2008年10月発売
27枚目となる、矢野顕子渾身のオリジナルアルバム「akiko」は、プロデューサーにグラミー賞受賞のT・ボーン・バーネット、ギターに鬼才マーク・リーボウを迎えての製作。 ⇒『akiko』トレイラー
曲に合わせて5人のピアニストを起用した2008年8月録音の3作目。「五木の子守唄?サマータイム」は小曽根真のクリアな音色によって深みのある声が際立つ。詩情あふれる秋田慎治の演奏とロマンティックな表情のヴォーカルが合う「ムーン・リヴァー」もいい。中島弘恵の軽やかなタッチが生きる「アイ・ソウト・アバウト・ユー」ではいかにも気持ちよさそうに歌っている。
CDの企画や監修を手がけるDJ SASAのアルバムは、親子で聴ける童謡&テレビ番組のテーマのカヴァー集。「おどるポンポコリン」「にんげんっていいな」などおなじみの楽曲が、キャッチーなレゲエ・アレンジで楽しめる。
ファウンテインズ・オブ・ウェインのサポート・メンバーとしても活躍するミードのソロ5作目。彼の特色でもあるジェントル&エレガントなヴォーカル・メロディは本作でも不変で、シンプルな生楽器のアレンジとドリーミィで温かいハーモニーの美しさに心癒される。
元ティーンエイジ・ファンクラブのドラマー、ポール・クイン率いるバンドの2作目。どこか懐かしくセンチメンタルな響きを持つメロディと、爽やかなギター・サウンド、憂いのあるヴォーカルが有機的に絡み合った極上のポップ・ワールドが聴ける。
前作より約1年ぶり、通算11枚目のアルバム。バンド・サウンドあり、打ち込みありのどこか80年代風味あふれるポップな楽曲が目白押し。小山田圭吾はじめ豪華ゲスト陣にも注目だ。
91年に立ち上げられ世界的に高い評価を博しているブートレッグ・シリーズの第8弾。『タイム・アウト・オブ・マインド』や『モダン・タイムズ』などのレコーディング・セッションで生まれた別テイクや未発表音源を多数収録。レア写真が満載の豪華ブックレットも必見だ。
82年10月12、13日、ニューヨークのシェイ・スタジアムで、ザ・フーのオープニング・アクトを務めた時のライヴ音源。ミック・ジョーンズの解雇とともにお蔵入りし、“伝説の音源”とも言われた貴重な作品だ。
「四季」は昔ながらの現代楽器の演奏と、最近の古楽器と鮮烈さとのちょうど中間という感じだろうか。ベルの独奏も品格にあふれ、すっきりとしなやかなその音色はたいへんに心地よい。録音も響きが豊か。タルティーニも端正な表情が印象的だ。