2007年10月24日発売
33歳で白血病のために亡くなったリパッティの、死の2ヵ月前に行なわれたライヴ録音。リパッティを語る上で欠かすことのできない比類ない美しさに満ちたアルバムだ。壮絶な記録が刻まれている。
シュヴァルツコップの代表的な歌曲を収録したアルバム。中でも「四つの最後の歌」は、この曲の最高例として、しばしば挙げられる録音だ。セルの伴奏も素晴らしく、シュヴァルツコップの官能的ともいえる歌唱ともども感動を誘う。
制作・出演
JoannaJenner / Liang-PingHow / アデラ・ペーニャ / オルフェウス室内管弦楽団 / サラ・チャン / リチャード・ルード / ロニー・バーチ / ローラ・フラウチ / ヴィヴァルディこの「四季」も、バッハのいくつかの作品同様、バロックという縛りがなくなった作品になっている。サラもモダン・ヴァイオリンの特性を活かし、メリハリをつけ、対比を鮮明にし、まことにダイナミック。装飾音の取り入れ方も、バロック様式云々とは関係ない。快演。
前作から約3年ぶりとなるZIGGYのオリジナル・アルバム。真骨頂とも呼べるポップでキャッチーなロックンロール・ナンバーをはじめ、レゲエやバラードなど、ヴァラエティに富んだ仕上がりだ。
ピアニストの信田かずおがアレンジした小編成のバンド・サウンドをバックに歌うジャズ・テイストのアルバム。ボサ・ノヴァとなった自身の代表曲「真夏の出来事」は声の存在感とメロディのよさをあらためて感じさせる。しっとりとした表現が光る「I'm In The Mood For Love(恋の気分で)」、快調にスウィングする「You Are The Sunshine Of My Life」などもいい。
ノルウェーのメロディック・メタル・バンド、サーカス・マキシマスの本邦デビュー盤。バンドにとっては通算2作目。メロディは利いているが、プログレの要素も満載。ドリーム・シアターに通じるドラマティック性を放ちながら高尚なメタルを作り上げる。
30年以上のキャリアを誇るウィッシュボーン・アッシュの発掘ライヴ・シリーズ。第3弾となる本作には、主に90年代のライヴ音源を3枚のディスクに収録。安定感のある演奏とともに数々の名曲が披露されている。
デビュー20周年を記念したシングル・コレクション。彼女の原点となる詩吟の師匠の父、源風をタイトルに冠し、デビュー曲から2007年発表の「淡墨桜」までを網羅。真摯な気持ちが伝わるピュアな歌唱が魅力的だ。詩吟やアマチュア時代の音源も収録している。