2006年5月24日発売
地球デビュー20周年を記念し、期間限定で再集結した聖飢魔IIの復活祭より最終日の模様を中心に構成し、[3]には新小教典を。卓越したテクニックに裏打ちされた、ドラマティックな音作りで往年の名曲を次々に披露。爆笑のMCを収録している点もうれしい限りだ。
シカゴ響と成した70年代の代表的なアルバム。やはり覇気と熱気が違う。たとえば第1番など43分を切る快速だが、短い印象はない。落差の大きいテンポ設定のメリハリのつけ方が劇的で心が揺さぶられる。終楽章の高揚感は圧巻。しかも廉価で買い得盤である。
協奏曲の後にリートなんて、いくら同じブラームスの作品だとはいえ、妙な組み合わせのCDだなと思っていたら、指揮とリートのピアノ伴奏をレヴァインがしているんですね。いやそれにしても、ピアノのアックスともども、何とも明るいブラームスだこと。
77年にラヴィニア音楽祭の音楽監督に就任したレヴァインが、そのメイン・オケであるCSOと密接な関係を築いていた時期の録音。過度のロマンティシズムを排したスタイリッシュで直線的な演奏。ボヘミアの民族情緒からは遠いが、洗練された現代的なドヴォルザーク。
制作・出演
アドルフ・ハーセス / ウィリアム・エリオット / クラーク・ブロディ / サミュエル・マガド / シカゴ交響楽団 / ジェイムズ・レヴァイン / ジェイ・フリードマン / チャイコフスキーストラヴィンスキーが予想通りの名演。活きいきとしたリズムと全体の流れが、素晴らしい。全曲版をあらためて録音してほしい。チャイコフスキーも素晴らしい。哀愁とか感傷とは無縁の、爽やかで気持ちのよいチャイコフスキー。シカゴ響がべらぼうに上手い。★
協奏曲以外は日本初発売、世界初CD化。録音当時、ハレルとレヴァインは30代になったばかりだが、二人とも落ち着き払っていて、すでに貫禄すら感じさせる。どんな難所もサラリと弾いてのけるハレルだが、その根底を成すさり気ないリリシズムにも注目。
70年代はジョプリンの再評価の時代で、その渦中で行なわれたこの録音はレヴァインの唯一のピアノ・ソロ・アルバムとなっている。うまいピアノでは決してないけれど、ジョプリンの作品に込められたユーモアや喜怒哀楽がそこはかとなく匂う、味わいのある演奏が嬉しい。
制作・出演
スイス室内合唱団 / スティーヴ・ダヴィスリム / チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団 / チューリヒ・トーンハレ管弦楽団 / デイヴィッド・ジンマン / デトレフ・ロート / ビルギット・レンメルト / ベートーヴェン / ルート・ツィーザクベーレンライター新全集版の使用、古楽器を採り入れた軽やかな響きなどの新しい試みで絶賛されたジンマン&チューリヒ・トーンハレの全集に、後発の序曲集を組み合わせた日本独自企画。重苦しさのない爽快なベートーヴェン演奏は、今なお他とは一線を画す。
「桜坂」「IT'S ONLY LOVE」といったヒット曲をピストン西沢が大胆にアレンジ、クラブ仕様として構築したリミックス・ベスト・アルバム。 ラテン・テイスト全開のビート感を備えた「HELLO」、モータウンっぽい雰囲気を強調した「Peach!!」が素敵。 <収録内容> 01.Heart 02.PaPaPa 03.桜坂~featuring WISE 04.HEAVEN 05.IT'S ONLY LOVE 06.Dear 07.you 08.Good night 09.恋人 10.HELLO 11.Message 12.Peach!! 13.Like A Hurricane
3年ぶりとなる4枚目のアルバム。前作以来、ライヴ活動を中心に据え、じっくりと楽曲制作をしてきたとあって、非常に練りこまれた作品が多い。全体を覆うトーンはスロー・テンポの曲が多く淡い色なのだが、一曲一曲が詩的な意味で深く濃く、独特の風情を醸し出している。
大学在籍中に出演した深夜ラジオ番組で「本願寺ブルース」を歌い、それがきっかけでデビューするも、まもなく放送禁止に。その後自らも東海ラジオのDJとして活躍したつボイノリオの1976年作品が初CD化。エレックレコード復刻シリーズの1枚。
藤岡孝章(通称:ジェフ)、尾崎純也(スティーブ)、藤巻直哉(ポール)の3人によって結成されたまりちゃんズの1975年発表作品が初CD化。破壊力抜群のコミック・ソング、爆笑ソングの数々が楽しめる。