ランド・オブ・ジ・エンディング・タイム』は、 北欧メタル・ファンを悶絶させるに十分な内容、クオリティであった。 この度そんなスオタナが、5年ぶりとなる新作『オウナス I』を発表する。再びリーパーからのリリースとなる本作でも、 日本人の心をくすぐりまくるフィンランドらしいメロディックなエクストリーム・メタルが炸裂する。 今回はコンセプト・アルバムとなっており、全 6曲で 41分というところからも、その楽曲の壮大さが容易に想像できるだろう。 中でも 13分を超える「リヴァー・オウナス」は圧巻の一言!オーストリアのブラック・メタル・バンド、サモニングのカヴァーも収録。 そして同じくフィンランド出身のメロディック・デス・メタル・バンド、カルマのキーボーディスト、 Veli-Matti Kananen がゲスト参加していることにも注目!メロディック・デスのファンはもちろんメロディック・ブラック、 北欧メタルのファンも必聴の凍てつく傑作だ。 【メンバー】 トゥオモ・マルティネン(ヴォーカル) ヴィレ・ラウティオ(ギター) パシ・ポルターンコルヴァ(ギター) トミ・ネイトラ(キーボード) ラウリ・アラルイッカ(ベース) ラウリ・ユオッペリ(ドラムス) 【ゲスト・ミュージシャン】 ヴェリ・マッティ・カナネン [カルマ](キーボード)

エルツデーモンエルツデーモン

昨年 16 年ぶりのニュー・アルバムをリリースしたドイツの伝説的ブラック・メタル・バンド、 ミスティック・サークルが、早くもニュー・アルバムをリリース! 今回もキーボードをふんだんに使った 100%ピュアな 90 年代ブラックを 21 世紀に甦らせる! 【日本語解説書封入/歌詞対訳付き】 ジャーマン・ブラック・メタル・シーンのパイオニアの 1 つと言えるミスティック・サークル。 その結成は 1992年にまでさかのぼる。何本かのデモをリリース後、 96年に『Morgenröte - Der Schrei nach Finsternis』でアルバム・デビューを果たす。 クレイドル・オブ・フィルスが作り上げたエクストリーム・メタル+ソプラノ・ヴォーカル+シンフォニック・アレンジメントという フォーマットを踏襲したそのスタイルは、大きな話題を呼んだ。 その後も『Drachenblut』(98年)、『Infernal Satanic Verses』(99 年)、『The Great Beast』(01 年)、 『Damien』(02 年)、『Open the Gates of Hell』(03年)、『The Bloody Path of God』(06 年)と、 非常に早いペースでアルバムをリリースしていったが、07 年に突如解散。その存在は伝説となっていた。 ところが 22年、そんなミスティック・サークルが完全復活。バンド名を冠した 16ぶりのアルバムをリリースし、 世界中のブラック・メタル・ファンを驚かせた。 そしてこの度、早くも復活第2弾となるニュー・アルバムがリリースされることになった。 『エルツデーモン』と題された本作。「エルツデーモン」とは、ドイツ語で「大悪魔」のこと。『Morgenröte - Der Schrei nach Finsternis』、 『Drachenblut』等、キャリア初期のアルバムがドイツ語のタイトルを持っていたことからもわかる通り、 今回の作品では初心への回帰が一つのテーマとなっている。 ホラー、悪魔、そして血の凍るような恐ろしい伝説。速い曲はより速く、ドゥーミーな曲はよりドゥーミーに。 今回もミスティック・サークルらしいキーボードをふんだんに使った 90年代スタイルのブラック・メタルを現代に甦らせる。 シンフォニック・ブラックが好きならば、これを聞き逃す手はない。 【メンバー】 グラフ・フォン・ベルゼバブ (ヴォーカル、ギター、ベース、キーボード) A・ブラックウォーアーゴン (ヴォーカル、ギター、ドラムス、キーボード)

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