1995年10月発売
この間の来日公演も大成功に終った彼らの日本独自企画盤。今年6月にドイツで行なわれた“アンプラグド”ライヴの実況盤で、(7)と(8)はここでしか聴けない貴重なヴァージョンで収録。完璧なファン向けの1枚だが、彼らの“アンプラグド”は聴きものだ。
セカンド・アルバム『インソムニアック』からのファースト・シングルに、アルバムには未収録のヴァージョンを加えたスペシャル盤。メジャー・デビュー作『ドゥーキー』で一躍、若者のヒーローになった勢いは衰え知らず。ポップなパンク野郎は元気です。
英国では圧倒的な支持を集める戦うライヴ・バンド、レヴェラーズの通算4作目。クラッシュにも通じるパンク精神とヴァイオリンなどを交えたトラッド風味に変化はないが、ポップなメロディの楽曲も増え、バンドとしてのスケール感も身に付けた最高作。
売れっ子オルガン・プレイヤーになってしまった彼の、ワーナー移籍第1弾。メシオ・パーカー、デヴィッド・サンボーン、ジョシュア・レッドマンなどといった豪華ゲストを向こうに回し、ファンキーでキレのいいオルガン・ソロを聴かせてくれている。
サミー・ヘイガー加入後の現在のヴァン・ヘイレンの最新作を除くすべてのアルバムをひとまとめにした、日本独自企画のボックス・セット。例の2枚組のライヴ盤には日本のみの初回特典だった2曲入りのCDシングルもちゃんとついている。しかし、あとはちょっとした年表を含むブックレットとピン・バッヂとロゴ・ステッカーが封入されているだけで、初心者とマニア向けでしかない。
数あるサンボーンの作品の中でも、ベストと言えるのが79年のこのアルバム。ここまでニューヨークのソフィスティケーションを見事に出し切ったサウンドも珍しい、はっきし言ってフュージョン界屈指の名盤です。ところでこの甘いムード、女殺しだぜ!。
フュージョン・サックス人気随一のサンボーン。サイド・メンとしての活躍は驚異的で、しかもどこにいても直ぐにそれと分る独特の“泣きのサックス”。今度のは全曲ライヴ。エキサイティングなサックス・プレイにマーカスらの強力なリズム隊が盛上げる。
息の長いフュージョン・アーティストのボブ・ジェームスの'86年版。今回は自らはプロデュースせず、アル・ジャロウのヴォーカルも一曲加わっており、試みの中にもホッとさせる落ちつきがある。サンボーン(sax)との二人の心と世界の共振がやさしい。